先日、主人と『今の私達』について話し合いました。

私は、高学歴タイプで、常に頭を使って思考で生きていました。また、人の目線をとても気にしていました。

主人は高校を卒業してすぐにやりたい！の感覚で、職人の道を選びました。人の意見もほとんど聞かず自分が納得する選択だけを選んできました。

話の中で、『感性で生きてきた主人』から

「もう、muaさんは学ばなくて良いんじゃない？だから家にある本も全部手放してみたら？」と提案がありました。

「え、大切な本を。私の趣味である読書を手放せと？？」と思いましたが、よく考えていくと

確かに私は「勉強」をしてきたので、本にあることをそのまま暗記して、殆ど自分の感覚を使ってこなかったのかもしれない、とふと立ち止まりました。

【今の自分に必要な事は五感を使って感じること。】

視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚を使って

今の自分に、とにかく自分をもっていくこと。

普段、忙しい毎日を過ごしていると気づきにくい感覚。

ヨガや、瞑想にちかく、今、自分がどういう状態なのかを内側の目から覗く感じ。

そして、しばらく、考え、

私は本を手放すことを選びました。

これはただ単に本を捨てることに意味があるのではなく、私の姿勢や、今まで持ち越してきた思いや思考が全部切り替わる手段だと感じました。

実際に家にある2年前に購入した未読の

本を手に取ってパラパラと見てみたら

【もう既に出来ていました】

学ばなくても実体験で全てを網羅していたことに気がついた瞬間。

これは全て息子が通っていた自主幼稚園が全て実行してくれていたことです。見守る保育。

私は熱い心で、その園を選び、私が素晴らしいと思う子育てを実際に39年間続けている園長先生に直接話を聞きに行き

私が実践を五感で感じ、体験を通して培ったものです。

これらは本から学ぶよりも、話を聞くことよりも実践的で

現在進行形で、その愛ある保育を感じながら、主体的子育てを知る、見る、やる、挫折する、考える、の連続でした。

だから私はこの自分を感じる！ことを、これからどんどん行っていきます。

本や知識は、一旦、さようなら。

でも、この様なおウチ綺麗にする系の本は

やはり大好きです。

最近は神社へもよく足を運ぶ様になりました。