産後、冷え性が止まりません。こんにちは、エミッコです。

実は私、生まれてから35年ぐらいの間、「どうしても着用が求められる場」「ファッションとして、ないと成立しない場合」以外で靴下やタイツを履いたことがありませんでした。
とにかくレッグウェアによる圧迫感や締め付けを忌み嫌っていて、真冬でも、ティーンの頃は帰宅とともにルーズソックス脱ぎ散らかし、スリッパも履かず裸足ライフ。
何なら30を過ぎても、仕事終わりには制服と一緒にストッキングも脱ぎ去り、素足にパンプスで深夜まで飲み散らかし。

多分、「今までの人生でよく言われた言葉・ベスト10」の中に、

また裸足！？

がランクインすると思う。

そんな私の足元事情がガラリと変わったのが、出産。

産後初めて「足冷たくて泣きそう。」という現象を味わい、今では人一倍の冷え性に。真夏でも冷房の効いた室内にいると脚が攣るし、自宅ではあったか靴下とレッグウォーマーを重ね履いてもこもこスリッパ。35年のツケが一気に回ってきた足冷えライフを送っております───

 

とそんなわけで、今日は冬のタイツ事情についてお話ししたく。ざっくりした内容としましては、

 

・脱OL！黒じゃなく、「タイツの定番色」のカラータイツを！

・40代、化繊タイツが痒くて穿けなくなりまして・・・

・結論＝タイツはボトムです。

 

───プチ目次みたいになっちゃいましたが、ではではそんな感じで、今日こそはサクっと2,000文字程度で仕上げてゆきたいと思いますよー！（もうここまでで628文字消化している事実。）

 

エミッコ、黒タイツの罠にはまる。

冒頭で申し上げた通り、基本裸足で生きてきた私。ゆえにレッグウェアありきのオシャレというのが結構苦手でして。

そこでやすやすと陥ってしまったのが「黒タイツの罠」。

服×タイツ、靴×タイツのオシャレな色合わせとか、タイツってどんな色柄があるのかとか、とにかくタイツ事情に疎い！
なのでそう。そうですよ。お察しの通り───

「わからない時は黒でしょ。私、黒好きやし。」

てことで、黒一択。
その結果見事に、

服はバッチリ気合い入ってるのに、足元から香るほのかなOL臭・・・

みたいなチグハグ現象を（わりと頻繁に）起こしておりました。ちーーーん。

でもタイツ素人は、それをどう改善すれば良いのかも不明。
ヴィヴィッドカラーのタイツにトライする勇気はないし、お洋服なら定番色であるベージュ・白系もタイツだと様子が違うし・・・

ぐ、グレー？グレーなら良いのか・・・？
え、グレーやったら黒の方が脚細く見えるやん？ほな黒で良いのでは・・・

と結局また黒を穿いてしまうエミッコ。完全に罠にはまっておる。

 

脱OL！脱黒！グレーの仕事出来る具合が半端なかった。

そんな悩める日々の中───更に困ったことに、綺麗な色のお洋服に興味を持ち始めまして。

今まではモノトーンかネイビーしか着てなかったから、タイツが黒でもなんとか騙し騙しやって来られたものの、明るい色・柄物のお洋服に足首だけ黒。は結構まずい。

バッグや靴なら「お洋服の色から一色拾って」というわかりやすいセオリーがあるけれども、タイツの場合「お洋服の花柄から拾って、ピンクのタイツをチョイス♡」というわけにもいかない。ヤバイ人になっちゃう。

うーーーーーーん困った！これはちょっと真面目に考えないと。とようやく本腰を入れて調べ始め（オシャレするのに便利な時代で良かった。）、賢者達のコーディネートを見て、まず知った第一の結論が

 

グレーとチャコールグレーしか勝たん。

お洋服にグレーが入っていようがいまいが、まずグレー！これ一択。ということ。←40歳でようやくココ・

 

黒タイツだと下半身だけ重くなってしまったり、足首だけ暗過ぎて逆に浮いてしまったり・・・というあるある問題を、グレータイツは絶妙に回避しながら、でも決して悪目立ちもせず、派手にもならず。素っ気ない顔して実は裏でめちゃくちゃ仕事してくれてるSEみたいな、そんな存在。

 

実践、グレータイツの実力やいかに。

まずは、今までやりがちだった黒タイツと白ボトムの残念例。

ああ・・・ボトムも靴も薄め色なので、黒タイツだけが別物のように浮いてしまう悲しみ。

 

じゃあ靴も黒にしたら良いのかと言うと、

あれ足元だけ別人格。カジュアルなボトムとのちぐはぐ感・・・（上半身にもがつっと黒を加えれば成立するとは思いますが。）

 

ではでは。これらをグレーに置き換えてみます。

黒かチャコールグレーか・・・その差は僅かなのに、霧が晴れるように消えてゆく違和感。すご～～。

黒靴バージョンも、

ちょっとタイツがくしゃっとしてますね。めっちゃ気になりますね。でもどうにか見ないフリをしていただくと───ぱっと足元に軽さが出て、スカートと靴のテイスト差が繋がりました。
写真でわかりやすいようにライトグレーにしておりますが、チャコールグレーでも決して暗過ぎることはなく、黒とは全然違う印象。

 

黒タイツだったら絶対に合わせようともしない鮮やか色の靴も、

ライトグレーのタイツが居てくれれば、すんなり。赤コンバースとかもかわゆいな。

 

それに、ボトムが柄物だったとしても、

余裕でしっくり。
スカートの柄に微塵もグレーは入っていないのですが、そんなの凌駕してしっくり。これがグレーの実力か。
もう少し締めたい場合は、チャコールグレーでも素敵。

 

グレーベースであれば柄タイツにもトライしやすいと気付き、

1番最初の組み合わせに柄タイツを入れてみた。この感じも好き。

 

ちなみに、黒スカート＆黒靴という重めの組み合わせに

チャコールグレー合わせもシブい。
黒だとのっぺりベッタリしてしまうところを、チャコールだとほんのり立体感のある仕上がりに。

 

・・・というわけで、グレー優勝。正直なところ、グレーだけで一生やっていけると思う。

 

とは言え他の色も楽しみたい。そんな時は「タイツの定番色」に従う。

グレータイツの実力を知った去年。
去年はガチで、↑のライトグレー・チャコールグレー・グレーの柄タイツ・・・の3名のみで難なく冬を乗り切りました。

が、私って欲深い人間。

「グレーとは親しくなれたから、次なる扉を開けたいわぁ～。」

となるわけです。

じゃあ何色を選ぼうか───となった時、ここは迷わず「タイツの王道の定番色」からチョイスすればたいがいOK、という基本に（やっと）気付きました。
そう。ネイビー、ブラウン、ボルドー、カーキ、ダークパープルetc.・・・セレクトショップのタイツ売り場に毎年必ず並んでいるような色たちは、つまり絶対に毎年使える王道・定番カラー。間違いようがない子達です。

（個人的にここで気を付けたいのは、定番カラー同士が混じったような、曖昧カラー。例えば、「パープルがかったグレー」とか、「グレーがかったブラウン」とか。こりゃ私的には”王道”ではありません。めっちゃむずい。

ええ～～～もう何色穿きたいん？ 何がしたいん？ どっちの色なん？ ───と、その名の通り曖昧な仕上がりになってしまい、非常に難しい。カラータイツの扱いに慣れている方なら余裕なのだと思いますが、真面目タイツ歴2年目の私には到底使いこなせないのです。）

 

で、そんなわけで今年のカラーとして選出されたのは、わかりやすく定番カラーなダークグリーン。 （カーキ？オリーブ？）

 

深みがあって、めちゃくちゃ良い色なので───

 

去年はグレーを合わせていたドレスも

全然違う印象になるし、

いつもの黒スカートも

タイツとブーツでアースカラー方向に持っていくと、黒スカートのシャープさが和らぐ気が。

 

・・・うーん。奥深いカラータイツの世界よ。

 

て、あっ、あかんあかん！冒頭にお伝えしたプチ目次の内容全部で2,000文字の予定が───今もう3,100文字超えてる＼(^o^)／
このまま放っておくと6,000字に達してしまいそうなので、一旦おこらでおいとましまして。

今年度もやりましょう・・・後編へ突入！

 

▼後編はこちら

https://lee.hpplus.jp/100nintai/2151673/