ドイツ生まれの保存容器WECK。
100年以上も前から、日常の道具としてドイツの家庭で使われているそうです。
少し高級な食材店に行くと、ピクルスやスープなどがWECKの瓶に詰められ売られているのをよく見かけます。
色が綺麗。
家でこんなピクルスが仕込めれば良いのですが・・・
でもお料理が苦手でも色々な用途に使えるのがWECKの良いところ。
素材はリサイクルガラス
ドイツではガラスのリサイクルが盛んです。
ガラスがたまると家の近くのコンテイナーへ持参し、白、茶色、緑と色ごとに分けて投入。
水やビールのガラス瓶は有料で、スーパーへ返却するとお金が帰ってくる仕組みです。
WECKにはリサイクルガラスが50~70%含まれているそうで、価格も非常に安価。
こちらに来てから私もいくつか購入し、すっかりWECKに魅了されています。
ほんのり青みがかった色合いと、いちごマークがなんとも可愛くて。
サイズ、形も様々なラインナップがあるのですが、我が家にあるWECKは3種類。
Mold Shape 145ml
一番シンプルで定番のモルドシェイプ。
こちらはプリンやゼリー作りに使いたくて購入しました。
普段使いとしては、小さなカトラリー入れとして利用したり、
あとはと少しだけ余ったコーヒー豆やチョコのストックに使っています。
Tulip Shape 500ml
ころんとした形が可愛いチューリップシェイプ。
中身を取り出しやすく、たっぷり入るので常備菜やスープなどの保存に向いているそうです。
お店で売られているのもこのサイズが多いかな。
我が家ではコーヒーや紅茶の茶葉の保存に使っています。
あとは底がすぼまっているので、重ねて置いても安定するのが嬉しい。
クッキーの保存にも使えます。
Deco Shape 1,000ml
一番最近購入したのがこのサイズ。
1リットルの大容量!
見た目のかわいさだけでなく、ふくらみの分だけたくさん入るので実用的です。
WECKを使って自家製味噌作り
そしてこのサイズを購入した理由は・・・
自家製味噌を入れるため。
はるはなさんのクリップを見て(リンク失礼します)、自分でお味噌を作ってみたいと思い早速材料を調達。
大豆だけはオーガニックスーパーへ行きBioのものを買ってみました。
クリップやネットにあるレシピをみながらコトコト3時間大豆を煮込み、綿棒を駆使して大豆を潰し、最後は袋に入れてプチプチを潰すような感覚で何とかペースト状に。
無事WECK2個分のお味噌が仕込めました。
こんなやり方で大丈夫なのかかなり不安ですが、約一年後、美味しいお味噌が食べられることを期待して、お世話に励みたいと思います。
最後はお味噌の話になってしまいましたが、プリンからお味噌まで、いろいろな使い方ができるWECKの魅力が少しでも伝われば嬉しいです。
カーリー
主婦 / 奈良県・アメリカ /
40歳/夫・息子(8歳)/手づくり部・料理部/3年間のドイツ生活を経て、アメリカで暮らすことになりました。クラフトやお菓子作りなど、作ることが大好きです。100人隊に入って、苦手だったお料理にも挑戦するようになり、お気に入りの器でテーブルを作る楽しさも知りました。新しい場所でも毎日ワクワクを探して、暮らしを楽しんでいきたいです。
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カーリー