暮らし発見

海辺より5年目のごあいさつ

  • リヨン

2021.12.09

  • 26

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5年目になりました、リヨンです。

海辺の町に相変わらずのマイペースさで暮らしています。

春夏秋冬、のんびりと自然を愉しむと言いたいところですが、自然と向き合うと案外忙しいのです。

友人との会話は、「冬なのに南風吹いてるね」とか「今日はピンク色の夕暮れになるかな、見にいこう!」とか「キャベツと大根が並び始めたよ、食べなきゃ!」とかそういう具合の話をします。
おいおいと茂る植物たちのパワーを目の当たりにしたり、水面を走る風の様を海に見たり、自然はやはりすごいです。

この半年ちょっと、私は太極拳と瞑想にどハマりしています。

力を入れるのではなくて自分に流れる血液に集中して動きを止めず、呼吸をあまり意識せず緩やかな流れるような動き。

何も頭に浮かばないのが理想ではありけれど、頭から消えない時もある。

無理に消そうとするのではなくそれはその時の私の一つのコンディションなのだと解釈しています。

4月、大切な大切な愛犬がこの世を去りました。

私の隣にはいつも彼女の優しい微笑みと温かな空気がありましたがそれももうありません。

詳しくは書くことは控えさせていただいて(だって書いてる私が泣いちゃうから!)私たちはとっても幸せいっぱいで最期の最後までお互いを愛していることを確認することができました。

この時にたくさんの友人たちが想いを、そして言葉を寄せてくれました。

みんな心配や優しさだけなのに自分の想いとずれがあったり誤解があったり、言葉の難しさを痛感しました。

同時に勝手だけれど自分にフィットしたり背中を押してもらえることもたくさんあって言葉の力も実感していて感謝の日々です。

寂しいとか悲しいとかそれだけではなくて言葉でその感情を表しきれないのですが想いが溢れることもしばしば。

一方で、その日の夕暮れの美しさに心震えたり、素敵がますますアップグレードされている人に会って心惹かれたり、突き動かされてお仕事を楽しんだりたくさん笑ったりふざけたり、それも自分。

自分で思うマイナスのこの私は本当の私ではなくて、プラスのこっちの私が本当の私です、という人が時にいるけれど、どれもこれもどんな時も「私」であると胸にしまっています。

毎日すぐそこにある空や木々、波のようにどんな面もニュートラルに受け入れていきたいです。

かなり!

まじめか!!な内容ですが新年度のご挨拶でないと書くことはないので書かせていただきました。

ちなみに、初年度で早々と退部した料理部に復帰しました。

あいからずの家庭料理どーん!!な枠から1mmも出ない、出られないと思われますが挑戦を兼ねて頑張ってみます。

(なんか一瞬お料理好きそうに見えるこの写真、素敵な人が撮ってくれていました♡)

 

どうぞ一年よろしくお願いいたします☺︎

それでは。

リヨン

43歳 /夫/料理部/海と山のある町で温かな陽射しと穏やかな人たちに囲まれて日々ゆるやかに過ごしています。12年間共に幸せいっぱいで過ごした愛犬を想いながら大好きな四季折々の自然の風景を臨む時間と、その情景を切り取りアクセサリーに象ることが至福のときです。一瞬一瞬を大切にしながら出会うことに感謝の気持ちでLEE100人隊活動を楽しんでいきます。Instagram:@8anr_

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