今日のお買い物

”ボーダーは無地”の師匠曰く「大人は赤を着よう!」

  • エミッコ

2021.12.22

  • 2

この記事をクリップする

 

こんにちは、またまたエミッコです。

もう今年も残りわずかなので2021年を振り返ってみたのですが、生活においてもファッションにおいても、すさまじく変化&挑戦!の1年でした。そしてそのお陰で、41年間生きてきて初めて「私今年・・・充実してた・・・かもしれへん!!」と思いながら年末を迎えています。ありがたや〜

そんな「2021年の挑戦」のひとつがコレ、

赤を着たこと。

でした。

 

赤い服に対する謎の苦手意識。

そう。わたくし、ここ10年以上赤い服を着た記憶がありません。

もしかすると本人も気付かぬ間に何かトラウマでもあったのか、目玉から脳みそにかけての神経回路が勝手に赤い服を遮断していたらしい私。(柄の中に赤が入っている、程度なら大丈夫なのですが)もうそれはそれはナチュラルに赤い服を避けて生きてきました。

もともと色モノに対する苦手意識が強く、ベーシックカラーにこだわり過ぎていたことも原因ではありますが、ここ一年で「色」の持つパワーや楽しさに気付き始めても・・・それでもやっぱり赤だけは、謎にいつも蚊帳の外だったんです。

 

敬愛するVIORETのズンコ先生より「大人は赤、着た方が良いですよ。」

2021年最も沼ったお店=“SATCキャリーのクローゼット”ことVIORETさん
そのVIORETのオーナー・ズンコさんといえば、「薄い色は全部白だと思ってコーディネートしたら良いんで!」「チェックとボーダーは無地なので!」などなど数々の衝撃格言で、私の凝り固まったファッション観を根底からひっくり返してくれた人。

そんなズンコさんの推し色=赤。
確かにVIORETさんにはいつも素敵な赤アイテムがあるもんだから、これまで無意識に赤を避けていた私もさすがに気になり始め、あれは初夏の頃だったか・・・

「私、赤い服1着も持ってないんですけど、これ、可愛いかも・・・」

と呟いたところ、ズンコ先生が真顔で

 

「えぇ?!───大人は赤、着た方が良いですよ。というか、大人こそ赤着るべきです!」

 

───そうか。
───先生がそう言うなら、赤、着なあかんな。←尊敬する人に対しては犬より従順。

 

というわけで、一瞬にして10年分の「赤ストッパー」を外された私。(バカ

その日から赤い服の情報が脳に送られるようになり、「大人が着る赤」の魅力に気付いたのでした。

 

↑ストッパー解除後=10年以上ぶりに選んだ赤い服は、朱赤のロングワンピースでした。←いきなりド派手なの行ったなぁ~

 

「大人が着る赤」の魅力。

そんなこんなで赤い服市場に舞い戻ってきた私。
そこで気付いたのは、ズンコ先生がおっしゃっていた「大人は赤を着た方が良い」の真意でした。

 

まずは、色の持つパワー。

若い頃は何色を着ててもそこそこ元気だったけど、大人になってパワフルな色を身に付けるとその色の力をダイレクトに感じられる気が。

といっても別にスピリチュアルなアレではなく、色彩心理学とか、「赤は交感神経を刺激する」───みたいな”色の脳への働きかけ”が科学的にわかってきている近年。色によって様々な作用がある中で、赤はやっぱりとってもパワフルな色らしく、着るとわかりやすく気分が上がります。(逆に偏頭痛で動けない・・・みたいな日には赤は強過ぎて、絶っっ対選ばないのもまた面白い。)

 

そして第二に、マスクで大人の顔面に血色が不足している問題。

もともと血色が悪くなってくるお年頃なところに加えて、頬や唇など赤みを持つ部分が全部覆われてしまうwithコロナ時代。赤い服は顔にダイレクトに作用し、血色を良く見せてくれる気がします。(そうそう!同じ理屈で赤アイシャドウも、LEEのインスタライブでの長井かおりさんのレクチャー以降初めてトライ。今ではMY定番色になりました。)

 

第三に、大人になったからこそ赤がしっくり来る、ということ。

よくよく思い返すとアラサーくらいの頃って、悪目立ちしたくないとか、大人っぽい色でキメたいとか、なんだかそんな年代特有の感情(曖昧~。)によって、派手色を遠ざけていた気がします。
そして派手色の中でも、特に赤は印象が強い色なだけに・・・まだ自分には扱いきれないというか、色に自分が敵わないという気持ちも。

それがいつの間にか良い具合にオバサンになり、良い意味で体型も心もしなびてきて、良い意味で他人の目を気にしなくなり、面の皮も厚くなってきて───赤に負けない心身を手に入れたのかもしれません。
赤に負けないくらい大人になったから、赤が自然に身に付けられてしっくり来る。色に年齢が追い付いた、的なことなのかもしれません。

 



そんなわけで、この冬は赤ニットに挑戦。

夏は涼しいワンピースで赤を楽しみましたが、秋冬は温かなニットで赤を着てみたいなあ、と。

とは言え今の私は「10年後も色褪せない理想のワードローブ作り」を目指しているので、プチプラで気軽に挑戦してみる、というやり方は避けていて。
考えに考えて「これなら!」と思えるものに出会って初めて挑戦するスタイルなので、実は秋冬立ち上がり頃から探していたけどなかなかこれという赤に出会えず、もう来年に持ち越しかな~。なんて思っていたところ───

彗星のごとく現れたのが、この赤いノルディックセーター。

(そもそも赤かどうか以前にノルディックってやつが可愛すぎるので、「ノルディックの魅力」はまた別でご紹介するとして。今日は色のことだけちょろちょろ書きます!)

昔なら、赤×黒なんて魔女みたいな色使い「絶っ対、無理~~~~!」と尻尾を巻いて逃げたと思いますが、41歳。十二分に面の皮が厚くなった私ならいけるはずや!!と信じて試着。すると・・・

ローゲージめのざっくりニットなのでカジュアルな印象ながら、赤独特の華やかさもある。
そしてばっちり温かみもあり、肌の血色もアップ。

うっわーーーーーーーー!
赤ニット!可愛い!好き!うわー!元気出てきたあ~~~!←単純な性格で良かったよ。

となり、即決。
寒くなって出番が来るのを、今か今かと待ち侘びておりました。

 

赤×黒の魔女配色でも、太い毛糸&ノルディックならではのほっこり柄(雪の結晶?)なのでキツくならない。
冬に赤を取り入れるなら、ローゲージのざっくりニットは正解だった!と思う。自画自賛!

 

赤ニット、着てみました。

私の冬ボトムスは黒・白・カーキ・ベージュ・ネイビー・デニム・・・とベーシックカラーが大半を占めるので───

意外と、何も考えずただ着るだけで「映える」ということが判明。

色自体にインパクトがあるのであれやこれやとジュエリーを盛る必要もなく、メイクを頑張る必要もなく、「こんなもん、”難しい色”どころか”時短オシャレ色”やないかい!」と目から鱗めりめりの私。何コレ、ホントに凄いんですが~~~!

というわけで、サクっとデニムでワンツーコーデにすると、

 

え~~~!なんか私のくせにこなれてるー!(また自画自賛。)
なになに、赤ニット × デニムって最強ですやん。めっちゃ可愛い。(止まらない自画自賛。)

チノとかカーゴとかそっち系を合わせても良い感じで、カジュアルパンツはほんとうに何でもイケる!
が、これを真逆の方向に持って行って

 

黒いベロアのロングスカート!なんて合わせちゃうのも好き~!
ニットがざっくりしていてカジュアルなので、ドレッシーなスカートと合わせると良いバランスになって魔女魔女せず。でもほどよく華やかな感じもあって、パンツ合わせとは全然違う気持ちで着られました。

ベロアに限らず、レザー・チュール・プリーツとかそんな華ありロングスカート全般にかわいい。
色が黒だとドレッシー系ですが、白スカートだと冬ならではのかっわゆ~~い感じ、グレーやネイビーだと読書が似合うお利口さんな感じ、ベージュだと優しい感じ・・・と、もう、とにかく赤ニットってばスゴイ!ギャー!絶叫!

 

 

───あ、3,000文字なってた。←急に我に返る。

3,000文字の人ことエミッコ、今日は赤の優秀さに絶叫したところでお別れしたいと思います。
私と同じように「なんだか赤には苦手意識あるなぁ。」という方のご参考になれば・・・大変幸いであります。

 

では!

 

あ、そうそう!長井さんの赤シャドウレクチャーなどのIGライブはこちら▼

【福田麻琴さん×長井かおりさん】LEE初♡インスタライブの様子をレポートします!

 

エミッコ

41歳/夫・娘(4歳)/料理部・美容部/人生の7割はファッションのことを考えている気がするファッションラバーです。100人隊を通して「よいものを長く愛する」ということに目覚め、また気候危機の問題を知ったこともあって、現在は“古きよきもの“である古着を今っぽくオシャレに着こなすべく日々研究中。更に今年は「今持っている服を見直し、最大限に楽しく着回す」にチャレンジ予定です。身長158cm。Instagram:@potarina

この記事へのコメント( 2 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

Category

  • 今日のお買い物
  • 今日なに着てる?
  • 美容部
  • 手づくり部
  • 料理部
  • おでかけ部
  • 暮らし発見
  • 今月のお題
  • まとめNEWS

LEE100人隊の広告に関するお問い合わせはこちら

お問い合わせ

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる