こんにちは!
今日も大食い&早食い、食費がバカにならないエミッコです。
本日は、そんな大食い貧乏には持ってこいのヴィーガンメニュー情報です。(しかし厳密言うとヴィーガンカフェではないので、シリーズ第二回にしてもう番外編的な。)
今回お邪魔したのは、なんと立命館大学の学生食堂。
どどーーーーん。
こちら、立命館大学の衣笠キャンパス。
本日のランチはコチラ。41歳おばちゃん、学食でランチです。(下手したら学生さんのお母様と同い年だったりするわよね。)
なぜかというと、タイトル通り。
なんと「学食でヴィーガンメニューを提供する」という試みを、現役学生さんたちが自ら実現された!と聞きつけたからです。
「食の多様性」「環境問題と食のつながり」を広めたい!と学生さん達が企画。
ここ最近、外食でもなるべくお肉・卵・乳製品を避けている私。しかしそうすると入れないお店がまあ多いこと多いこと!涙
でも外食は大好きだし楽しみたいので、ヴィーガン情報に詳しい方を見つけてはオススメのお店情報を聞きまくっている私。そんな中でこの立命の「学食ヴィーガン」情報をゲットしたのでありました。
しかもそこで嬉しい出会いがあり、この企画を主導された学生さんと実際にお話ししながら!ランチをいただいちゃったのでした。
↑見切れているのはこの企画の主導者のひとり、リズムくん。(なんと本名。)
「LiNK」という学生団体でこの活動をされているのだそう。
年齢は親子ほど違うリズムくんと私ですが、環境問題や多様な選択など、見る方向は同じ。気候危機や食の多様性、”ヴィーガン”の線引きからファッションと環境問題・人権問題まで話題は尽きず、ランチしながらすーーっかり仲良くなっていました。(と思っているのは私だけかもしれない恐怖。)
ちなみに彼らがこの企画を立ち上げたのは、
”ヴィーガン”という食の選択をしているかどうかに関わらず、日常の一食をプラントベースにするだけで持続可能な(サステイナブルな)社会作りが出来る。だから、誰もが、自分の好きなタイミングで気軽にヴィーガンフードを取り入れられれば♡
というSDGsに対するポジティブな気持ちや、
シンプルに、お肉が入ってなくても美味しいものが沢山ある。食べるとイメージ変わるから知ってほしい!
という想いから来ているのだそう。
そしてこの想いを伝えるのには、まさに学生食堂ってピッタリの場所だな、とおばさん感心。
だって、
学食=ヴィーガンフードが衝撃価格!
ヴィーガンへの最初のハードル「価格」を取り去る天才企画。
そう、そうなんです。
学食=基本は学生さんのために運営されているものなので、とにかく安い!(↑の写真の価格、見えますでしょうか。)
外食でヴィーガンのお店に行くとなると、現状ではやはり価格が高いのです。
勿論それにはワケがあって、農薬に頼らず人の手を沢山かけて作られているからだったり、まだ需要が少ないから割高にならざるを得ないからだったり・・・(しょぼん
でもそれって、みんなが「え、ヴィーガンフードって普通に美味しいじゃん!もっと食べたい!」と需要が増えれば、生産する人や会社も増え、研究も進み、もっと買いやすくなってゆくはず───♡
なのですが、まず「ヴィーガンレストラン、高いからやめとこ。」となってしまうと、美味しいかどうかすら知ってもらえない。
そこで!の、学食。
300円でヴィーガンメニューが試せるってありがたいなぁ~。
また喋りすぎましたが、実食!
私が選んだのは、
ソイミートの醤油から揚げ、ブロッコリーとくるみのサラダ、豆乳チャイプリン。
ソイミートから揚げは我が家でも人気メニューで、娘に毎度「お弁当に入れて!!」と懇願されるほど。それだけ入りやすいヴィーガンメニューだけに、リズムくんたちも「から揚げは絶対やりたい!」とかなりの気合いだったとか。事実、300円でこの味、良いの!?というくらいで、あたしゃ秒で完食。
ブロッコリーもプリンも、とてもシンプルなんだけど、味付けの組み合わせがすごく上手!(特にブロッコリーのが好きで、家でもなんとか再現したい。)
しかもプラントベースの食事は栄養面やカロリー面でも安心なので、大食いには本当に有り難いのですよ~。
そして、(まだ食うんかい)
なんとテイクアウト可能なヴィーガンスイーツまで!
ブラウニーとバナナマフィン・チョコマフィンを、家族へのお土産含めゲットしました♡
こちらは学食で作られているのではなく、Bellさんというヴィーガン&グルテンフリーの焼き菓子屋さんの商品を学内で販売する形式。「ノンヴィーガンの人でも入りやすいヴィーガンフード」としてスイーツに着目されたそうですが、いや~~~これは女子(含オバチャン)にはドンピシャですよね。
大食いかつ甘党の私、その場で全部食べてしまいそうなくらい美味しかったのですが我慢して持ち帰り───
娘とマフィンをわけっこしようと思ったら、9割5分食い尽くされました・・・。お、美味しかったね・・・泣
ヴィーガンじゃない人が気軽にヴィーガン。まさにその第一歩。
冒頭でも少し書きましたが、この「(ヴィーガンじゃなくても)誰でも好きなタイミングで気軽にヴィーガンメニューを食べられる」という環境って本当に素敵だなあと思って。
ちなみに私は魚介類を食べるので全然ヴィーガンではないのですが、こうして目の前に「気軽にヴィーガンメニューに手を伸ばせる環境」があれば、自然と選ぶことが出来る。
それは勿論、自分達が暮らす地球を守ることにも繋がるのだけれど、そんなに仰々しく考えなくても
あーーーーーーー揚げ物食べたい・・・でも最近コレステロールがなぁ。とか、
甘いもの食べたいけど、罪悪感ヤバイ。とか、
お肉料理が続いてちょっと胃腸お疲れ気味だな・・・とか、
最近便秘や肌荒れ気になるな、食物繊維摂らなあかんな。とか、
そんな、自分自身だけのため、美容や健康のため、という選択でも良いと思うんです。
そんな風に、ヴィーガンメニューが「ヴィーガンという特殊な主義を貫いている人が食べる、特殊な料理。」ではなく、普通に「動物性のものを使っていない、健康で美味しい料理」として広まってゆく───そのきっかけとして、学食ヴィーガンて最高だな~~。と心から感心する41歳でありました。
※ちなみにみんな大好きフライドポテトだって、(揚げ油に牛脂などの動物性のものが混ざっていなければ)れっきとしたヴィーガンメニューですもんよ!
今後、ヴィーガンメニューの常設を目指すそう!
わら天神、北野天満宮などのお参りの後のランチにも。
昨年11月から始まったこの企画、これまでは期間限定で行われていたそうなのですが、今後はヴィーガンメニューの常設を目指すとのこと。
立命館大学の学食は基本的に一般の方の利用が可能だそうなので、今後常設されれば、お近くの方はもちろん、付近のわら天神・金閣寺・北野天満宮など観光やお参りついでのランチとして、リーズナブルにヴィーガンメニューを楽しむことも出来そう♡
中高生のお子様を持つ方も多いLEE世代、お子様とキャンパス見学気分で寄ってみるのも楽しそうです。
エミッコ
41歳/夫・娘(4歳)/料理部・美容部/人生の7割はファッションのことを考えている気がするファッションラバーです。100人隊を通して「よいものを長く愛する」ということに目覚め、また気候危機の問題を知ったこともあって、現在は“古きよきもの“である古着を今っぽくオシャレに着こなすべく日々研究中。更に今年は「今持っている服を見直し、最大限に楽しく着回す」にチャレンジ予定です。身長158cm。Instagram:@potarina
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エミッコ