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暮らし発見

大切にしているご飯のお話

  • きなこ

2021.08.24

  • 32

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こんにちは、きなこです☺︎

テキサスはもう5月くらいからずっと暑いわけですが、最近は日本の夏も本当に暑いですよね。でももう涼しいのかな。。お料理大好き!ではない私は暑いと益々キッチンに立ちたくない。。そのくせ出来れば美味しいものを食べたい、子供たちには出来る限り体に良いものを食べさせてあげたい。そんなわがままな私が大切にしているご飯のお話を少し。

本当に体に必要なものとは

日本にいる時、少しだけ薬膳とマクロビオティックの勉強をしていました。長女がお腹にいる時にもう一度初心に返ってお勉強。

色々と座学はありますが、その土地の旬のものを頂くこと、良く噛むこと、胃腸を冷やさないことなどを我が家では大切にしています☺︎

一年中色々なお野菜が手に入る時代ですが、旬のものは体に良いだけではなく、お財布にも優しい♡今ならテキサスでは夏野菜!

ラタトゥイユなんて最高!そのもの自体で体を冷やす性質のある夏野菜は、我が家は温めて頂いています。お外で遊んで体温が上がってしまったらスイカが食べたくなったり、汗を沢山かいたら塩むすびが美味しかったり。体の声を聞くと自ずとそれが必要なものに。

ラタトゥイユはクスクスかキヌアと頂くのが好き☺︎

何度も手にする大好きな本

体が正確な声を発するためにはきちんとした体作りがまずは大切かなと常々思っていて、参考にしている大好きな本がこちら。

①若杉ばあちゃんシリーズ

薬膳やマクロビオティックに出てくる難しい概念なんてたいして無くて、おばあちゃんの知恵袋みたいな本。若杉さんご自身はマクロビオティックを学ばれているので、基本的にはそこに基づいているのですが、その知識が分からなくても、あぁそうだなと私の心にはストンとくる内容ばかり。

特に『一汁一菜子育て法』はお野菜ごとの効能や子供の症状別のお手当て法なども載っていて本当によく開きます。なにより何となくおかずは多ければ多いほど良いという様な風潮にある最近の日本において、一汁一菜というのがママの心を軽くしてくれます。そんなに頑張らなくったって、きちんとすれば子は元気に育つんだと。

②白崎裕子さんの本

白崎裕子さんが大好きです。レシピはもちろんですが、お料理にしろスイーツにしろ、何かを作る時の根本にある彼女の考えが好きなのです。体に優しいおやつやパンのイメージが強いかもしれませんが、お料理の本もとても素敵なのです。

我が家の食卓はシンプルなお料理と発酵食品で成り立っているような。。

最近は有難いことにインターネットで色々なレシピを見ることが出来るので、購入する本はいわゆるレシピ本よりもお料理や食に対する考え方やメソッドが載っている本が多いかもしれません。

簡単に美味しく栄養も♡

アメリカに来てすぐの時は、日本のデパ地下の様なフードコーナーも無ければ、混ぜるだけの合わせ調味料も無いなんて、なんて不便な!と思っていました。

そんな私がアメリカに来て以来、ずっとやっているのが『重ね煮』。お塩を少しだけお鍋の底にパラパラしたら、素材の陰陽の順番にしたがって具材を重ねて、ゆっくりと煮るだけ。お野菜から水分が出て、これだけで充分美味しいのです!お味噌汁はいつもこの作り方。離乳食もこのやり方でした。簡単で美味しくて栄養たっぷり♡

日本にある美味しい出汁パックは手に入らないか、売っていても高いので、我が家は昆布と干し椎茸で出汁をとっています。昔はきちんと煮出すか水出ししていて、だしがらは佃煮やふりかけにしていましたが、面倒くさがりな私はもはや両方を粉末にして必要に応じて足すだけ。でも意外と便利でマヨネーズに混ぜれば和風に、醤油麹に足しても美味しいし、納豆に混ぜても◎。

もしかしたら地味ご飯過ぎて、きなこちゃんのお子さん可哀想。。と思われてしまうかも?でも炊き立てのご飯と美味しいお味噌汁とほんの少しのおかずって実は本当に幸せ♡こういう粗食があるからこそ『ハレとケ』という日本の伝統的な世界観も成り立っているのかなと思います。

我が家の調味料はごくごくシンプルで、醤油麹と玉ねぎ麹(仕込み立て!)に質の良いお酒と味醂だけ。



お腹の中から健康に

私がとても大切にしている腸内環境。発酵食品オタクであることはご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが。。この話をし始めると長ーくなってしまうので割愛しますが、お腹の環境って時にはマインドを支配することも。上手く消化できない食べ物を食べて、ボーっとしたりイライラしたことはありませんか?

私は専門家でもなんでもありませんが、うちの子どうしてこんなに怒りっぽいのかしら?集中力がないのかしら?って思った時、それはその子の性格じゃなくて、ただ単に腸内環境が整っていないからかもしれません。

ご飯作りは体を作る毎日の大切な作業であると同時に大変な時も。何品も毎日献立を考えるのに疲れてしまっている方がいたら、是非おすすめの本を手に取って頂けたらなと思います☺︎

 

 

きなこ

38歳/夫・娘(5歳、2歳、0歳)/料理部・美容部/横浜生まれ、横浜育ちのはまっこですが、現在はアメリカのテキサス州ダラスに住んでいます。自然に寄り添いながら、日々の暮らしの中に小さな幸せを見つけながら過ごしたいです。最後の年も宜しくお願い致します☆Instagram:@mindful_bluebird

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