バンコク渡航＆隔離生活レポート②

ふみ

2021.03.10

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—①から続きます—

隔離ホテルってどんなところ？

隔離ホテルはタイ政府の指定する中から選び
渡航前に予約しておきます。

私達家族はバンコク中心部のスクンビットという
エリアにあるホテルに滞在しています。

部屋は広く明るく、大きな窓から外の景色が見えます。
冷蔵庫、乾燥機付洗濯機、レンジ、ミニキッチンもあります。

夫は平日テレワークのため、リビングダイニングと
寝室が分かれている部屋にしたのですが、
仕事中でも別室で遊んだりテレビも見られるし
夜息子が寝てから用事もできて良いです。

ホテルとのやり取りは、基本LINE

滞在中の注意点について最初に簡単な説明を受けたあとは
ホテルとのやり取りはほぼLINEで行います。

毎日2回、検温結果をLINEで送ります。

タオルを替えて欲しいとか、お水が欲しいとかも
LINEで都度連絡します。
隔離生活者がどれぐらいいるのかわかりませんが、
次々LINEが来て大変だろうなぁ…

食事も前日にLINEが送られてきて
朝昼晩、それぞれ4種類の中から選んでポチっとすると
指定した時間に持ってきてくれます。
持ってきてくれる、と言っても正確には
ドアの前に置いておいてくれる、です。

一体誰がご飯を持ってきてくれるのか
その姿を一目見たい息子はピンポンが鳴ると
急いでドアに走るのですが、いつも間に合いません。
非接触が徹底されているのか、
あっという間に帰ってしまうようです。

飲み物やフルーツ、アイスなども販売しており、
LINEを使って注文できます。

食事は？

隔離生活、一番の気がかりは食事でした。

ある日の朝食はこんな感じ。

オムレツ、ウィンナー、ポテト、パン、
シリアルなどが定番メニューです。
日替わりでフレンチトーストやお粥、
牛丼（朝から！一回頼んだけど。笑）などもありました。

ある日の夕食はこんな感じ。

レッドカレーとチキンだったかな。スパイシーでした。
タイ料理、ベジタリアン料理、洋食、日本食などが日替わりであります。

きれいに作ってあり、少し味が濃いですが美味しいです。

さすが南国、フレッシュジュースとフルーツが
ほぼ毎食付いてくるのが嬉しいです。
グァバ、パパイヤ、ドラゴンフルーツ、種類も豊富です。

ランチにはプチデザートも付いてきます。
これが毎日違って凝ってる！
激甘でひと口でごちそうさまなものもありますが
ひと口あるのが嬉しいんですよね♡
キャロットケーキやタイティークリームのケーキ
美味しかった♡

という具合に、結構楽しんでいました。

…最初の頃は。

まず私、タイ料理も辛いものも大好きですが
悲しいかな、段々胃がついて行かなくなりました。
いくら好きでも、気持ちは食べたくても
連日のエスニックや洋食はアラフォーにはキツイ…

そして息子。
キッズメニューはバリエーションが少なく
チキンナゲット＆ポテト、フィッシュ＆チップスなど
どれを選んでも思いっきりファーストフード。
ポテト好きな息子も「またこれ？」という感じで
手が伸びなくなってきました。

5日過ぎた頃から、大人のメニューに和食系があるときはそれを選んで息子におにぎりを作ったり、
持ってきたカレーや味噌汁、スープ春雨などの出番が増えました。

昼間活動していないとお腹もあまりすきません。

お腹をすかせてご飯を食べる
いろんな食材をバランス良く食べる
薄味で素材の味を楽しむ
というのはやっぱり基本だなぁと実感。

隔離が明けたら野菜をたっぷり摂って、
優しい味の料理を作ってやらねばと思っています。

待ちに待った、お出かけタイム！

滞在期間中のスケジュールです↓
息子が落書きをしてしまっていますが…

5日目にPCRを受け陰性だったので
7日目から1日1時間、ホテルの中庭に
出られることになりました！

1週間ぶりの外出、日焼け止めをたっぷり塗って
ボールとお水を持って、いざ出発！

一歩外に出た瞬間、まぶしい太陽とむわっとした熱風が。
プルメリアが咲いてプールの水はキラキラと光っています。

広い芝生で息子はサッカーを楽しみました。
テニスやパターゴルフもできます。

気温31度でしたが日陰に入ると気持ちよく
本当に良い気分転換になります。
毎日のこの時間が癒しになっています。

隔離生活にあると良いもの

隔離生活も折り返しを過ぎました。
これから渡航する方のために
個人的な感想ではありますが
あると良いのではと思うものをご紹介します。

〇日本食
特にお子さんがいらっしゃる場合は、ホテルの食事が合わない場合に備えて必要だと思います。
お味噌汁、スープ春雨、ラーメン、味付け海苔、ふりかけ、梅干し、常温で持ち運べるお惣菜などを持ってきました。
あっさりと素麺なども食べたくなります。
KALDIで麺つゆの小袋が売っていました。軽くて便利。

レトルト米は重いので持ってきませんでした。
タイ米、日本米問わなければお米のメニューは毎日あります。

隔離中、外からの差し入れは可能ですが
ルール的にはDried Food Onlyだそうです。
こちらに弟夫婦が住んでいるので
ヨーグルトを頼もうと思ったらNGでした。
タイ生活の長い弟は、試してみると言って
冷凍の豚まんやら真空パックの野菜やら、
挙句納豆までたくさん差し入れてくれたのですが
そのまま全部、無事に部屋に届きました。笑
納豆のどこがDryやねん！と二人でツッコミましたが、
担当者によるのか、たまたま見逃されたのか。
ヨーグルトも実はいけたのか、謎です。

〇野菜が摂れるもの

野菜不足になります。
青汁持ってくれば良かったーと後悔。

〇お茶

ミネラルウォーターはたくさんもらえますが、
普段息子は麦茶を飲むのでティーバッグを持ってきて作っています。
ジュースばかりでは糖分も気になります。

〇簡単な調理器具・食器類

簡単な調理ができるようでしたら
お箸、レンジで使える深さのある器（カレーなどを温める用）、小さいナイフ、ハサミ、まな板、ラップ、ふきんなどあるといいと思います。
食器用のスポンジと洗剤は持ってきましたが、
用意されていました。

〇洗濯系

洗濯機があり下着などを自分で洗えるので助かっています。
洗剤も用意されていました。
洗濯機がない場合はランドリーサービスを
利用することになると思います。
洗濯ロープがあると便利ですが
お風呂場に付いているホテルも多いかと思います。

〇掃除系

最初の1週間は部屋の清掃がありません。
（2週目は3日に1回）
気になるようでしたら、床用のお掃除シートとか
バスタブを洗うスポンジなどもあるといいかも。

〇時計

ホテルの部屋って基本時計がないですよね。
旅行ならそれもいいのですが、生活するとなると
やっぱり置き時計があると便利です。
ちょうど息子が時計を読めるようになってきたので
生活リズムを作るためにもあって良かったです。
直前に思い立ち、百均で買いました。

〇日本のTVやNetflixなどのオプションサービス

NHKは無料で見られたのですが、有料のオプションで
民放数局と、Netflix、Youtubeを見られるようにしてもらいました。
なにせ外には出られません。おうち時間の充実を。

〇Amazon キッズタブレット

本当はもう少し大きくなってからと思っていたのですが
フライトや隔離生活の不安に負けて買いました。
3歳8か月でも楽しめるアプリが結構あり、
あっという間にいろいろできるようなっています。
今後の付き合い方はよーく考えなくてはいけませんが、
とりあえず今は頼もしい助っ人です。
なんせ一日中3歳児の相手は大変で、相変わらず寝落ちしてます…