誰でもお得な“TOHOウェンズデイ”！

なんと、今年の7月14日から、TOHOシネマズでは従来の“レディースデイ”を廃止し、毎週水曜日は誰でも1,200円というお得な料金で映画鑑賞出来る“TOHOウェンズデイ”が新設されたようです！これまで何度もレディースデイの恩恵に預かって来ましたが、確かにレディースデイって男性が可哀想な気もしていました。誰でもお得に観られる水曜日、嬉しいサービスですね！ということで、水曜日に映画鑑賞して来ました。今マンガとアニメに親子でハマっている、『東京リベンジャーズ』の実写映画です！！

ただの不良マンガじゃない！！ファンタジー（SF？）要素も！！マンガ・アニメで東リベ沼へ…

長男が最初に東京リベンジャーズのアニメを観ていて、何やら面白そうだな…と自分でAmazon Primeで観始めて、ハマりました。そこからマンガでも追いかけて最新話まで読んでおります！（ハマリまくって一時期はずーーっと寝不足でした。笑）アニメ化以前から「なんだか流行ってるんだなぁ」程度に名前だけは知っていたのですが、「不良マンガは苦手かも…」と敬遠していた当時の自分を往復ビンタしたいです！！ただの殴る蹴る・時々男の友情…な不良マンガとはひと味もふた味も違います！他の不良マンガと一線を画しているのは、主人公がタイムリープ（タイムスリップ）する点が大きいでしょうか。現代の主人公は完全に普通な（不良とか喧嘩とは縁遠い）生活を送っているもんだから、中学時代にタイムリープして元の不良をやらされている感も最初は面白おかしくて…。伏線も沢山あって「ここがこう繋がって行くのか！」と謎解きのようなサスペンス要素も満載で誰が敵で誰が味方なのか分からない点も先が読めない展開もハラハラ、そして何より超絶魅力的なキャラクター達が最高！（誰も興味ないと思いますが）私の推しはマイキー、三ツ谷、千冬です♡

映画館の座席は1個飛ばし

入場ゲートでは消毒液噴霧と検温が実施され、映画館内の席は1個飛ばしでソーシャルディスタンスも確保、窓はなくても換気システム完備で、安心して観賞できる環境でした◎

映倫区分は鬼滅映画と同じ「PG12」

『東京リベンジャーズ』は前述の通り、不良マンガが原作です。映倫区分は、劇場版鬼滅の刃と同じ、「PG12」でした。PGとはParental Guidanceの略で、PG12とは「小学生には（保護者等による）助言・指導が必要」という意味だそうです。鬼滅の刃だって血が流れたり鬼の首がポーンって飛んだり…の描写はありますが、鬼滅を観る上で、そういう描写はただの枝葉。大事なのはそこじゃない…親子で充分楽しく観られました！（なんならDVDも買いました）そして今回の東リベは実写ということでアニメーションではなく生身の人間が殴ったり蹴ったりする訳ですが、やっぱり大事なのはそこじゃない。それ以上のドキドキワクワクと熱い男の友情、主人公の健気な奮闘が主軸なんです。観賞前に、「今回殴ったり蹴ったり血が出たりするけど、アレ全部演技だし殴るフリ・蹴るフリだからね。血も嘘モノの血。目が腫れたりするけど素晴らしい特殊メイクで腫れたように見せてるの。殴られて人がぶっ飛んだりするかもだけど、人形とか使って上手いこと見せてるの。OK？顔が命の俳優さんの顔を本気で殴る訳ないからね。OK？」と言ってから臨みました。

東リベに興味薄めの5歳の末っ娘はパパとお留守番。長男（小5）と次男（小2）だけ連れて行きました。

以下、ネタバレなしの感想を。

再現率200％なピッタリのキャスティングに脱帽！！

客層は、親子連れ、カップル、若い女性…と様々でしたが、比較的若い女性が多かった気がします。予告編からして、「タケミチ・マイキー・ドラケンの再現度が高すぎる…！！」と度肝を抜かれましたが。主人公タケミチ（花垣武道）を北村匠海さん、トーマン総長マイキー（佐野万次郎）を吉沢亮さん、トーマン副総長ドラケン（竜宮寺堅）を山田裕貴さん、橘日向を今田美桜さん、橘直人を杉野遥亮さん、キヨマサを鈴木伸之さん、アッくんを磯村勇斗さん、稀咲鉄太を間宮祥太朗さん、三ツ谷を眞栄田郷敦さん、半間を清水尋也さんなどなど…豪華俳優陣が勢揃い！
私は何より吉沢亮さんのマイキーが観たかったのです。マイキーの完全無欠なアクションシーンも見モノですが…、マイキーの憂いや、儚げでどこか危うい闇を抱えた感じ、お茶目なところやあどけなく笑うところ、飄々としたつかみ所のないところなど…全て表現されていて、マンガから抜け出て来たかのような、そのまんまマイキーでした。
そしてそして、皆さん言ってますが山田裕貴さん演じるドラケンがこれまた凄くて！！吉沢亮さんのマイキーを観に来たのに、ドラケンの格好良さ・完璧な再現度に惚れます…。アニメでもマンガでも表現しきれない、映画ならではの「マイキー・ドラケン初登場」のシーンの空気感は是非劇場で観て頂きたい…！！
敵役のキヨマサは鈴木伸之さんで、普段のドラマの印象と全然違って、イケメン封印！？な、ガラの悪いキヨマサそのもの。眞栄田さん演じる三ツ谷は出番少ないながら圧倒的存在感で、ビジュアルが完璧過ぎて普段も三ツ谷の髪型でいて欲しい…と思うほど笑。
あと今田美桜さんのヒナが神級の可愛さ…。何より主人公のタケミチを演じる北村さんは現在と過去を行き来する演じ分けは圧巻です！映画の中の一番の難役と思われるアッくんを演じた磯村勇斗さんの演技が絶品で、次男は全く別の俳優だと勘違いしておりました（笑）。

賛否？

原作ファンとしては、「ありゃ？あの人がいない…。あの人もいない…」とか、「あのシーン端折った！？」「あの2人は結局何のために登場したの？（無駄遣い？）」という部分も散見され賛否あるかと思いますが、長い原作をよくぞ2時間に違和感なく綺麗にまとめ切った！！と個人的には万雷の拍手を送りたい気持ちです！原作ではタケミチ達は中学生という設定ですが、実写版俳優陣がそれだと年齢的にアレなのか、高校生という設定に変更されていて、この設定変更もグッジョブ！と思いました。続編あるとしたらエマちゃんは必須だと思うんですが、続編あるんでしょうかね…。興行収入が今回の実写映画の好評ぶりを物語っているので、続編もあると良いなぁと思います…。

小学生2人の映画の感想

小学生の長男と次男の映画を観た後の感想をば。長男次男揃って「最初のシーンが一番怖かった…」と言っていました(^_^;)　「本当に殴っているみたいだった」「ボコられた後のタケミチの顔がリアルだった」と。「なんであそこであの人だったの？」「なんであの人は1人だったの？」などなど原作との変更点がやっぱり気になるようでした。小学生は俳優さんにまで興味ないかな…。

ヒゲダン　の“Cry Baby”に親子でドはまり中！

アニメにハマると同時に、アニメのOP曲、ヒゲダン（Official髭男dism）の“Cry Baby”にも親子でハマっております…。歌詞が東京リベンジャーズの世界観にピッタリで！メロディーが切なくて、東リベのストーリーの切なさも相俟って、聴いていると毎回胸がギュッと締め付けられるような…Amazon Prime視聴中、普段はアニメのOPは早送りしちゃうんですが、“Cry Baby”は毎回じーっと聴き入ってしまうくらい大好きです…。
長男次男は毎日歌っておりまして…。（長男に至っては最初から、アニメにない2番～最後まで歌詞を丸暗記笑。私も憶えちゃいました…）世が世ならカラオケで歌いまくっているんじゃないかなと。（コロナ禍の今はカラオケも行きませんが…）

映画がバッドエンドなのかハッピーエンドなのか予備知識なしで観たので、その点も原作を知っていても映画を最後までドキドキしながら観られた原因かなと思います◎

夏休みが明けて小学校と幼稚園が始まったら、また一人で（もしくは夫と2人で←夫も原作にハマっています）ぜひ観に行きたいです…！！

⋆⸜ᵀᴴᴬᴺᴷ ᵞᴼᵁ⸝⋆ LEE100人隊 ／ はな