すでに2月に突入していまいましたが・・

1月のお題は「年末年始に出会った美味しいもの」でした。

何にしようか悩んでいましたが、地元の大好きなお菓子屋さんのカステラの話を。

100年前から愛されている老舗「はり糸のカステラ」

「年末年始に出会った」というと少し大袈裟かもしれませんが、数年前からわが家の御年賀として使っているのが、新潟・古町にある老舗菓子店「はり糸」の「カステラ」です。

元々、私ももちろん、父も大好きだったおやつ。
私、こちらのお店近くに行ったときは必ずといっていいほど、カステラを買って帰ります。笑「切り出し」商品を買って帰ることが多いかな。

切り出しと言っても侮れません、、厚みがあって食べ応え十分なので、子どもたちとのおやつにちょうどいいのです。

こちらのカステラ、本場･長崎仕込みという逸品で、100年以上前から提供されているそうなのですが、創業当時のご主人が長崎のカステラ職人から作り方を教わって、オリジナルのレシピを完成させたのだとか・・・

で、このまま話は江戸時代まで遡りますが・・

当時、新潟は港町として海運で栄えた街なのでその流れで長崎のカステラ文化が入ってきた経緯もあるようで。
そんな江戸時代の食文化に想いを馳せながらいただくこともあります。笑

話はまたカステラに戻りまして・・
こちらは卵の濃厚な風味、ハチミツや砂糖のコクのある甘さを感じる、ごくごくシンプルな味わい。
この潔さが良く、厚めにカットされたひと切れを1分くらい（←え？）であっという間に食べ切ってしまうおいしさ。
きめ細かな断面、美しい・・

これを食べると思い出すのは、娘を産んで子育てが始まった年。

いろんなことが上手くいかないと、落ち込むことが多かったのですが、旦那がこのカステラを買ってきてくれて。

娘が寝た後のお楽しみでした。

すぐ起きちゃうからゆっくり食べられないと（言い訳をして）、一度に2切れは食べていたかな。笑

このカステラを頬張るだけで元気が出たような気がします。

ふわっと感、しっとり感が楽しめる◎

ふわっと感はもちろんですが、私がカステラに求めるのはしっとり感。

こちらのカステラ、フォークをいれた瞬間、本当に「シュワッ」という音が聞こえるんです。
音声付きでお届けしたいほど、しっとり感のあるカステラで断然コーヒーが合う！一緒にいただく時間は至福のとき♡

包装紙のデザインもレトロで雰囲気があるので、手土産としておすすめです◎

残念ながらこちらのお店はオンラインショップを設けていないそうなので、
いつの日か、100人隊の皆さんに会いに行くときは（いつか皆さんに会い行こうと今から勝手に決めてる！）

直接お土産として渡したい候補のお菓子です。笑

ちなみにトップ画は、年明け早々ある日のこと。
御年賀用とは別に、わが家用に買った切り出し用のカステラです。

子どもと一緒においしくいただきました◎

オシャレなケーキ屋さんも好きだけど、昔ながらの製法でその味を守る老舗のお菓子も好き。

また近くまで出掛けた際は、立ち寄ろうと思います。