神戸北野ホテルをチェックアウトし、新神戸駅から新幹線に乗って向かったのは岡山県倉敷、初めての倉敷です。

お昼頃到着し、旅も中盤に入り疲れもたまっていたので、初めての倉敷はのんびりホテルの近くで過ごすことにしました。

まず向かったのは散策ルートを考えようと、15年以上前に雑誌で見かけてからずっと行ってみたかったEL GRECO エルグレコさんへ。

蔦の外観が特徴です。

この時期葉は落ちてしまっていたけれど、50年以上あるカフェ。歴史を感じます。

その後はTOP写真の行ってみたかった倉敷意匠の林源十郎商店さんへ。

敷地内には本館1～3階、他に母屋、離れ、蔵と雑貨屋さんやカフェ、ご飯屋さん、洋服屋さん、展示やイベントスペースがあり、こちらで何時間も楽しめます。

家の近くにこんな場所があったら、月に何回も通って入り浸ってしまいそう。

とてもセンスのいい空間でした。

他にも倉敷はあのマスキングテープ発祥の地。

今や全国的に人気でいろいろな場所で見かけるマスキングテープですが、林源十郎商店さん、そしてmt専門店である如竹堂さんにはびっくりするほど多くの種類のmtがありました。

家にもたくさんあるものの、やっぱり買ってしまいますよねー。

手頃だし小さいので持って帰りやすいし、1個1個…もう1個だけ、友人にも、となんやかんやで8つほど買ってしまいました(笑)

美観地区はコンパクトにまとまっていて、真ん中に川が流れていて、天気の良かったこの日はとても散歩日和でした。

どこを撮っても絵になる風景です。

岡山県と言えばフルーツ。

ぜひパフェを食べようと思っていました。

葡萄が何よりも好きな私は、くらしき桃子さんでこれでもかとこぼれそうなほど葡萄がのったパフェを美観地区を眺めながらいただきました。

ジューシーで美味しかったけど、パフェというよりは葡萄そのものでしたね??

のんびり観光しながら、途中立ち並ぶお店に立ち寄りながら美しい街並みを堪能し、林源十郎商店さんの3階にある三宅商店カフェ工房さんでお茶を。

久しぶりに友人に手紙なんか書いて充実した午後です。

夜は、店先に出しているメニューと外観から絶対いい夕飯を楽しめそうだと感じ、民芸茶屋新粹しんすいさんへ恐る恐る入ってみました。

すると、地の食材を使った心惹かれるメニュー、カウンターにはたくさんのお惣菜が並び、使い込まれた器がたくさん。

食べる前から食が絶対進むお店であること間違いなし、こういったアンテナの感度は高い私です。

・ままかりの南蛮漬け

・乙島じゃこのから揚げ

・鰆のお刺身

・おでん

その他魚介のクリームコロッケ、たこの柔らか煮とどれもすべて満足のお料理で楽しい時間を過ごすことができました。

これまた近所にあったら通いたい(笑)

日本酒もいただいて温まった体で夜の美観地区を散策するのは、また昼とは違う時間で大満足の初めての倉敷でした。