こんにちは、haruです。

 

先日、素敵な贈り物が届きました。

ご実家の畑を手伝っている友人から、今採れ野菜と、地元で有名だという、うども一緒に。

それから、お庭のミモザも。

開けた瞬間幸せが広がるサプライズでした。

 

作り手の見える食材をいただく。

 

その思いも感じると、

美味しく食べたい欲がムクムクと。

そして、

その野菜をいただきながら、ふと考えました。

 

人の作ったものは愛情を。

できたてごはんは温もりを。

お店の味は発見を、

旬のものは栄養を。

それから、

誰かと一緒に食べるご飯は元気をもらう。

食べることで、いろんなものを噛み締め、

体に入れていくんだなと。

新鮮野菜をいただく

友人のオススメは

ケールとブロッコリーの交配種という、

アレッタ。

写真を撮り忘れてしまったのが残念ですが、

名前も可愛い。ブロッコリーよりもスリムで葉は大きく、大きな菜の花のようなイメージ。

手紙にオススメの食べ方も添えてくれて、さっそくニンニクとオリーブオイルで炒め、ベーコンも一緒に。

ちょうど残っていた黄身（こどもたちはたまごの白身が大好物…）をすりおろし、

ミモザ風に。

収穫してすぐ送ってくれた野菜たちは新鮮そのもの。

美味しさを口いっぱいに味わいました。

それから、ケールや春菊、ほうれん草。

どれもサラダにしようか、何にしようか、考えるだけでワクワク。

わたしが野菜を好きなことを知っている友人が、

『一番喜んでくれるかなと思って』と手紙を添えて送ってくれたギフトは、本当に嬉しくて心に沁みました。

旬のうどを丸ごといただく

うどは、あの本に載ってたな…と

10年ほど前に購入した高山なおみさんの本を手にとりました。

季節も食べる！表紙の言葉も最高です。

本のレシピから、

穂先は味噌汁に、

皮はきんぴらに、

うどは酢水につけてサラダに。（レシピは生ハムでした）

春を感じるうどの香りと、滋味深さ。心も体も満たしてくれました。

 

大切に食べたいから、

丸ごといただく。

今月号のLEEにも“捨てがち野菜”の使い切りレシピが掲載されています。

食品ロスをなくす一番の近道は、

感謝の気持ちをもったり、自分が美味しい、美味しく食べたいと思える食材に出会うことかもしれません。

そんなことを思いながら、

届けてくれた友人にも感謝したくなりました。

食卓の記憶。

大家族で育った私は、

小さい頃、祖母、曽祖母、高祖母…と、おばあちゃんが3人いた時期がありました。

どう使われていたかあまり記憶にありませんが、冷蔵庫が世代別？に3台あった時期も。

（台所に入り切らず、お風呂場の前にあったな、笑）

母には尊敬と感謝の念が押し寄せてくるのですが、

祖母たちからも、たくさんのことを学んだ気がします。

田舎から送られてくる山菜や旬のもの、天ぷらにしたり、いろんな料理で旬の味や季節を楽しませてもらいました。

今思えば、昔ながらの日本の食卓風景が、いつもそばにあった気がします。

うどの香りが春を連れてきてくれるとともに、季節を味わう食卓を作ってくれた家族のことを思い出し、記憶を蘇らせてくれました。

あれから10年ー。

あの日のことを忘れてはいけないし、

命の尊さを思い、

今日、生きていることに感謝して。

 

旬をいただけると、

美味しくごはんを食べられるなんて、すごく幸せなこと。

 

いつもの日常こそ、

もっと大切に生きなくてはと思います。

今日もていねいに。

松浦弥太郎さんの本。

もう何度も読んで表紙がボロボロですが、

この日が来るたびに、自分が今できることを考え、この言葉を噛み締めています。

 

今日という1日を笑顔で過ごせますように