先日、古田新太さん、松坂桃李さんが主演する映画
「空白」を夫と観てきました。
年1の長期休暇を頂いていたけれど、
特に予定もなく暇だなーと思って、
「よし!映画でも観よう!」と思って選んだのがこちら。
映画館でこそ観たい迫力ある映画にしようかな?
とも思ったのですが、
この映画がすごく気になっていて。
結果、観に行って正解でした。
とてもとても良い作品でした。
PG12作品だとTVで放映しない可能性もあるのかな?
邦画はTVでも良いかなと思うこともあるのですが、
映画館という空間で、
重い空気や静けさのなかその世界に没入する
というのは映画館ならではと思います。
映画館で観られて本当に良かった。
以下、宣伝と同レベルのストーリーに触れます
スーパーの店長から「万引きをした」と追いかけられた末に
車に轢かれた少女の父(古田新太さん)と、
万引きを疑い追いかけた末に相手が車に轢かれてしまった
スーパーの店長(松坂桃李さん)の話です。
どちらも辛いですよね。
そして轢いてしまった側の人間も辛い。
宣伝では交通事故の場面は流れていないですが、
映画では全て映されているので、
交通事故にトラウマのある方はこのシーンは観ない方がよいのでは、
というくらいリアルです。
私は交通事故の話、というところまでは知っていたのですが、
夫は何も予備知識なく観たので、
映画館なのにすごく大きな声で、
「わぁーーー!!!」と叫んでいました・・・。
私は「ちょっ!!!黙って!!!!」と口を塞ごうと横を向いたので、
シーンを見逃してしまったほど。
娘さんを亡くした古田新太さん、すごく怖いんですよ。
ドスのきいた声で責め続ける古田新太さんの怖さ、
皆さんもきっと想像できるはず・・・。
公式HPでも観れますので、体感してみてください。
古田新太さんも辛いけれど、
追い詰められていく周りも、とても辛いんです。
胸がキュっとなるシーンの連続で、
辛い気持ちになります。
でも、決して後味が悪い作品ではなく、
私が流した涙は
あたたかい気持ちになったときに
流れた涙でした。
そして出演されている役者さんの演技が
皆さん素晴らしかったです。
ベテランの方は納得の演技ですが、
初めて拝見した若手の藤原季節さんも
とても良かったです。
この人、将来きっと売れると思う。
轢かれてしまう少女役は
ちょうど今週からおかえりモネに出てきた子だったので、
夫と「あの子だー!」となったりしました。
良い作品に出会うと、
やっぱり映画館で映画を観るっていいなぁ
という気持ちになりますね。
後は、佐藤健さんの「護られなかった者たちへ」と、
最近好きな女優さん瀧内公美さんの「由宇子の天秤 」
が観たいなぁ。
私は自分の性格を「陽気な根暗」だと思っているのですが、
暗い部分がしっかり出ているチョイスだわ・・・。
マル
会社員 / 東京都 /
44歳/夫・息子(13歳・9歳)/美容部/本とお酒とおいしいものが好きです。家族や友達と笑いあう時間、1人で過ごす時間、どちらも大切に毎日を過ごしています。日々の楽しいこと、役立つこと、胸に響いたことなどを、クリップに綴っていけたらと思っています。LEE100人隊の活動を通して、たくさんの出会いがあればうれしいです。
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マル