ミックスカルチャーを感じる通り
沖縄の「コザ」
沖縄本島に今は存在しない街の名前にも関わらず「コザ」と呼ばれている音楽の街があります。米軍基地と密接している地域なので欧米文化の影響を強く受け、コロナ禍前は週末となれば当たり前の様にどこかしら楽器やステレオから陽気な音色が流れていました。人種のるつぼらしい欧米の影響はそれだけで留まることなく街には多国籍な店も多く立ち並び、どこか異国に空間移動したかの様な独特な雰囲気が広がっています。
複雑な歴史背景で培った順応力

ブーゲンビリアのお花でアーチになる様に作られているベンチ
そんな多様で多彩なコミュニティーが織りなす豊かさを備えた街で長く暮らしている人々も逞しくこれまた独特。そんな人々が代表的に使う会話の単語で、
冷や水は「アイスワーラー(Iced water)」
ツナは(トゥナァ(Tuna)」
シチューは「ストゥー(Stew)」
これはアメリカンジョークを言っているわけでもなく、”大真面目””にそして完全にネイティブ寄りの英語を日常的に使っていてそれを疑問に思うのは不毛です。
バブル崩壊後、長く廃れた沖縄・コザの街に復活の兆し

若い世代がビジネスを開拓する街へ変化
コザの街の通りに馴染んでホットスポットになっているソーセージやハムの専門店「Tesio」。持ち帰り専門店で店先にはベンチが備えられホットドックなど注文し、その場で食べる事ができます。
沖縄・コザ独特な個性って面白い

県産豚で丁寧に作られたソーセージでホットドック
ベンチに座って食べていると暇になることはないと思う。何故なら行き交う人々の人間観察さながら、人見知りがこの世には存在しないかの様に誰かしら(特にお年寄り)から話しかけらるから。そこから会話が広がって長話しも有り、完全に外国のノリだ。でもそれがこの街の良いところ。県内の数ある観光地が新しい風を吹く街ならば、コザは古き良き沖縄の名残りがある街です。沖縄へ訪れた際、いつもの場所に少し飽きたなと思ったらちょっとだけディープなコザへ散策する選択肢はいかがでしょうか?
TB - icoco
会社員 / 沖縄県 / LEE100人隊トップブロガー
46歳/夫・娘(18歳・9歳)・息子(11歳)/手づくり部・料理部・美容部/雑誌・Web「LEE」、そして100人隊が大好きです。小窓の住人として、書くこと・伝えることに夢中になっていたら、あっという間に5年目。これからも、LEEが大切にしているものを大切にして、ゆるりと日常を楽しみながら書き綴っていきたいと思います。衣食住はシンプルなカラーの中に時々はっきりとした色を取り入れるのが好き。北欧やビンテージの雑貨・家具・沖縄のものもお気に入り。服はきれいめカジュアルが多め。肩幅広め・中肉中背で、骨格ナチュラル。イエベ秋の濃いくすみ色が合うらしく、ブルべ冬にも少し寄っている(らしい)身長162cm。
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