夫の転勤でタイのバンコクに引っ越すことになり、
2月末に大阪から渡航、現在14日間のホテル隔離中です。
興味のない方がきっと大半で申し訳ないのですが
海外渡航が通常とは違うこのご時世、
必要な方に少しでも情報提供できたらということと、
なかなかない経験なので自分の記録として、
渡航と隔離生活についてレポートしたいと思います。
渡航2日前、運命のPCR検査
✓航空券も予約した。
✓渡航に必要な書類(ビザ・CoE(入国許可証)等)も揃った。
✓船便・航空便・トランクルームに荷物も運び出した。
✓賃貸の家の退去日も決まっている。
というもう後に引けないタイミングで、PCR検査が待っていました。
渡航72時間以内に受けたものでないと有効でないのです。
本当は買い物したいものもいろいろあったのですが、
大阪には緊急事態宣言が出ていたことや、
このPCR検査で引っかかるとこれまでの準備がすべて水の泡(住む家もない!)という恐怖から
渡航前はほぼ外出できずに過ごしました。
その代わり連日届くネットの買い物たち。
ヤマトさん、佐川さん、郵便局さんに感謝感謝。。
鼻咽頭検査(長い綿棒で鼻をグリグリするやつ)は
インフルエンザのように一瞬で終わると思ったのですが、
だいぶ奥の方までグリグリと長時間採取され
大人の私でもうっすら涙が出ました。
案の定、息子は大泣き。
採血と肺のレントゲン撮影も受け、その日の夕方結果が出ました。
ドキドキしながら封筒を開けると「negative(陰性)」の文字が。
✓コロナウィルス陰性証明書も揃った!
というわけで、やっとの渡航です。
すっからかんになった部屋を後にし、
これまで近くでいろいろ助けてくれた両親との涙の別れを経て関空に向かいました。
関空はかなりのお店が閉まっていたり時短営業で
閑散としていました。
夫は先に一度バンコク入りしていたのですが
家族帯同のため一時帰国してくれていたので
家族揃っての渡航が叶い、心強かったです。
その日はきれいな満月で、これからの生活への不安と期待で胸がいっぱいになりました。
出国~入国
タイ航空のチェックインカウンターで
タイ入国時の書類一式のチェックがあるため少し時間がかかりましたが、
それ以外は出国手続は通常と同様でした。
飛行機は半分ほど埋まっていて
後に追跡調査がある場合に備え空席への移動は禁止。
マスクは常に着用するようにとのことでした。
CAさん達は制服の上から防護服を着ています。
フライトは快適でしたが、食事がカオマンガイで、
息子が「くさい~!タイ料理くさい~!」と
大騒ぎしたので焦りました。笑
初めて嗅ぐ本場エスニックの匂いに衝撃を受けたようです。
これから慣れていってもらわないと。
タイ国際空港に到着すると、防護服(と言っても簡易なビニール製のコートのようなものですが)を着た係員が至る所に立っていて誘導してくれました。
入国審査、パスポートコントロール、いくつもの場所で書類一式をチェックされます。
時間はかかりますが、待つ間椅子が用意されていたり
特に迷うこともなく、手順はしっかりしていると思いました。
無事に通り抜けてスーツケースをピックアップすると、
すぐにまた係員が来て、隔離ホテルに向かう車へ連れて行ってくれます。
両替をする隙がないので、必要な方は
日本の空港でバーツを入手しておいた方が良さそうです。
(ただし隔離中は現金はほぼ使いません)
車はホテルが同じでも一組に一台用意されています。
靴カバーを着用するように言われ
運転席との間はアクリル板で隙間なく仕切ってあり、
なんだか物々しい感じがしました。
バンコクのタクシーの運転は荒いですが、
このバンを運転してくれた女性もレーサー並みで(こわいけどうまい!)
高速を飛ばしてバンコク中心部まで20分ほどで到着。
一般客と会わないように地下の入口から入り、
チェックインもせずそのまま部屋に通されました。
さていよいよ14泊15日の隔離生活の始まりです。
—②につづく—
ふみ
39歳/夫・息子(3歳)/手づくり部・料理部・美容部/100人隊3年目です。てんてこまいの共働き生活から一転、夫の転勤でタイ・バンコクで生活することになりました。新しい生活を楽しみながら、健康で穏やかに日々を過ごして行けたらと思います。よろしくお願いします。
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