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2021年秋冬”先物買い”、ずっと好きなものの延長線編。

  • エミッコ

2021.10.01

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▼前編はコチラ

秋冬モノの先物買い・私的ルール。

2021年秋冬”先物買い”、1年忘れられなかったモノ。

 

先日の「先物買い」について。
本日は、2つ目の先物買いマイルール=「ずっと好きなものの延長線上にあるもの」編をお届けします。

現状の関西の気温ではまだ着られないコレが、9月前半にお迎えしたもうひとつの先物買いアイテムでした。

 

軽めのアウターが好き。

そう、私、昔から軽めのアウターが好きです。

あまり自覚していなかったんですが、思えば人生初の「雑誌を見て買いに走ったお洋服」はDo!FamilyのGジャンだったし、気付けば同じレザージャケットを色違いで3枚揃えていたり、ファーベストを何着も持っていたり、昨年に至っては、袖のついたミリタリーシャツジャケットと、袖のもげたミリタリーシャツジャケットを買っていたり、全くもって予算外のアウターにときめいてしまって、084なっちんをお店まで引き摺って行って相談したり。

そもそもショッピング中、無意識に(探しているわけでもないのに)軽アウターを触っていることが多々。

どうやら、真冬のコートみたいに全身を覆ってしまうものではなくて、中に着ているトップス・ボトムスとの重ねバランスを楽しめるアウター───というのが好きみたいなんです。

 

軽アウター好きなのに、テーラードジャケットは10年振り。

そんな軽アウター好きの私がここ10年ほど手を出せずにいたのが、テーラードジャケット。
もともとはテーラードって結構好きで、20代の頃はよくダメージデニムやカーゴパンツの上に羽織っていました。(そんでポインテッドトウのヒール履いてさぁ・・・はあ~!懐かしいよねぇ!ねえー!!←あれ、どちら様です?)

それが急に着なくなったのは、決して好みが変わったわけではなく───

トレンドの形が変わった ( p_q)

からだと思います。

ゆったり&着丈長めだったり、ちょっとオジサンっぽいシルエットに寄るにつれ、私にはテーラードジャケットが遠い存在になっていってしまいました。だって、ずんぐりむっくり&肩幅広子の私が ↑ のシルエットを纏うと、「ぽい」じゃなくてただのオジサンなんですもん。

買いやすい価格帯だとかなりの確率でこのトレンドの流れを汲んだものが主流(もしくはビジネス仕様や、または正装感漂うガチ仕様)で、自分に似合うものが全然見つからず・・・いつしか私は、自分がテーラードジャケットを好きだったことすら忘れてしまっていました。

 

トレンドに動じない、ヴィンテージの強靭なソリッドさ。

でもね。昨年オーバーオールに心酔して以来・・・テーラードジャケットが恋しかったんです。
もともとテーラード × ダメージデニムのような「ジャケットを”汚めカジュアル”(語彙力よ)に着崩す」みたいのが好きだったので、そりゃあ、オーバーオールにかっちりジャケットを羽織りたいわけですよ。すごく。

でもなかなかこれぞ!というものに出会わず、ちょっと良いなと思ったらお値段が白目クラス。結局出会えぬままでした。

そして季節は一周し、今年の9月頭。
お仕事のために訪れたReveille(リヴァリー)さんという古着屋さんで、(ちゃんと仕事を終えてから)やっぱり何気なく軽アウターを眺めていて。オーナーさんが「これ良いですよ。」と紹介してくださったのがまさにぃ!!のドンピシャ。ドンのピシャ。
見た瞬間、

 

出会ったかもおおおおおーーーーーーーーーーーーー!!!!

と思いましたよね。←「先物買いマイルール編」でお話ししましたが、人間、「好きなモノ(ジャンル)」に対しては異常に鼻が利くもんです。多分。

 

───それがこれ。
深~~~~~いネイビーの、大きめでもタイトめでも、長めでも短めでもない、でらスタンダードなシルエットのテーラードジャケット。

着てみるともう、ドンピシャ極まるスーパースタンダードサイズ。大変。
本当に微塵もゆるくないし細くもないんですよ。まさに「スタンダードなサイズ感のジャケット」なんですよ。え、しつこい?・・・あ、ホント、全く同じこと2回言ってますね。いやでももう何回でも言いたい。これぞスタンダード!ジャストサイズ!どこにもブレない、トレンドにも媚びない、でも、全く古くさくない。そんな強靭なソリッドさは、ヴィンテージクローズならでは───と思わずにはいられませんですねん。

 

そして、それだけスタンダードなシルエットでありながら、学生風”紺ブレ”じゃないのは・・・実は、

ベルベットだからなんです。
(ちょ・・・ホコリ・・・・!!)

niedieckというドイツのベルベットだそうで、プロの古着屋さんは買い付けの際にこのベルベットの生地感を見ただけで「あ、niedieckだ。」とわかるほど群を抜いて美しいのだとか。

ブリリアントベルベット、て書いてある。
確かに本当に、すっ ごく滑らかで艶やかで、まじブリリアント。

かっちりテーラードで、余計なサイズ工作(?)も余分な装飾もない永遠のスタンダードシルエットで、なのに優美なベルベット。
でもお値段は、「ファストファッションの、ちょっと良いシリーズ」くらいのめちゃくちゃ買いやすいプライス。

 

───いや。
それでも。”先物買い”だぜ・・・

ということで一旦持ち帰り、「3日間で何回くらい思い出すか」を計測してみたところ、軽く120回を上回ったので───もうそりゃ、お迎えしちまいますぜ、なぁ。(あれ何だか今日はちょいちょい人格がブレますね。)

 

・・・あかんあかん。
熱こもりすぎて2,000字超過。そろそろコーディネート、行ってみましょう!

 



まずは、フツーだけどフツー過ぎないデニム合わせ。

めちゃめちゃ普通に、ストレートデニム・白T、そしてブリリアントベルベット。
デニムで着崩す王道の「ハズし」ジャケットコーデですが、ベルベットだと深みがスゴい。(単純に、色の深さがスゴいというべきか。)

 

白Tは無地やロゴだともっと大人にまとまりますが、敢えておブスなミッキーで自分らしくフザけておきました。

 

念願の!オーバーオール合わせ♡

これがしたかったーーーー!!な、オーバーオール合わせ。うん、好きです。
ちなみにオーバーオールはユーロワーク(=ヨーロッパのワークウェア)系の古着。タグを見る限り多分オランダ。
ドイツのベルベットに、オランダの作業着に、フランスのボーダーT(セントジェームズ)というEUコーデです。国も用途も全然違うものを組み合わせてるけど、なんとなーーくヨーロッパ感がある気が・・・する。かも。

 

ベーシックカラーだけで、でも素材感の違いが楽しい。好き~!

 

昔から好きな感じ、レースとカーゴとジャケットと。

このブラウスを登場させるたびにお褒めいただき、すっかりクセになってしまったので今日も出します。てへ。
カーゴ × レースも、カーゴ × ジャケットも好きなので、好きなもの掛け合わせコーディネート。サスペンダーをチラ見せしたいので、袖を通さず肩に掛けるだけの方が可愛いかも。
なんてそんな、本人しか気にしないような小さなバランスを考えるのも楽しいんですよね♡

 

というわけで!さて!

本日はここまでです。長々とお付き合いいただきましてありがとうございました。
少しずつ涼しくなっている今日この頃、どうかみなさま、お体ご自愛くださいませ。←いつも逃げるのでたまには〆てみた。

そして、よい秋冬のお買い物を!♡♡♡

 

 

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秋冬モノの先物買い・私的ルール。

2021年秋冬”先物買い”、1年忘れられなかったモノ。

エミッコ

41歳/夫・娘(4歳)/料理部・美容部/人生の7割はファッションのことを考えている気がするファッションラバーです。100人隊を通して「よいものを長く愛する」ということに目覚め、また気候危機の問題を知ったこともあって、現在は“古きよきもの“である古着を今っぽくオシャレに着こなすべく日々研究中。更に今年は「今持っている服を見直し、最大限に楽しく着回す」にチャレンジ予定です。身長158cm。Instagram:@potarina

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