LEE100人隊、最後の記事は「私の好きなもの」について書かせていただきます。
3年間のLEE100人隊期間。
そのうち2年間はコロナ禍のため、お出かけ記事はほとんど記すことができませんでした。
でも私が本当に好きなことは「お出かけ」、「旅の途中で初めて経験すること」「海の向こう」だったりします。
特に、片言の英語での海外生活やホームステイ、遺跡で子どもたちと遊んだり、人々の生活の中での優しさに触れることが大好きです。
子どもをもつ母になっても、我が子を色々なところへ引っ張っていき、本物の異文化交流をしてもらえたらなと思ってきました。
そんな考えの私が海外に行くと必ず買うものがあります。
それは「その国で身につけられるもの=ファッション」です。
今日は少しだけ私の宝物とそれぞれの思い出を記し、共有させてください。
フィジーの民族衣装
フィジー🇫🇯の民族衣装、スルチャンバー。生地屋で何百とある生地の中きら好きな柄を選び、テイラーに持っていきます。その場で採寸して、オーダーメイドで縫製してくれ、1週間後に引き取り。
デザインは自分で決めてもよし、店主と話し合いながら流行りのデザインにしてもよし。
こちらは私がデザインしたものですが、テイラーがシルバーのバイピングをアクセントにつけた方がかわいいよ、とアドバイスをくれて縫っていただきました。
思い出の一着で、リゾートホテルに泊まる際は国内でも持って行くことがあります。(スカートだけ)
たぶんこれから先もずっと私と共に歩んでくれる一枚です。
ツバルのスル
これは宝物の中の宝物。
木工ボンドを置いて大きさの比較…
プリントされた2m以上の大きな布ですが、スカートやレジャーシート代わりになる優れもの。
温暖化で海面が上昇して国がなくなってしまうと10年くらい前に有名だった国、ツバル🇹🇻のものです。
20代前半の頃、無計画だった私はホテルを予約せずに航空機チケット片手にツバルまで飛んで行きました。ツバルに向かう飛行機の席隣に座っていた40歳くらいの女性が「宿はいっぱいだからホームステイしていいよ」と言ってくれました。半信半疑だったけれど、いざツバルに着くと国で唯一のホテルは満室だったので、お言葉に甘えて一週間お世話になったのです。
声をかけてくれたテイマナという奥さんには子どもが3人いて、一緒に学校にお迎えにいったり、夜の若者の集いに参加させてもらったり、豚の餌やりをしたりとても仲良くなりました。
そんなテイマナ一家が最後にたくさんのお土産をくれた中の一枚。
アクセサリーも彼女からのギフト
ツバルの国と地の魚がプリントされたこちらの布、思い出すと心がキューっとするかけがえのない一枚です。
アオザイ
ベトナムには大学の卒業旅行で行きました。ヨーロッパに憧れる友だちが、アジアが好きな私に寄り添ってくれて決まった旅行先がベトナムでした。
みんなで生地を選びオーダーして、滞在中に引き取り。
私は深いシックな緑にスパンコールが輝く大人っぽいアオザイをオーダーしました。
このアオザイを着て、街を女子4人で歩いていたら、日本人男子にナンパされかけたことを16年ぶりに思い出したのでした(笑)
ネパール🇳🇵のサリー
一人で旅したネパール。怖い思いも人の優しさにもとにかくたくさん触れたネパール。ヒマラヤ山脈を死ぬまでに一度は見たい!なんて大きな夢を叶えた20代。
首都のカトマンズには赤、ピンク、黄色、青、緑と、とにかく色彩豊かなサリーをまとう女性が街を歩いていました。
何百とある店・色・デザインの中で選んだ私のピンク。インド人の友だちに、「とにかく好きな色を着ないと!あなたは地味よ」と言われたことがあります。インド人の女性は赤・ピンクを中心に色々なカラーを身にまとっています。
パープルがかったピンク、今見てもかわいいなあ、とうっとりです♡
最後に、
マーシャルアイランドの髪飾り
これは友だちから頂いた髪飾り。私自身がマーシャルアイランドを訪れてはいませんが、同志といえる友だちにいただきました。
その国の女性がハンドメイドで作ってくれた髪飾り。シンプルだし、心がぱっと明るくなるピンク、南国に行くときは必ず持っていくようにしています。飾るだけじゃもったいない!
まだご紹介したい異文化ファッションはあるけれど…、まとめなきゃ。
人との繋がり、感謝…
LEE100人隊ブログでは、皆さんに何が有益になるのか分からず、日頃のお買い物について綴ってきました。私の文章には素敵な物語や買うまでの背景もほとんどなく、わかりやすいかな?と考えてどちらかとうと取扱説明書のようにまとめてきました。
そんな関わりをすることで自分の持ち物の使い方や揃え方が整理されたり、どんな暮らしを送りたいか考えや生活の持ち用がまとまってきたように思います。
ただ、今回ラストブログには好きで好きでたまらないものを書きたい!と思いました。そのため皆さんの参考にはならないであろう内容になってしまいました、ごめんなさい。でも気づいたことがあります。
ラストブログを綴りながら鮮明に思い出されたこと、それはその時々に出会った人々とのエピソードです。
100人隊の活動、その中での隊員さんや集英社の編集部の方との出会いもこうやって大切な私の宝物となっていくんだろうなぁと感じます。
一緒にランチした同期、パーティーでお見かけした先輩隊員さん、コメントくれた隊員仲間さん、コメントを記事にしてくださった編集部さん、少しでも私のブログを読んでくださった方全ての方に感謝しかありません。そしてこれからLEE100人隊になられる方々、限りある期間を大切に紡いでいってください。
私はこの世界的状況が落ち着いたら、また羽を伸ばして、海を越えて、新しい文化や伝統に触れにいきたいと思います✈️
LEE100人隊の終わりと新たな生活の始まりを感じて.わくわくしながら書き終えることができました。
今まで読んでいただいた皆様、本当に3年間ありがとうございました☺︎
079 エペ
エペ
37歳/息子(10歳)/美容部/ファッション大好き、働くママです。忙しい毎日なので、気負わないでできるおしゃれや料理を楽しんでいます。一人息子には、初めての体験をたくさんさせてあげようと色々考えることも大好きです。Instagram:@naokohm11
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