幼い頃からキラキラしたもの、カラフルな石、小さなビーズが大好きでした。
スーパーに行くとおもちゃの宝石にラムネがおまけで付いているお菓子があって、母によくおねだりしていた記憶があります。
大人になってからもそれは変わらなくて、やっぱりキラキラしたものにずっとときめいています。
そんな私の大好きで大切なジュエリーブランド。
quarantott’o
イタリア・フィレンツェで生まれたブランドで、伏見愛佳さんという女性デザイナーの方がつくられる『物語のあるジュエリー』です。
quarant’otto(クアラントット)とはイタリア語で数字の”48”という意味。
デザイナーの愛佳さんはジュエリーの本場フィレンツェで彫金を学ばれ、当時住んでいたアパートの番地がブランド名の由来になっています。
繊細なデザインのものから大胆で個性的なものまで、ひとつひとつ原型から手作業でつくられていてどれも魅力的なジュエリーばかり。
そしてもうひとつ。
それぞれのジュエリーにはタイトルと詩が添えられていて、その時の自分の気持ちに寄り添ってくれるような、まるでお守りのようなジュエリーが見つけられるのです。
前置きが長くなりましたが。。
私の物語
少し前に、私の元にやってきたリング。
“Una storia”
イタリア語で『ある物語』というタイトルがつけられたリングです。フィレンツェの教会で向かい合うふたりの姿がデザインされています。
モデルとなったサンタ・クローチェ聖堂に実在する回廊の景色がそのまま切り取られたような、まるで絵画のようなジュエリー。ヨーロッパ建築でよく見られるアーチ型の回廊のモチーフが細やかに表現されています。
こちらはブランドを代表するリングで、繊細なつくりと回廊に埋め込まれたダイヤモンドが上品に輝き、ついうっとりと眺めてしまいます。
ボリュームのあるリングですが抜けがあるので重たくないです。
この後、ふたりの物語はどうなるのでしょう。
運命の出会い?それとも・・・
それはジュエリーをもつ人の想像に委ねられています。
出会い
quarant’ottoと出会ったのはもう何年も前。
初めてお迎えしたのもリングでした。
当時、新卒で就職した会社を辞め、夢だったイタリアへ留学するタイミング。何か背中を押してくれて、守ってくれるものを身に付けたくて、神戸のお店にドキドキしながら向かったことを今でもよく覚えています。
そのときの私が選んだのは、
Chiave “鍵”と
Amore ”愛”のリング。
新しい世界の扉を開くための鍵を手に入れて。
沢山の方に応援してもらえて送り出してもらえる環境が本当に有難くて、私も愛情と感謝の気持ちをどんなときも忘れない人になりたいという思いを込めて選びました。
それからずっと、大好きなブランド。
好きだからこそ私の拙い文章ではこの魅力をお伝えできる気がしない…と今まで書けずにいたのですが、3年目にしてやっとご紹介する勇気が。
・・というより、この素敵さをもっとお伝えしたいという気持ちが抑えきれませんでした。
節目節目で少しずつお迎えしていて、私の持っているジュエリーはほぼquarant’ottoのものです。プロポーズのときにもらったのもこちらのネックレスでした。
ピアスやイヤリングなどの耳周りのジュエリーも沢山あります。イヤリング派の方にもとってもおすすめです♡
イタリアにも工房があり、熟練の職人さんの手作業によって伝統技法である「フィレンツェ彫」を施したシリーズもとても美しいです。
初めて購入した当時、嬉しくて撮っていた写真。
お店はイタリアの雰囲気を感じられるようなアンティーク家具や装飾で包まれていて、ショーケースに並ぶジュエリーたちはキラキラと輝いていて、とにかくきらびやかな空間です。時が止まってまるで別世界にいるような感覚になります…
壁にはデザイナーの愛佳さんの描かれた絵が飾られていたり、スタッフの皆さんにはミドルネームがついていたりと唯一無二な世界観が作り上げられていて、それが本当に素晴らしいのです。こんなブラントはなかなか無いのでは。。
ファッションやインテリアはよく迷子になるのですが、ジュエリーだけは全くブレません。これから先もずっと身に付けていくのだろうと思います。
箱の裏にはJewelry makes you happy!のメッセージが♡
ジュエリーが好きな方はもちろん、何か自分だけの特別なものを探している方に一度訪れていただけたら…と思います。
神戸・梅田阪急・GINZA SIX・あとはフィレンツェにも店舗があって、どのお店も本当に素敵な空間ですよ〜♡
♡
ずっとずっと憧れていた物語のリング。
今年、結婚5周年を迎えるので記念日には少し早いのですが贈ってもらいました。
リングの中で向かい合うふたりを夫婦の姿に重ねてみたり…
先が見えない今の世界ですが、これからもお互いのことを想い、このリングのふたりのように向かい合って、いつも笑顔で過ごしていきたいという思いを込めて。
(実はもうひとつちゃっかりお願いしたものがあり。ご興味のある方がいらっしゃるかは…ですが、またご紹介させてください♡)
009 おもち
おもち
31歳/夫・息子(3歳)・娘(0歳)/料理部・美容部/キレイなもの、かわいいもの、おいしいものが大好きです。いつも笑顔でいられるよう、のんびり穏やかに過ごすことを心掛けています。皆さんから沢山の刺激を受け、日々の暮らしを楽しみたいと思います。
この記事へのコメント( 12 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。
おもち