暮らし発見

ムーチー食べて厄払い!

  • さんぽ

2021.01.25

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こんにちは。
LEE100人隊 026番 沖縄在住 さんぽです。

沖縄では旧暦の12月8日は、ムーチーを食べて厄払いする『ムーチーの日』。
今年は新暦の1月20日がその日にあたります。

さて、この『ムーチー』とは何でしょう?
答えはお餅。
といっても、他県で一般的に食べられる白餅とは違います。
月桃という葉っぱに餅粉を包み、蒸して作る甘い餅です。
月桃の葉は邪気を払う薬草で、防菌作用もあるため、
葉も花も種も利用される、沖縄で最も馴染みのハーブです。

この時期、市場やスーパーでは、
ムーチーに使う月桃の葉や餅粉が並びます。
仏壇にお供えし、家族で食べて健康を祈願したり、厄払いをしたり。
赤ちゃんが生まれ、初めてムーチーの日を迎える家は「初ムーチー」と言い、
親戚や近所にムーチーを配ります。

わが家は自宅では作らなかったのですが、
近所のおばあちゃんがお供えしたムーチーを
持ってきてくれました。
受け取った途端、ムーチーのいい香りがふわりと広がります。
葉っぱを開くと、べったりと餅が張り付いているのですが、それをうまく剥がしながら、食べるんです。
餅は白い餅や、黒糖、紫芋やターム(田芋)、フーチバー(ヨモギ)などバリエーションも色々です。

昔は苦手、でも今は…月桃の香りにハマる!

いただいたムーチーは、フーチバー、ターム、紫芋。
私は紫芋をいただきます。
来県したばかりの時は、実は苦手だったムーチー。
強すぎる月桃の香りとベタベタした食感が美味しいとは思えませんでした。
しかし、今では美味しく感じるようになりました。自分の沖縄化を感じる食べ物です。

ちなみに市場や沖縄菓子の店ではこの時期以外でもムーチーは購入可能です。
興味がある方は、次回来沖時に是非、お試しください。

さんぽ

主婦 兼 ヒンメリ作家・整理収納アドバイザー / 沖縄県 /

40歳/夫・息子(6歳)・娘(1歳) /手づくり部・料理部/神戸出身。大学を機に上京し、そのまま就職。人生ほぼ仕事の時期を経て、沖縄の人と結婚、退社、沖縄移住。田舎で子育てしながら、のんびり暮らし。好きな場所はファーマーズ。珍しい野菜や果物を見つけると、買わずにはいられない。丁寧な暮らしに憧れつつも、現実はいいかげん。でも、日々、家族と自分の「心地いい暮らし」を追求中。近年は庭造りに夢中。モットーは無理せず、背伸びせず。好きなことだけして生きていく。

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