今日のお買い物

SEX AND THE CITYのキャリーのクローゼットみたいなお店に出逢いました。

  • エミッコ

2021.07.01

  • 12

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ワタクシ今、惚けに惚けております。
なぜって―――

表題の通りであります。

先日ふらふらとお散歩をしていたところ、

こ・・・ここは、SATC(SEX AND THE CITY)の主人公=キャリーのクローゼットの中です!?
え、こ、これ、現実・・・!?

という、もう、もう、もう!可愛過ぎて意識混濁―――なお店に出会ってしまったんです。

 

可愛さのあまり、(そしてそのお店は古着屋さんなので全て1点モノということもあり)「ライバルが増えたらイヤやから誰にも教えたくない。」とか思ったぐらい。←心の狭さよ。
でも、でも・・・!この可愛さを独り占めするのは、ファッション界の独禁法に触れるイリーガルな行為だと思うので―――ええい、チクショーっ!ご紹介させてください!

 

移転OPENホヤホヤのお店、VIORETさん。

そう。先日ふらふらと京都の古着屋さんストリートを歩いていたら、見覚えのないお店が。
「あら~、知らんお店出来てるわ。」と思いながら普通に通り過g―――のはずが、通り過ぎざまに視界をかすめた色とりどりのお洋服たちに、エミッコの”服バカセンサー”が

ピコーーーン!

と大反応。急いで慌ててバックバック。ウインドウから中を覗き込むと―――

 

え、もう、絶対可愛いやん。
細かいとこまで見えてへんけど、でも、絶対可愛いやん。絶対私好きやん。あかんやん、ヤバイやん。えええ!

と、瞬時に沸騰する脳の味噌。

そんな煮える脳に突き動かされるまま、入り口のドアをくぐって・・・

 

こんにちは~・・・

はい!もうアカン。
可愛い。100可愛い。これはアカン!絶対に入ったらアカンかったやつでしたーーーー!!っと。

脳の味噌、もうパニック。目を白黒させながらラックに掛かったお洋服を1枚、また1枚・・・と捲るごとにその興奮は増し続け、入店5分後には

「もう無理・・・私、ここに住みたいです。」

と、初対面のオーナーさん ↑ に入居を申し込んでいました。
そのぐらい可愛いんです。可愛過ぎるんです。可愛い!が過ぎるんです。

あれ、ちょっと、未だ冷めぬ興奮ゆえ「可愛い」しか言えておりませんでした。語彙力問題。ブロガー失格。
ここからは少々冷静に、その魅力をお伝えします。

 

オーナー=ズンコさんのセンスが爆裂良い。この人がキャリー・ブラッドショーか。

古着にも色々なジャンルがありますが、VIORETさんは「年代」やそれによる「希少性」を追うタイプの古着屋さんではなく。
古着だけでなくギャルソン・マルジェラ・マルニなどのモードなブランドもお好きという破壊的にオシャレなオーナーさん=ズンコさんが、フランス・イギリス・アメリカから「他にないもの、自分が欲しいものだけを買い付けてます。」と仰るだけあって、”何年も、何十年も前のお洋服であること”を全く感じさせない、モードでモダンな、そして他の古着屋さんではなかなか見ないようなお洋服たちが並ぶお店。

 

しかし、「モダン」と言っても決して現代の流行を意識されているわけではなくて、うーん、何というべきか―――

”トレンド”という概念とは別軸で、いつの時代に誰が見ても輝いていてモードでファッショナブルな・・・そんな、タイムレスな魅力に溢れているんです。
そしてその感じはまさに、セックス・アンド・ザ・シティのキャリーのクローゼット!

 

そう。SATCファンでファッション好き♡な人々が口を揃えて言うのが、

「20年以上前のドラマなのに、今見てもファッションが全く古臭くない!というか今尚めちゃくちゃオシャレ!」

という台詞。
これがまぁ~そっくりそのまま、VIORETさんそのもの。
時代も年齢もトレンドも飛び越えて、いつもファッションにときめいていて、とっても自由にファッションを楽しみ続ける女性のクローゼット!―――そんな感じのお店なのです。

 

↑ リアルにキャリーが着てそう!

「ワクワクするようなお洋服、というところも意識して買い付けています。」と仰るズンコさんですが、まさに!
ここに来れば無条件に心が踊っちゃう。落ち込んでたはずがうっかり元気出ちゃう。そんなファッションのパワーをビシバシ感じられるお洋服達の集合体。

 

当然ながら、ズンコさんのコーディネート術も天才。

そんなワクワクやトキメキの宝庫を作り出すズンコさんなので、当然ながら!コーディネート術もヤバイんです。いや、本当にヤバイんです。
どのくらいヤバイかというと・・・私はVIORETさんに出会ったその日の夜、お店のSNSを拝見してその圧倒的センスを誇るコーディネート写真に大悶絶→興奮のあまり眠れず、ほぼ徹夜になってしまったぐらい。ヤバイ。

 

↑オーナーのズンコさん。
お綺麗で、めちゃくちゃ面白くて、目眩がするほどオシャレ。しかも同世代!アラフォー♡

本当にね、「え、え、え。どうしたらそんな色とこんな色を合わせようなんて思いつくの!?」「え、えええ!思いっきり柄ON柄!!なのに何でこんなにまとまるの!?」という驚きの色・柄合わせを、いとも簡単に、味噌汁を啜るようにナチュラルにされるんですよ。
しかも何故か、それが全然ヘンじゃない。
一歩間違えば「相当奇抜な人」もしくは「イタイ人」になりそうなのに、実際アドバイスをいただくままに着てみると、

うわっ。  なんか急にオシャレな人なってもーた。

という結果に。
なんでーーーーーーー!?

 

はい!というわけで!
そんな虹色の脳細胞を持つ魔法使い=ズンコさんに教えていただたいた「目からウロコ」なコーディネートTIPSを、少々シェア♡

 



ズンコさんの格言その1. 薄い色は全部「白」です。

キレイな薄紫のトップス ↓ に悩殺された私。

美しいラベンダー色と、袖コンシャス好きにはたまらないボリュームスリーブ。よだれ出ちゃう!

 

だがしかし、探していたのは ↓ このアフリカン派手柄スカートにハマるトップス。

これに合わせるとなるとまぁ、ベーシックカラーですよね。薄紫とか言うてる場合ちゃいますいよね。なんて思いつつ、「この薄紫トップスにめちゃくちゃ惹かれてはいるんですけど、ちゃうちゃう、私、このスカートに合うトップス探してたんでした。」と↑のアフリカンスカートの写真をお見せすると―――

 

ズンコさん「あっ。このスカートなら、薄紫のトップスいけますね!^^」

エミッコ「     ・・・へ!?」

 

白地に赤・黄・紺の大柄スカートに、薄紫トップスが・・・イケる!?

―――エミッコ、全然ついて行けておりません。
眉間にシワ寄せまくりで、「え、え、え。ホンマですか?ホンマにいけますか!?」と聞き返すこと7回ぐらい。そこで出ました、ずんこさんの格言。

 

「大丈夫です!薄い紫は、『白』と考えてもらって良いんで!」

 

―――これ!これです。
こういう感覚こそが、オシャレな人のオシャレたる所以だ!と妙に腑に落ちました。

私なら、薄紫=「ううう薄いとはいえ紫・・・なかなかの個性派カラー・・・こここれはベーシック色でまとめるか、良いとこパステルカラー同士の組み合わせ・・・」と無駄にブツブツ考えてしまうところを、ずんこさんは、薄紫=「白と同じ!」で完結。
だからこそ、普通は一生かかっても思いつかないような色合わせが実現するわけだ。(ちなみに紫に限らず、薄い色は全部「これは白だ。」と思って色合わせをしてOKとのこと。)

と納得したところで、はい。お買い上げ。チーン!

 

とはいえ、ホンマに、ホンマに大丈夫かいな!?

と思いながら、帰宅後ソッコーで両者を合わせてみると・・・

 

いやいやいや、もう雑誌。雑誌やん。モード誌の世界やん。
オシャレーーーー!!

でも待って待って!
中に入るのが40歳小太りの主婦ですけど・・・大丈夫かな、ドキドキ・・・(着替え中)

 

あれ。鏡の向こうに、見たことないシャレた人がいはるわ・・・
(びっくり&テンション上がってもーて、堪えきれてないニヤけ顔で失礼します。)

こりゃ「大丈夫」どころじゃない、めちゃめちゃ可愛いじゃないですか。あぁこれが天才か。
(ちなみに長い間ピンと来るサスペンダーを探していたのですが、まさか!VIORETさんで一気に2本も出逢ってしまったので合わせて着用してます ↑ 。そんなサスペンダーの話はまた後日・・・♡)

 

ズンコさんの格言その2. チェックとボーダーは「無地」です。

聞いた瞬間に爆笑してしまった格言がコチラ。 ↑

薄紫トップスに続いて、なんだかモード感漂う珍しいシルエットをした、大きめギンガムのワイドパンツにKOされた私。

ズンコさんに「これ、トップスはどんなものを合わせるのがオススメですか?」と伺ったところ、返ってきたお言葉が

「うーん。プリントモノも良いですし、柄もいけますよ。ボーダーとチェックは無地ですから!」

 

・・・む、無地!?いやいやいやいや、すごい大きめの柄ですけども!!!

と爆笑してしまったんですが、あれ?確かにピンクの柄タンクを合わせても・・・可愛い。

マジだ。マジだった。
(調子に乗ってスケスケのビブとか重ねちゃった。なくても全然めっちゃ可愛いんですけどね。)

 

よく考えたら絶対的なルールなんてないのに、勝手に、本当に勝手に「チェックやボーダーは柄モノだから、合わせるのは無地。」と決めつけて生きていた頭凝り気味の私。
そんな固定概念を取っ払えばもっともーーーっとコーディネートの幅って広がるのだ、まだまだファッションって楽しくなるのだ、と気付かせてもらった瞬間でした。

というわけではい、お買い上げ。チーン!

 

そう。ズンコさんにアドバイスをいただくと、こんな風に「!はっ!」な瞬間が沢山あって、「40年生きてても知らなかった、自分に合う新しい着こなし」みたいなのを知ることが出来て、本当に嬉しいし楽しいしワクワク止まらず。
オバサンだってオシャレして良いんだ!まだまだ挑戦して良いんだ!という、オシャレをする喜びを教えてくれる人。そんな感じ。

 

ちゃっかりツーショットを最後に♡

私の服は、トップス=「白」こと薄紫のバルーンスリーブ、ボトム=「無地」ことチェックのパンツ。そしてこのサスペンダーもVIORETさん♡

ってなわけで、では!

 

ドロン!(逃

エミッコ

41歳/夫・娘(4歳)/料理部・美容部/人生の7割はファッションのことを考えている気がするファッションラバーです。100人隊を通して「よいものを長く愛する」ということに目覚め、また気候危機の問題を知ったこともあって、現在は“古きよきもの“である古着を今っぽくオシャレに着こなすべく日々研究中。更に今年は「今持っている服を見直し、最大限に楽しく着回す」にチャレンジ予定です。身長158cm。Instagram:@potarina

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