こんにちは。011ヤスミです。
奈良県天川村でのキャンプとアート、アート編です。
MIND TRAIL 奥大和 心のなかの美術館
2020年からはじまった、歩いて回る芸術祭、MIND TRAIL。
コロナ禍で他府県の美術館や芸術祭に行くことがなくなった今だからこそ、自分がいる場所=心のなかに美術館を作ることができる、というコンセプト。
吉野・天川・曽爾と3つのエリアの自然や大地を使って様々な作品が展示されています。
とてもすてきなコンセプトですよね。
昨年は吉野エリアに行ってめちゃくちゃよくて、そのあと他の2会場も回りました。
作品はもちろん、とにかく奥大和の自然が素晴らしかったです。
コロナ禍で縮こまっていた心と体が、歩いて作品を見て回るうちリラックスして新陳代謝がおこるような感じがしました。
天川エリア 2021の作品
こちらは木村 充伯さんの苔という作品。
苔むすかわいい立体たちが、川辺にちょこんと。
少し離れた場所にも苔むすかわいこちゃんが。行かれる方はぜひ探してみてください。
こちらは詩人/作詞家の覚 和歌子さんの作品。マインドトレイルは去年も詩や朗読といった作品がたくさんありました。
自然の中で読む詩、とても素敵でした。覚さんの作品も、他の場所でも見れましたよ。
川のすぐそば、こんな杉林の中を歩いてまわります。
苔やキノコ、木漏れ日、水のせせらぎ、空の色、どれもとても愛しい風景でした。
森の中に突如あらわれる大きなベッド(のようなもの)。山田悠さんの作品です。
この上に寝転がって、空を眺める作品です。子どもたちからも大人気でした。
次男も枝を拾ったり、松ぼっくりをひろったり、楽しそうに歩いていました。
普通の美術館だと小さな子どもを連れて行くのはなかなか難しいと感じますが、野外のアートイベントだと一緒に楽しめてありがたいです。
嬉しい出会いも
上野千蔵さんのうつしき、という作品。水盆の中にうつった景色を楽しみます。
水を垂らして波紋を起こしたり、とても雅で美しい作品でした。
こちらの作品のブースで作家の上野さんとお話することができました。作家さんに作品を説明していただくと、解像度がぐっと増す感じを受けました。何も見聞きせず自分のものさしで作品を楽しむのも、説明してもらってじっくり楽しむのも、どちらも良いですね。
これからの季節は紅葉がみごとだそうで、それが水にうつるのも素敵だろうなと思いました。
他にも天川ではモデルのKIKIさんの写真作品も展示されています。
子ども連れだったのでエリアの6割ほどしか回れませんでしたが、それでもとても楽しめました。
マインドトレイルは11月28日まで。期間中にほかのエリアにも遊びに行こうと思っています。
ヤスミ
小売店店主 / 大阪府 /
37歳/夫/息子(8歳・1歳)/料理部・美容部/身長159cm。前髪がいつも短いです。シンプルでデザインのよい物とすっきり暮らすのが目標。文字が好きで、本や雑誌・SNSなど常に何か読んでいます。音楽フェスでゆるく踊ってお酒を飲むのも大好き。仕事のことも、子どものことも、自分のことも、全部楽しめる体力が欲しいなと思う今日この頃。ステップアップファミリーです。
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ヤスミ