埼玉県入間郡にある三富今昔村へ行ってきました。
環境について楽しく学べるサステナブルフィールドです。
私自身、環境について学びたいという思うと共に、子供にもこれから続く未来を見据えて環境について知っていてほしいと思っています。
でも勉強するって思うと、何だか気が乗らないですよね。
三富今昔村は”あそびにいく”目的で行って、もれなく環境のことも学べちゃう”理想的な場所。
不法投棄された里山が生まれ変わる
ごみの不法投棄でいっぱいだった里山が、石坂産業によって三富今昔村というサステナブルフィールドへ生まれ変わりました。
石坂産業は、地球の循環と持続を追求する産業廃棄物中間処理事業を行う会社です。
石坂産業も以前は焼却炉を用いてごみの処理を行っていましたが、2001年より焼却炉を廃止し、リサイクル事業へ転換。
現在のリサイクル率は98%で高い技術を誇り、海外からも多数の視察者が訪れるそうです。
産業廃棄物のリサイクル率を平均約50%。石坂産業の技術力は、一般的な産業廃棄物処理の方法に比べても高い水準であることがわかります。
そして現在、石坂産業はごみの資源化から、ごみが出なくなる社会の実現を目指して「ゼロ・ウイスト・デザイン」を進めています。
また人と自然の共生を目指し、環境教育に取り組むべく生まれたのが「三富今昔村」。
敷地の広さは、なんと東京ドーム4個分。
とはいえ遊べるところや休めるところが盛りだくさんで、1日かけてゆっくり過ごすにはちょうど良い広さです。
木の温もり溢れるアスレチックやツリーハウス
三富今昔村内にある”くぬぎの森”は、テーマごとに8つのエリアに分かれています。
1才と5才のわんぱく男子を連れてのお出かけなので、とにかく体いっぱい動かせるアスレチックのあるエリアを目指すことに。
木のアスレチックは森の景色にもなじみ、子供たちも自然と一体になって遊ぶ様子が印象的でした。
遊具も馴染みのあるシーソーから、うんてい(ぶらさがって遊べる遊具)やターザン(正式名称は分からないですが、ロープにぶら下がって進める遊具)など充実のラインナップ。
1才の次男は落ち葉や石を拾ったり散歩をしながら、自然を感じつつ楽しんでいました。
またアスレチックと共にいくつものツリーハウスがあり、長男は秘密基地でも見つけたかのように登って探検に夢中。
広い森のアスレチックとツリーハウスのエリアは、隠れるところもいっぱい。
鬼ごっこや隠れんぼをしたくなった長男と一緒に走り回りながら、大人も子供もたくさん遊びました。
体に優しい野菜、美味しいごはん
三富今昔村の魅力は、豊富な食事メニューにもあります。
敷地内の石坂ファームでは、化学肥料や農薬に頼らない元気な野菜をそだてています。
採れたて新鮮野菜を使った、こだわりメニューは美味しそうな料理ばかりで、何を食べるか迷ってしまいます。
夫は濃厚スープと太ちぢれ麺が絡み合う”三富ラーメン”。
私と息子は、薪を使った本格釜で焼かれた”マルゲリータ”と”サラダピザ”。
どれもビックリするくらい美味しくて体に優しい料理に、心も体も満たされる時間でした。
サラダピザには、もちろん石坂ファームのオーガニック野菜がふんだんに。
1才の次男もパクパク美味しそうに食べてました。
デザートにはフェアトレードシュガーを使った無添加ソフト。
さっぱりとした甘さと、柔らか過ぎない食感が食べ応えたっぷりでした。
そして羨ましそうに眺める次男。
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いよいよ本格的な冬を迎えるころになりますが、子ども達には季節問わず、沢山遊ばせてあげたいですよね。
でも大人は寒いし、外遊びから足が遠のいてしまいそうになる。
そんな時には大人も子どもも楽しめる、三富今昔村のサステナブルフィールドがオススメです。
紹介しきれていませんが、施設内では焚き火をしたり、田植えなどの体験など様々なアクティビティがあります。
「たくさん遊んで、楽しく学ぶ」
そんな体験を子どもと共に、これからも経験していきたいと思っています。
イノ
イノ
フリーランス / 千葉県 /
36歳/夫・息子(7歳・2歳)/手づくり部・料理部・美容部/兄弟育児で慌ただしい毎日ですが、日々の暮らしを観察して、新たな発見を楽しんでいます。言葉やイラストで想いを表現することが好きです。中庭と天窓のある家に住んでおり、居心地のよい空間づくりを大切にしています。観葉植物を育てることが趣味で、緑あふれる住宅で暮らすことが夢です。
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