今日のお買い物

夏の課題図書と夏のお菓子

  • TB あき

2021.08.02

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例年通りこの時期は、夏バテでよろよろしながら暮らしているわたしです。
もともとの体力のなさに暑さと年齢が加わり、夏が年々苦手になりました。
そんな中でも、今の時期の楽しみは季節のフルーツや、冷たいデザート、そして夏の和菓子といえば、の水無月です。

博多水無月はつるんとした小豆のお菓子で、笹に包まれた爽やかな様子も夏らしい。
和菓子屋さんに並んでいるのをみると、夏が来たな〜と思います。
お店によって様々ですが、わたしが毎年楽しみにいただくのは富貴さんのもの。
小ぶりなので、二つくらいはつるっと食べれます。
一緒にいただいたお茶は、友人にいただいて以来大好きな宮崎茶房さんの有機烏龍茶。
みなみさやか、という名前のお茶で、いわゆる烏龍茶、というのと少しイメージが違って、香り高く爽やかなお茶です。
華やかで清々しい香りが本当においしい。

おやつのお供は本。
最近、寝る前の読書タイムも睡魔に襲われてなかなか進まず、ペースが落ちています。
今読んでいる2冊も、少し前に購入しましたがなかなか読めていませんでした。

「ねこしき」猫沢エミさんのエッセイは初めて手に取りました。
副題の「哀しくてもおなかは空くし、明日はちゃんとやってくる。」という言葉に惹かれて。
猫沢さんが普段の暮らしの中で作っておられる料理がいくつも載っています。
どれも気軽に作れて本当においしそう。
日々の料理が軸になったエッセイの中には、猫たちとの暮らしの様子や猫沢さんご自身の生き方、フランスのこと、などが丁寧に綴られています。
軽いエッセイ、というよりは、ゆっくり時間をかけて繰り返し読みたい、読みながら時々、小説の1部分を読んでいるような気持ちになるような、たっぷりとしたエッセイという感じ。
レシピも丁寧で、メインもサラダもスープもお菓子まであります。
今、ちょうど半分読んだところ。
一気に読むのがなんだかもったいなくて、残りは少しずつ読もうと思う。

「最高のアフタヌーンティーの作り方」古内一絵さんの最新刊です。
古内一絵さんといえば、人気シリーズ「マカン・マラン」シリーズの作家さんです。
マカン・マランは本当に大好きな小説で、全4作、今でも時々思い出したように開いたりする。
新刊が出ると知ってとても楽しみにしていました。
老舗ホテルのティールームが舞台のお話。
老舗ホテルのティールーム、と聞いた時点で、私の頭の中では知りうる限りの老舗ホテルのティールームの画像が広がります。
登場人物一人一人のイメージから制服、靴など細かいポイントまで妄想を繰り広げて読むのが楽しい。
こちらはまだ最初の1、2ページしか読んでいませんが、うんうん、好きな感じ!というわくわくが既に私の頭に充満しています。
装丁も繊細で美しいのも素敵。

8月から少し時間ができそうなので、この機に溜まった読書や家のこと、あとは改めてレシピを見直したりいろいろ新しい料理を試したり。
ずっと避けていた大掛かりな歯の治療もあったりして楽しいことばかりではないけれど、この夏も帰省は難しそうに感じているので、その分できるだけ有意義に使いたい。
やりたいことがたくさんあって、時間はいつも足りないな。

TB - あき

会社員・料理教室主宰 / 福岡県 / LEE100人隊トップブロガー

49歳/夫・息子(24歳)・猫/手づくり部・料理部/インテリアコーディネーター、ジュニアベジタブル&フルーツマイスター。料理と、そのまわりの空間づくりと、インテリアが好き。季節を感じながら、料理をして盛り付けてしつらえて。いただきますと食べることがなによりの幸せだと思っています。おしゃれすること、本を読むことも好きです。生まれも育ちも生粋の関西人ですが、福岡に住んでもう15年以上が過ぎました。日々の暮らしを丁寧に楽しく。よろしくお願いします。

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