私の母、夏で喜寿、77歳を迎えました。
記念になるようなものを探していた時に出会ったのが、アーティストの岩瀬ゆかさんでした。
世界で一つ、自分を表現してくれる抽象画
広島で個展されているのを見に行ったら、ご本人が在廊されていて、対面でお話しながらその人のための表現を絵にしてくださるという素敵なワークショップをされていて。自分の絵ではなく、私が話した母のイメージで、絵を描いていただきました。
岩瀬さん、とても話しやすくて、透明感のある美しい方でした♡
広島で、唯一橋のかかっていない島出身ということ、明るくてよくしゃべる人柄、今も元気で私の仕事を手伝ってくれていること、等々お話しながら完成した、世の中に一つだけの絵を、「さしものかぐたかはし」さんのブナ材のフレームで額装してプレゼントしました。このフレームの作り、裏のとめ方からすごく考えられて作られていてすごいんです。
CHANELの赤リップ
もう一つ、私の子供、母にとっては孫ですが、お金を出し合ってもらってCHANELカウンターへ行きました。おばあちゃんのことを話して、選んでもらったのがこちら。
年をとっても、おしゃれする気持ちを持って、かわいいおばあちゃんになってもらいたいね、という願いを込めて、口紅にしました。分厚い母の手、職人感たっぷりです。実際洋裁と、今は私の木工製品の仕上げ職人で活躍中。
ギフトは、思い出
私も年を取って思うことは、こうやってプレゼントを考えて準備することって、単にモノをあげるという行為ではなくて、あの時はこんなことをしたよねっていう思いでを作ることなのだなと感じます。すぐ忘れちゃうけど、それを見ると楽しかったあの時間を一瞬で思い出すことができるもの。
特に77歳の節目だから、そう思ったのかもしれませんが、いつかこのフレームが母の形見になる時がきても、思い出と共に大切にしたいなと思います。気が早いけど(笑)。
tamcafe
43歳/夫・娘(11歳)・息子(8歳)/料理部/かわいい子供達とクリエイティブな夫に支えられて日々過ごしています。周りも自分も笑顔でいられるよう、何気ない幸せな瞬間を大切に暮らしたいと思っています。美味しいもの、シンプルで上品なものが好きです。Instagram:@tamakiyanagiya
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