こんにちは、きなこです☺︎
今日は最近とても感銘を受けた本をご紹介したいと思います。今日はとても長いです。。
先月旦那さんが日本に行った際に買ってきた本。彼が自分で本を選んで私に買って来たのは初めてでした。見たら吉川ひなのさんの本。日本の芸能を全く知らない彼は、吉川ひなのさんを知りません。有名な方々のキラキラしたライフスタイル本が少し苦手な私は、「どうしてこれ？」と質問したところ、「だってやってること君と全く一緒！だから好きかなと思って。」と帯を指差しました。
吉川ひなの著『わたしが幸せになるまで』
正直、私も彼女を殆ど知りませんでした。私は昔から一方的に情報を発信してくるテレビがあまり好きでは無くて、あまりテレビを見ずに育ちました。知人に「きなこのうちのテレビはラグビーしか映らないから」と言われたほど笑。コロナ後はもはやテレビの意味無しな我が家。プロジェクターを買って映画を楽しめる空間を作りました。
もちろん世界名作劇場とか世界不思議発見！とか大好きでしたよ♡だから彼女がとても可愛いらしい有名人ということは知っていても、キャリアや生活までは知らなかったのです。そんな彼女のライフスタイル本は今までの自分も現在の自分も肯定してくれるような愛に溢れた本でした。彼女の選ぶ言葉や知識が素晴らし過ぎるので、私が陳腐に内容を要約するまでも無く、是非読んで頂きたいので、読後に感じたことや日頃から思っていることを少し。少しじゃないか。。
サスティナブルな選択について
サスティナブルな選択ってちょっと意識が高い人がやったりお金持ちがやることでしょ？海外のオシャレな人がやっているイメージ？もう暫く日本に帰れていないので、今の日本にはどういう風に浸透しているのか分かりませんが、彼女は芸能人だし憧れの？ハワイに住んでいるし、ほらやっぱりと思うかもしれません。
でも実際に生活に落とし込んでみたら、素敵なかごバッグでも持って旬のお野菜を直売所に買いに行ったり、保存容器をプラスチック製ではなくオーブンにだって使えるガラス製にすれば買う数も収納場所も少なくて済むし、なんなら残飯もお皿にラップをかけるのではなく、容器に移し替えればラップだって買わなくて良い。テフロン製のフライパンを鉄製にすれば一生ものだし、鉄製は扱い難いと感じる時はグリーンパンのように環境にも人体にも害のない物質でコーティングされている物を選べば良い。
短期的に見たら初期投資はかかるかもしれないけれど、長期的に見たら経済的なことも。とは言え、いきなりストイックにやるのは大変だし、出来ることから出来る時に出来る分だけやれば良い。布おむつだってそう☺︎
お洋服だってそう♡子供が生まれてから出来ることが一つづつ増えて、成長を嬉しく思うのと同様に、少し値がはってもとびきりのお気に入りを買って、穴が開いてもまぁ可愛いと繕いながら、この服を着てあそこに行ったななんて思い出に浸って、娘に譲ったりウエスにしたり。寄付という大義名分のもと、途上国にゴミを押し付ける可能性があるくらいなら、最後まで責任を持って自分でなんとかしたい。自分が身につけているものが手元に来る前も後も出来れば誰かの犠牲の上に成り立っていない方がいい。
私は1人の人が10個始めるよりも、10人の人が1つ始める方が次に繋がっていくのかなと思っています♡何から始めればいいのやら？という方は良かったら、以前クリップしたサスティナブルな生活のはじめ方を見て頂けると嬉しいです☺︎
工業型畜産について
これについてはご興味のある方は是非ご自分で色々と調べて頂きたいのですが。
長女がお腹にいる時に薬膳を再度学び直し、あまりお肉を摂らなくなったのですが、コロナ禍以降、今まで抱えていたモヤモヤが明確になった私はお肉や卵を食べるのを止めました。とは言え、バスケやラグビーをやってきた私は焼肉といえば目を輝かせていたし、家族のお祝いごとではすき焼きが嬉しかったので、お肉や卵を頂くこと自体を全力で否定しているわけではないこと、ご理解下さい。
牛の聖地とも言われているテキサス州では実際に旦那さんはお肉が好きですし、食べたいと言われれば子供たちも食べています。家族であれ、1人の人として尊重しているので、私の選択を強要するつもりはありません。
大切なのは「知る」ということ。昔祖母に「ご飯粒を残すと目が潰れるよ」と言われたのと同じように、自分の口に入るものがどういう風に作られているのかを知るということ。そしてその対象が命あるものである場合、彼らがどのように生まれ、暮らし、どのように命を落とすのか知ることはとても大切だと思うのです。
もちろん畜産業で生計を立てている方を軽んじている訳ではありません。私は卒業以来、ずっと電機メーカーの営業をやっていますが、フロッピーディスクやMDが消えゆく時、設計者や工場勤務者の心配をした方はいらっしゃいますか？AI技術の進歩により職を失った人を想い技術の進歩の全てを恨む人はいらっしゃいますか？
それと同じことだと思うのです。むしろ対象が別の命である以上、とても大きな問題で、環境問題という違う形で我が身に降りかかることもある。現実を知ることで畜産業の方を別の方法で支援することも出来るかもしれないし、生まれてきた沢山の命を助けることも出来る。そもそも人が他の種の性をコントロールすること自体が歪んでいるのではないか。。
それに当たり前に必要だと思っている物を使わない毎日は案外クリエイティビティに溢れていて、楽しかったりもするのです。お菓子も普通に作れる♡
なんて真面目な内容になってしまったのでしょう！彼女の本はもっと面白くて、心と体を整える方法とか旦那様との夫婦円満の秘訣とか老けることについてとか笑。枕元に置いておいて定期的にパラパラとめくりたくなるような、私にとってとても大切な本が増えました♡
そして何より感じたことは、彼女は愛に溢れているということ。私も常々思っていますが、まずはセルフラブから。忙しい現代の女性たち、毎日子供たちにギャーギャーワーワー言っている私ではありますが、まずは自分を認めて愛してあげること。自分を愛して初めて本当に他人や他の命、全ての事象を愛せるのかなと思います。他人の価値観で動かないこと。そして自分を偽らず、大切なことから目を逸らさないこと。
コロナ禍で辛い時期ではありますが、色々なことが良い方向に向かっていったら良いなぁとコロナが明けたら強くしなやかに一度しかない人生を謳歌出来るように、出来ることから少しずつ☺︎
こちらで自分の「好き」を発信するご縁を頂いて、あっという間に卒業まで残すところあと4ヶ月。卒業前の小言ということで、気分を害してしまった方がいらしたらお許し下さい。素敵な出会いがあるLEE100人隊。まだ募集中ですよ♡
きなこ
38歳／夫・娘（5歳、2歳、0歳）／料理部・美容部／横浜生まれ、横浜育ちのはまっこですが、現在はアメリカのテキサス州ダラスに住んでいます。自然に寄り添いながら、日々の暮らしの中に小さな幸せを見つけながら過ごしたいです。最後の年も宜しくお願い致します☆Instagram：@mindful_bluebird
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きなこ