今日はいよいよこどもの日。
ドイツでは普通の平日ですが、息子も自宅にいるのでオンライン授業の合間に一緒に柏餅を作りました。
オークの木を探して
昨年は柏餅キットを日本から送ってもらって作ったのですが、
今年は桜餅キットを送ってもらったので柏餅は一から手作りしました。
まずは葉っぱ探し。
ドイツの国樹でもあるオークの木(ヨーロッパナラ)の葉が、柏の葉と似ていると聞いて、
1ヶ月ほど前からオークの木を探し続ける日々。
でも、見上げれど見上げれど、柏に似た葉っぱが見つからない・・・
もう別の葉っぱを使うしかないかなと諦めかけた頃、家のすぐそばでオークの木を見つけました。
最近やっと若葉が見られるようになったので、見つけやすくなったのかな。
オークはドイツ語で「Eiche」と言い、今の家がある通りは「Eichwäldchen」という名前で
訳すと「オークの小さな森」という意味です。
その名の通り立派なオークの木がありました。
公園にも大きなオークの木。
オークは巨木が多く、手の届く位置に葉っぱがある木を探すのがまた大変でした。
まだ葉っぱが小さいものが多かったですが、なんとか入手し、塩漬けにして保存しておきました。
あんこを炊いて粒あんづくり
続いてあんこ作り。
100人隊でもあんこ作りをしている方が多くて、みなさんのクリップを参考にしながら作りました。
一口味見のはずが止まらない美味しさ。
あずきはBioスーパーで簡単に手に入るので、こんなに美味しいならもっと早く手作りすればよかった。
米粉ともち粉からお餅作り
日本では上新粉や白玉粉などで作れると思うのですが、
アジアスーパーで手に入る「粘米粉」(上新粉の代わり)と「糯米粉」(白玉粉の代わり)で作っていきました。
レンジではなく蒸篭で蒸すやり方で作ってみるともちもちで良い感じ!
ただ、ここから再度こねる予定でしたがこねるには硬い・・・
もちもちで美味しいし、これでいいかと急遽包むことに。
息子が「一つはあんこなしのを作ろう」と言い出し、一つだけ「はずれ柏餅」も作って完成!
伸びなくて閉じきれていないし、やっぱり葉っぱがちょっと小さくてお餅が覆いきれてない・・・
それでも久々の和菓子は美味しくて、あっという間にお腹の中に消えていきました。
「はずれ柏餅」はバレバレだったけど、狙い通り旦那さんが食べてくれて息子大喜び。
手が汚れるため写真が全く撮れずでしたが、久々に息子とお菓子作りができて楽しい時間になりました。
白玉とあんこで抹茶プリン
柏餅のついでに「糯米粉」で白玉も作りました。
こちらの方がベタベタしなくて作りやすい!
抹茶プリンを作って、白玉とあんこをとイチゴをのせて。
息子は抹茶はやっぱり好きじゃないようで、上の白玉、あんこ、イチゴだけ食べました。
白玉のもちもちな美味しさに言葉を失うの図。
夕食はオムのぼり
夕食は旦那さんがSNSで見かけたオムのぼりを作ってくれました。
私が作るよりも上手!
在宅ワークの合間に旦那さんが夕食作りをするスタイルが定着し、すっかり甘えています。
夕食の後はお決まりのボードゲームで息子が一位になり、ご機嫌で眠りにつきました。
昨年作った柏餅のことはすっかり忘れられていたけど、
息子の記憶に少しでも楽しいこどもの日の思い出が残ってくれたら嬉しいです。
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カーリー
主婦 / 奈良県・アメリカ /
40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。
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