2020年3月から約1年半かけて体重12㎏以上の減量をしました。体脂肪を減らし健康になったことで生活スタイルや暮らし考え方にも変化があったので記しておこうと思います。
44歳で人生マックス体重を更新
30代後半から1年に1キロずつ増量していて気づけば、出産前より10キロ以上増量していた私。子どもたちが育ち、子育てに使われていた筋力は、車での送り迎え程度の微微たるものに減少、週1のジム通いでヨガと軽いマシンランはしていたものの、少食であったことによるエネルギー不足で全く燃えない体質になっていたようです。たまに多めに食べたなら全てが身になる、雪だるま式悪循環。筋肉が少なく高い体脂肪率(30%以上)の自分の身体が嫌で辛くて、ついにプロの手を借りることにしました。
週2のパーソナルトレーニング&超低糖質の食事(6ヶ月間)
週2回1時間の筋トレと食事指導を受けました。スクワット、デッドリフト、ベンチプレス、といった大きな筋肉を重点的に鍛え、1時間の中で食事の指導、睡眠、水分、サプリメントについても教えてもらいます。毎日毎食の食事の写真を撮り、専用アプリで、糖質・タンパク質・脂質・カロリーの入力をするとトレーナーから評価が送られてきて、それに習ってまた食事メニューを組立てていく、の繰り返し。
食事面で課されたのは糖質をカットすることでした。私の場合1日に摂っていい糖質は40グラム、お茶わん1杯の白米で糖質50gは超えますから、アプリなどでカロリー入力をしたことのある人ならこの40グラムというストイックさは分かるはず。米、パン、パスタはもちろんフルーツや根菜類も食べられません。ただその分たんぱく質、脂質はしっかり摂らなければならないんです。↑これは1日に1番たくさん食べるよう指導された昼食の例。お肉、お魚、卵、豆腐を中心に以前よりしっかり食べなければいけない量で、ひもじい感じや空腹感はありませんでした。アルコールはウイスキー1杯許可もらいました。
運動面では正しい筋トレのフォームと回数、休憩時間を私に合わせて丁寧に指導してもらいました。最初の頃は驚くほどの筋肉痛で、今まで運動してこなかった自分にかなり後悔しつつ毎回通っていました。パーソナル以外の運動はこれまで通り週1回のヨガとマシンラン。
生活面では水分を1日に2ℓ、睡眠を7-8時間とるようにしました。
<ここまでの結果>体重△7.8㎏、体脂肪率△9% 家族からは明らかに痩せた、と言われるようになっていました。コロナの影響で一時期トレーニングに通えなかった時期もありましたが、人と会うことが叶わず食事の誘いもないのでコントロールしやすいといえばそういう時期だったかもしれません。そして人に会わないので誰からも「痩せた?〜」と気づかれもせず、、
引き続き週2のトレーニング&ソフト低糖質の食事(4ヶ月間)
ここまででも充分な結果が得られましたが、当初立てた目標体重まではあと少し至らず、欲も出てきて笑、もう少し指導を受けることにしました。そしてやってきた体重停滞期、、、
食事面 低糖質生活に身体が慣れてきたせいか体重の停滞が続きました。加えて一生、米やパンを食べない生活をするつもりは全くないので、トレーナーの指導の下、朝と昼に糖質を摂って、脂質を抑える食事にソフトに移行。1日の糖質:145グラム、アルコールはウイスキーの他ワイン1杯まで許可。
運動面 パーソナルで行う筋トレはこれまで同様、週2回。その他週1回のヨガとマシンラン。
生活面 この頃から「歩く習慣化!」以前は疲れやすく多めに歩いた日は膝が痛くて疲れも取れなかった私、車生活が当たり前で徒歩5分のコンビニでも車で行っていたのに、片道3キロぐらいなら平気で歩く人になりました。出来る筋トレの種目も増え、ついにお腹の腹斜筋が見えるか、
<ここまでの結果>体重△10.9㎏、体脂肪率△12.5% 体重、体脂肪率の減少はもちろん他にも良い変化がありました。思春期から悩んできた偏頭痛がほぼなくなる、爪、髪、肌の調子がいい、花粉症の改善、ポジティブな思考など、何がどう作用したかははっきりと分かりませんが食生活と運動習慣が身体の内側にも変化をくれたのではないでしょうか。お酒は絶対やめない!とトレーナーに宣言してのダイエット笑、プロの知識とノウハウと情熱のおかげで当初の減量という目標以上の結果をもらえたと思います。(※糖質量、食事内容、運動量についてはプロの指導による私用プランです)
18時間断食でさらに体重△2.6㎏
2021年になって体脂肪率20%程となり当初の目標体重はクリアしました。でもここからが健康習慣の仕上げでした。次に求めたのが一生健康で無理なくリバウンドしない身体でした。これまで減量と筋肉増強のために、糖質を控え高タンパクの食事をしてきましたが、年齢的なこともあってか胃腸に負担を感じることも。そこで取り入れたのが18時間断食という食事スタイルです。
LEEでも話題の16時間断食食事面 1日の中で16−18時間、空腹の時間を作ることが大事でそれ以外は基本何を食べてもOK。私の場合、軽い夕食19時、翌朝コーヒー&MCTオイル、昼食13時にしっかり摂るという朝食抜きのスタイル。これまでに受けた食事指導の知識も織り交ぜながら①体重×1グラムのタンパク質は摂る、②低GI値のものを選ぶ、③添加物はなるべく摂らない、④スイーツはたまのご褒美、、という自分に合った無理のない内容で実践しました。この食事スタイルにしてからは、外食してもスイーツを食べても体重のコントロールが楽になりました。昼食例↓
運動面 歩くことが習慣化したのに加え、この頃から走れるようになりました。トレーニングウエア選びも楽しくなり、週3日朝走るという健康習慣ができました。筋トレも生活の一部となり、YouTubeなどで人気の筋トレ動画を入浴前の4分、朝起きてからの6分といった隙間時間に行っています。
Befor after
長々とお付き合いいただきありがとうございます。これでもかなりざっくり書いたのですが長くなってしまいました。自分だけの知識と努力ではとてもここまでの減量と運動習慣を身に付けることはできませんでした。健康に痩せるためにプロに指導してもらうことにはある程度の投資が必要でしたが、えいっとお金を払った分、絶対に結果を出そうという気持ちが働きました。好きなお酒を飲みながらのダイエットが叶ったのもプロの指導あってのことでした。今思うことは、そこに払った額は自分の姿と知識としてずっと残っているということ、自身の体のためこれからの食生活についてとても有益な投資でした。人生の折り返しかなという年齢を迎え、体力や興味や美容や諸々、徐々に緩やかな下降をたどると思っていたことに、今までより前向きに向き合えています。
Before
after
最近になって、私が痩せてどう?と夫に聞いたことがあります。嬉しいとか喜んでる、という答えが返ってくるものと思っていました。夫は少し考えて、痩せてもそうでなくても、君に対する気持ちは変わらないよ、ただ自分がなりたい姿になるために努力したことが素晴らしいよね、という返事。私はその答えにはっとしました。ちょっと痩せて有頂天に思うところがあったけれど、そうだ、痩せてることが美徳ではないんだ、自分が思う自分らしい姿でいること、そう努力することが素晴らしいんだ、そのことを気づかせてもらったのです。LEE100人隊として恥じない自分でいようと思ったことも頑張れた理由です、LEEのおかげです。
そして、体脂肪の断捨離は身の回りの持ち物のスマート化にも影響しました。次回↓書きます。
ほりとも
ほりとも
44歳/夫・娘(21歳・18歳)/手づくり部・料理部・美容部/四季をたっぷり感じられるテラスのある家に暮らす日々。ほぼ終えた子育て後のひとり時間、夫婦の時間を愉しみながら自分らしい創造を綴ります。Instagram:@horii.sense
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Tanny