私は海の街に暮らしています。
身近に自然と触れ合い、感じることができる環境下にいることにとても幸せに思います。
夫婦で自然とはじめたのがビーチクリーンです。
今回はこのビーチクリーンを通じて思うことを勝手につらつらと。
ビーチクリーン、そのゴミ永久に自然に還りません
ビーチクリーン、横文字だとなんだかかっこよくさえ感じてしまいますが、要は【浜辺の掃除】です。
私の街ではボランティアやはたまたマリンショップのお客さまに何か特典をつけて行ってもらうという仕組みがあったりします。
私たち夫婦は単に早朝の散歩でそれを行っています。
自宅からトングとゴミ袋を持参して。
浜に到着するや否や、上のお写真、ちゃんと袋に入っているゴミが待ち構えていました。
浜に下りると大物からこんな小さなものまでたくさん。
これをでき得る限り拾っていきます。
ビニールの破片すらも。
そうです、こんな小さなゴミですら何日経っても何年経っても自然には還らない。
何年経ってもです。
だから拾わなければいけないのです。
日が昇り帰る頃には汗ダラダラ、3枚持参した50Lの袋がパンパンになっていました。
持ち帰るのは当たり前です
海辺で飲み物を飲んだり食べたり。お外の食事はとびきり美味しく感じたりします。
ペットボトルはよくない、商品パッケージもよくないなんてことを言っているわけではありません。
色々な問題が定義されていることは理解した上で、衛生や安全の面では最低限必要だったりするのも事実だと思います。
あくまでもマナーのはなしになってしまうのですが、持ってきた量と同じものを持ち帰って欲しいのです。
ペットボトルの蓋がない、おにぎりのフィルムが風で飛んでいった〜。
探さないと、追いかけないと。
だって何年経ってもここ、もしくはどこかで存在し続けます。
海の中ががらーんとしている
泳ぐことが大好きです。
水に体を預ける感覚はとても心地よく最高のリフレッシュなのです。
さて、海の中を覗いてみると、、スズメダイとチョウチョウウオがいました。(画像が悪くてごめんなさい)
かわいい♡
でも彼ら、海水温が高すぎて小さな岩陰にじっと身を潜めていました。
海藻もほとんどなく、海の中はがらーんとした印象です。浅瀬にはウミウシがいました。
出会えた喜びとこんなに暑くて彼らはこの先、どれだけ生きていけるのか、、、そんな想いもよぎるのです。
まさに温暖化、肌で感じずにはいられません。
「人は便利を不便に変えられない」ハタチの言葉
これは今年の成人の日に聴いていたラジオから流れていた20歳の方のお話。
彼は環境問題にとり組むべく新しい開発をしているわけですが(長くなるのですみません、端折ります!)こんなことを言っていました。
「人間は便利を知ってしまうとそれがなんらかの問題が生じようともそれを手放して不便や苦労を選ぶことに抵抗がある。それならば、その快適を変えずに問題をクリアにしていくものを新たに作っていく開発を進めています」と。しかも笑顔で!
なるほどー!深い〜!!(←私の返しが浅い〜!)
でも、この発想って素晴らしいと思ったんです。
もちろん、快適や便利を手放してその不便さを楽しむことに重きを置くのも全くもってアリで、でも忙しい現代人に手放す余裕すらなかったりするのも本当のところだったりもするのかなぁと。
彼の笑顔で話す(←ここ重要!)この言葉は私に勝手に稲妻級に響きまして、自分の思想であったりプロダクツであったりに少なからず影響しています。
ビーチクリーンから思うおとなの姿
私には子供はいませんが、恥ずかしいおとなではいたくないと思ってはいます。
なにもビーチクリーンをすることがいいことだと言っているわけでは到底ないですし、自分は正しいなんて微塵も思っていないことをご理解ください。
浜辺のゴミの話にようやく戻しまして、飲んだ食べたのゴミを置いて行ったりうっかりだけど忘れてしまってそのままだったり。でもこれ持ち帰れば済むはなし。簡単です。
これから成長し、社会の担い手となっていく現子供たちが当たり前のことを当たり前として認識し実践できるよう一番身近な手本はおとなです。
たくさん学ばなければならないし、行動にも移さなければなりません。
もちろん、おとなだって失敗もするし間違いもします。
子供はとても正直に無垢な心で指摘してくれたりしますよね。時に怯むくらいに、笑。
その時に素直にごめんね!って言って修正できるおとなでありたいとも思います。なんだかつらつらと書きましたが、ビーチクリーンを通じて感じ思うことをこの場をお借りして海辺に暮らす一人が書き綴ったとシンプルに読んでいただけると幸いです。
とにかく、海はきれいに!です。
もちろん、山も川も町も地元もお出かけ先も。
以上、海辺のおばさんでした!それでは☺︎
リヨン
43歳 /夫/料理部/海と山のある町で温かな陽射しと穏やかな人たちに囲まれて日々ゆるやかに過ごしています。12年間共に幸せいっぱいで過ごした愛犬を想いながら大好きな四季折々の自然の風景を臨む時間と、その情景を切り取りアクセサリーに象ることが至福のときです。一瞬一瞬を大切にしながら出会うことに感謝の気持ちでLEE100人隊活動を楽しんでいきます。Instagram:@8anr_
この記事へのコメント( 15 )
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リヨン