こんにちは!029のみこです。
先日東京都美術館で行われている「イサム・ノグチ 発見の道」展へ行ってきました。実は、緊急事態宣言明けの5月に行こうとチケットを取っていたものの緊急事態宣言が延長し長らく休館しており、やっと行けた展覧会。すごく楽しみにこの日を迎えました。
イサム・ノグチさんとは?
イサム・ノグチさんは日本人を父に、米国人を母に生まれた、20世紀を代表する彫刻家・アーティストです。インテリアでは”お盆に帰った岐阜で見た提灯にインスピレーションをうけて生まれた”と言われる和紙と竹を使った「あかり」という照明はよくおしゃれな家に置かれていますよね。三角形のガラス天板のテーブルも。私はプロダクトが自然と繋がっている雰囲気が好きで、好きなアーティストの一人です。
「あかり」のインスタレーションは圧巻!
入り口からちらり見えている「あかり」150灯のインスタレーション。とても幻想的な空間!
イサム・ノグチ曰く、照明が消えたり灯ったりするのも光の”彫刻”なんだそう。15分ごとに少しずつ明るくなったり暗くなったり表情が変わる空間を囲むように展示された金属や石を使った彫刻も、どこか自然を感じるような力強さと優しさを感じました。世界観に魅了されつつ、作品の合間を行き来しながらゆっくりと見進めていきました。
展示は3つのエリアで構成されています。
展示は3つのエリアで構成されています。個人的には最後の「第3章 の石の庭」が印象的でした。(3章だけは写真不可でした)このフロアの石の彫刻は、香川県高松市牟礼町(むれちょう)にある”イサムノグチ庭園美術館”から運ばれてきたものだそうです。ザラザラ・ボコボコ・つるつる…同じ素材でも違った見え方をする彫刻の魅力やエネルギーに引き込まれた時間でした。
幻想的な空間体験をぜひ◎
展示会も素敵でしたが、今度は実際に自然のなかに彫刻が展示されている「イサムノグチ庭園美術館」に行きたくなりました。感染が落ち着いたら行きたいリストに早速追加!
展示会にはお子様連れの方もいらっしゃいましたし、館内はエスカレーターで各章を回れます。チケットは予約して行った方が確実です。感染には気をつけつつ、たくさんの方にこの幻想的な空間を体験してみてほしいな、と思います。
「イサムノグチ発見の道」
会期:2021年4月24日(土)~8月29日(日)
@東京都美術館
029 みこ
みこ
会社員 / 埼玉県 /
41歳/料理部・美容部/インテリア・雑貨・おやつ好き。苦手だったお料理も挑戦するようになり、暮らしを楽しむことを100人隊から日々教わっています。「丁寧に楽しく」に憧れるものの、なかなそうも行かない平凡な毎日ですが、今年はラストイヤー。心が動くものやわくわくするものを背伸びせずお伝えできればと思っています。隊員NOにちなんで【029(おにく)のみこ】としても活動キロクも。身長168cm。
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