私は絵本が大好きで、その影響か3歳の息子も絵本好き。
この冬に福音館書店から新刊された「怪物園」という絵本に、私自身がすごく感動したので、クリップさせて頂きます。
一見、こわい系の絵本かと思って買ってみたのですが、怪物が街中を徘徊し、子どもたちは出かけられないので、家の中で妄想の旅に出るという結構メルヘンな可愛いお話。
まさにコロナで自由に外出できない『今』を表しているような本なのですが、私が心動いた点は、こんな状況では子どもの自由が奪われて発育に影響があるなど問題視もされている昨今、もちろんその観点もあるかもしれないと思いつつも、
子供ってもっと柔軟で、どこにも行けないなら脳内で旅に出てしまうという自由さがある、ということを物語にしている点。大人がハッとさせられる絵本でした。
私自身、子どものころは(今でもかな)かなりの妄想ガールでして笑
いつも妄想で不思議の国へ行って遊んでいました笑笑
既製のおもちゃではほとんど遊ばなかったなぁ。。。
なんだか昔の自分を思い出し、懐かしい感じもしました。
装丁デザイナーは祖父江慎さん。
通りで素敵だと思いました。印刷の工夫でシルエットの怪物が隠れているあたり、さすがです。
怪物は一見怖そうなのですが、見れば見るほど愛嬌があり可愛いらしい。
息子も「かいぶつ、笑ってるね。かいぶつ、かわいいね。」と。
気に入っているようで、「かいぶつ、読んで〜」と持ってきます。
絵や独特な世界観もとても素晴らしく、何度でも読みたくなる絵本です^^良い絵本に出会いました。
ももり
39歳/夫・息子(2歳)・娘(0歳)/手づくり部・料理部・美容部/アート、デザイン、旅行、アウトドアなどなど……日々のワクワクすることをデザイナー目線で綴っていきたいです。おいしいものが大好きでとくに甘い物には目がなく、最近はお取り寄せスイーツにハマっています。
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ももり