こんにちは！最近週4ぐらいで上下つながった服を着ている気がするエミッコです。
そう、我々LEE世代にもすっかり市民権を得たオーバーオール/サロペット。
私もその「ラクチンなのになんだかオシャレっぽい」感にとっぷりハマっていて、今や、なくてはならないマイ定番！くらい重宝しちゃっています。
というわけで本日は！そんな愛すべきオーバーオールについて、ウニウニと考察していきたいと思います。
一張羅と日常着を兼任してくれる、数少ないアイテム。
なぜそこまで重宝しているのか。と考えると、
・日常着としてひたすら手抜き＆カジュアルに（テキトウに）着てもなんだか「それなりにオシャレした風」に仕上がる。
なのに、
・合わせるものを変えれば、お休みの日、しっかり真面目にオシャレしてお出掛けしたい！という欲求にもちゃあんと応えてくれる。
という、言うなれば「一軍（お出掛け着・一張羅）と二軍（日常着）を見事に兼任した服」だからだと思うのです。
合わせるアイテムをカジュアルに寄せれば、子供と公園でエンドレス滑り台！でもへっちゃら。
しかし同じオーバーオールでも、女性らしいアイテムや風格のある（？）アイテムと合わせれば、洒落たランチぐらい行ける！はず。
私の場合「自宅⇔街中」の距離が、子供と歩ける丁度良いお散歩コースなので、トップスやアクセサリーはちょっと女性らしいもの＋足元はスニーカー。というハイブリッドコーデにしておいて、道中にある公園でまず遊んで、その後街ブラして帰る―――とかそんな「子供の遊びたい欲」と「母のおしゃれしたい欲」を同時に叶えてもらったりもしています。
一軍アイテムなのに、日常にも着ちゃおっかな～！と思えるのはやっぱりそもそもがワークウェアだから。同じ一軍でも、白いレースのスカートを日常に着たとしたらまず料理はしたくないし、洗い物も掃除も嫌だし、自転車も無理だし、公園もあり得ない―――とつまり、当たり前ですが、一張羅が日常着を兼任するのは不可能なことが多い。
でもオーバーオールは、
一張羅としてのオシャレ力・アレンジ力・存在感を持っていながら、ワークウェアゆえに動きやすさや汚れへの耐性は日常着と同等！
という、非常に美味しいとこ取りなアイテム。
それに気付いた日からもう、オーバーオールなしでは生きていけなくなりました。←極端なんです、私。
（もちろんジーパンだってそもそもはワークウェアなわけなんですが、現代のジーパン文化を考えるとやっぱり「一張羅のジーパン」と「普段着のジーパン」が分かれる気がしていて。）
リアルなダメージや風合いが♡ 古着も良いですよ～。
色々なブランドからオーバーオールやサロペットが出ている昨今ですが、時を超えてきたリアルな風合いの良さという面でも、コストパフォーマンスの良さという面でも、私は断然古着派です。
新品でもダメージや色落ちの加工をしたデニムのものが多い中で、古着なら「加工」ではないリアルなダメージや色落ち・風合いが楽しめる。
やっぱりリアルに使い込まれて出来たダメージや色落ちって人工的な加工では出せない雰囲気や味があるし、それぞれオンリーワンの個性を持っているから愛着も湧くし、「もとの持ち主はこれを着て何してたのかしら。」なんて思いを馳せてみるのも楽しいし。
既にリアルに使い込まれた風合いがあるので、うっかり汚したり着倒してボロボロになったとしても、それがまたそのオーバーオールの歴史の1ページとして刻まれる―――と前向きに捉えられるのも汚し屋（私）的には嬉しいポイント。
↑ ガンガン入ったダメージがむしろポイントに。自分でも、もともとのダメージなのか自分が汚した箇所なのか、わからなくなってまいりました。
そして当然ながら、ガチのワークに耐えうる作りになっているので、しっかりしていて、めちゃくちゃ丈夫！というのも嬉しい。
既に何十年と時を超えて来たものだけれども、まだまだこの先も何十年と現役で活躍してくれると思います。
形もトレンドに振り回されないベーシックなものなので―――将来的には「80年モノ」とかになって味がしみしみなオーバーオールを着て、同じく味がしみしみになった私が年末の大掃除をする、そんな姿を目指したいと思っています。
↑ 理想の「お掃除オールドレディ・スタイル」。
1着の服が80年活躍してくれるとなると、まさにサステナブル＝持続可能なファッション。
我慢せずに心からファッションを楽しんで、そしてそれが少なからず子供たちの未来の環境を守ることにも繋がる・・・というのは、ファッションアディクトとしてはとても有難いことです。
4ケタプライス～1万円台前半くらい。そこも魅力なんです♡
そんなメリットたっぷりの古着オーバーオールですが、先述の通りお値段の面でも優秀で。
4ケタプライス～1万円台前半で十分な一着が手に入るので・・・色や風合い・サイズ感など、実店舗・オンラインストアを沢山巡って、「私の相棒はコレや！」という一着を見つけていただきたいなあ♡ と、古着初心者の実体験に基づく力説。
（大型の古着屋さんだったりすると、スタッフさんもお客様も若くて入りづらい・・・ましてや試着とか・・！と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、体感としては新品のお洋服屋さんよりも自由に試着しやすい雰囲気で、「着たからには何か買いますよね？」的な圧も全然ないんです。正直、古着屋さんの方が試着は自由に楽しめるかも。）
さてさて！
相変わらずの熱量（文字数）でお送りしてまいりました前編はこれにて終了。
お次は3タイプのオーバーオールにご登場いただいて、それぞれに「お出掛けコーデ/走れる系日常コーデ」を♡←完全なる自己満足の世界です。すいましぇん。
エミッコ
41歳／夫・娘（4歳）／料理部・美容部／人生の7割はファッションのことを考えている気がするファッションラバーです。100人隊を通して「よいものを長く愛する」ということに目覚め、また気候危機の問題を知ったこともあって、現在は“古きよきもの“である古着を今っぽくオシャレに着こなすべく日々研究中。更に今年は「今持っている服を見直し、最大限に楽しく着回す」にチャレンジ予定です。身長158cm。Instagram：@potarina
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エミッコ