少し前に話題になっていた無印のコオロギせんべい。最近はじめて食べたので味についての感想と、昆虫食についての情報をいくつか見聞きした後の感想もあわせてご紹介します。
コオロギせんべい
まずはコオロギせんべい!食用コオロギの粉末が入っているおせんべいです。
パッケージにもあるように、味はエビやカニのような甲殻類の味がしました。普通に美味しいし、えびせんと言われて出されたらわからないぐらい。
薄くてパリパリしているタイプのおせんべいです。まさにえびせん。よーく見ると茶色いパウダーが見えますが(よーく見ないほうがいいかも…)
カロリーは一般的なおせんべいとあまり変わらないかな?アレルギー成分が含まれているのでご注意。
コオロギチョコ
そしてコオロギチョコ。こちらは新商品なのかな?初めて見たのでお試しにと購入してみました。せんべいと同じくコオロギパウダーが入っています。
中にパフが入っているタイプのチョコバーです。サクサクというより結構硬めの食感でした。少しだけ食べたくて手で折ろうとしたけど硬すぎて折れなかった…
こちらもカロリーは一般的はチョコバーぐらいでタンパク質多め。
お味は…正直美味しくなかったです。チョコは甘さ控えめでほんのりオレンジのフレーバーが漂う、まではよかったのですが、中のパフに入っているコオロギパウダーのエビ味が最後に残って「チョコにエビは合わんよな…」という感想です。風味が強い食材って他のものと合わせるの難しそう。
昆虫食の未来
地球の人口増加や気候変動の影響で近い将来、世界中で食糧危機が起こるといわれています。従来の肉食を続けるより昆虫食のほうが環境への負担も少なく効率的に栄養がとれるということがわかり、さまざまな研究が進んでいます。
コオロギせんべいのパッケージにはQRコードが印字されていて、昆虫食について書かれたページにアクセスすることができます。
先日サイエンス系のTV番組でも昆虫食が特集されていて虫だけに「ムシできない」という題名でした。すでに発展途上国など栄養失調の子どもが多い地域で昆虫食が推奨されているようです。たらいひとつで飼育できて雑食なので餌も選ばず成長も早い。子どもの栄養改善だけでなく、その地域の新しい産業になりつつあるという話でした。
日本で昆虫食というと一部の人が楽しんでいるようなイメージかもしれませんが、一過性のブームではなくて地球にやさしい未来食として浸透していくかもしれませんね。
個人的には昆虫食は足りない栄養素を補う必要がある時にサプリメント的に取るのはいいけれど、お肉の代わりに昆虫を丸ごと大量に食べるのはしたくないなぁと思います。(見た目的にも抵抗あるしね…)マクロビオティック(玄米菜食)を実践していた時期があり、お肉なし(またはほとんど食べない)ですごした経験があることも大きいかも。
日本も他人事ではない食糧危機。子ども達が大人になる頃は毎日のごはんにどんな変化が起こっているのかな。
050 - ジュリ
会社員(建築士) / 京都府 / LEE100人隊
41歳/夫・息子(5歳)/手づくり部・料理部・美容部/大阪出身、京都在住。毎日時間に追われてバタバタですが、ソーイングや編みものが好きでスキマ時間にちょこちょこ作るのが日々の楽しみ。お菓子やパン、保存食作りも好き。最近は小鉄の子どもの影響で鉄道に詳しくなってきて、旅の目的が電車に乗ることになってきました。
この記事へのコメント( 2 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
050 ジュリ