最近、私が購入した料理系の新刊の中から、オススメの一冊を紹介したいと思います。
『父ちゃんの料理教室』辻仁成:著
パリで17歳の息子さんと暮らす作家の辻仁成さん、毎日のご飯やお弁当を手作りされてきたそう。
そんな辻さんが、近い将来巣立つであろう息子にレシピを伝えよう!と自宅のキッチンで料理教室を開くお話です。
私は以前から辻仁成さんのブログ『滞仏日記』を愛読しているのですが、度々登場する辻さんのお料理がプロ級でとにかく美味しそうなのです!
レシピをメモしながら『これ、本にならないかな?』と想いを募らせていたので、この本の出版を知った時はガッツポーズしました。笑
料理と人生と。
本の中ではずっと息子さんに語り掛ける様に文章が綴られていて、辻家のキッチンで親子の会話を聞いている様な気持ちになります。
料理の作り方だけでなく父が『人生』について伝えたり…シングルファーザーとして息子さんを育てていらした辻さんの想いが溢れていて、料理本だと思って手に取ったはずなのに涙なしにはページを捲れませんでした。
子に限らず、きっと誰か大切な人と一緒に料理をしたくなる1冊だと思います。
早速、私も作ってみました。
詳細は本をご覧頂くとして、最初に「食べてみたい!」と思ったメニューを週末に作ってみました!
辻家のレシピは仏家庭料理の様だけれど、和のエッセンスが入っていたりして日本の食生活にも馴染みそうなものばかり。
何より、息子さんに教える料理というだけあって材料や工程が簡単!こちらのメニューも40分位で完成しましたよ。
レシピにはフランスらしくワインも多く登場するので、私的には「この料理を作るためにワインを少し残しておこうかな?」という感じです。
気になるレシピが沢山あるので、これから一つずつ作るのが楽しみです☺︎
*まあや*
まあや
自営業 / 東京都 /
42歳/夫・息子(4歳)/手づくり部・料理部/学生時代より「おいしい朝ごはん・建築・アート」を巡る旅が好きです。歴史好きの夫、宇宙好きの息子との3人家族。育児と仕事の両立に試行錯誤する日々ですが、シンプルで心地よい暮らしを心がけています。家族で食卓を囲む時が一番しあわせな時間、おいしいごはんと家族の笑顔が私の元気の源です。
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まあや