我が家では毎晩、夕食後のダイニングで30分の読書時間を設けています。
2歳の息子は絵本を読んだり、お絵かきをしたり、度々離脱したり(笑)・・・ですが、私と夫にとっては短時間ながら大切な読書の時間となっています。
最近、その読書時間の中で読んだ本の中から、育児の参考にしたい本を3冊ご紹介します♪
『子どもを本好きにする10の秘訣』著:高濱正伸
こちらは全国に学習塾を展開されている「花まる学習会」の代表・高濱先生が書かれた本です。
タイトルの通り、子供を本好きに導くコツを始め「読み聞かせ」「本選び」などすぐに実践出来そうなアイデアが沢山書かれています。
巻末のブックリストでは幅広い分野から291冊の児童書を選ばれていて眺めているだけでも楽しい!2歳の息子には少し早い本も多いのですが、今後の参考にしたいと思っています。
『いま君に伝えたいお金の話』著:村上世彰
こちらは投資家・村上世彰氏(村上ファンド・元代表)が子供向けに書かれたマネー教育の本です。
「お金って何?世の中との関係とは?」「働くということ」「お金の使い方」など、小学生の頃から株式投資をしていたという村上少年の話を皮切りに、「お金の考え方」を解りやすく伝えられています。
ここでは沢山のお金を得るためのスキルではなく、より良い社会を作るお金のあり方、夢を持って働くことなど、未来を担う子供達へのメッセージが書かれています。
もし子供に聞かれたら少々返答に困るトピックも多いので、まずは親が読んでおきたい一冊だなと感じました。子供に向けの文体で書かれていますが、内容的には中学生以上向けかな?という印象です。
村上氏は現在、中高生に向けた『お金の授業』なども開催されており、そちらも気になります。
『学力の経済学』著:中室牧子
読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが、私も夫に大分遅ればせながら読了しました。
著者は日銀や世界銀行でのキャリアもある『教育経済学者』の中村牧子氏。私はこの本で初めて『教育経済学』という分野を知ったのですが、教育を経済学的手法で分析するとのこと。
「褒め育ては良い?」「テレビやゲームは子供に悪影響?」「教育にはいつ投資すべき?」などのテーマに対して実際に海外で多く行われている教育実験のエビデンスを元に分析されています。一個人の成功体験ではない所に説得力があるな、と感じた一冊でした。
偶然、教育関連の本が続きましたが、どれも内容は読みやすく楽しめる本です☺︎
*まあや*
まあや
自営業 / 東京都 /
42歳/夫・息子(4歳)/手づくり部・料理部/学生時代より「おいしい朝ごはん・建築・アート」を巡る旅が好きです。歴史好きの夫、宇宙好きの息子との3人家族。育児と仕事の両立に試行錯誤する日々ですが、シンプルで心地よい暮らしを心がけています。家族で食卓を囲む時が一番しあわせな時間、おいしいごはんと家族の笑顔が私の元気の源です。
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まあや