パーティー翌日の話。
お昼からの観劇予定に合わせて
劇場へも歩いて行ける銀座に泊まっていたので、朝は築地で朝ご飯。
食べ終わったらお昼まで銀ぶら(古い?)を計画していたものの、
前夜、緊張から来ると思しき疲労で早々に眠りに就いた私は、想定外に早起きしてしまい、
朝食を終え、食後の卵焼きも終えた7時半には手持無沙汰に。
さらっと書きそうになりましたが、「かん乃」というお店の日替わり丼のお得感、
初めて食べた「丸武」の卵焼きのふわふわ感、私の築地史に残る美味しさでした。
築地にあるうちに、あと何回行けるかが、おのぼりさんの勝負どころです。
一旦ホテルに戻ってあれこれ調べるうち、そうだ!東京大学行こう!となり、
そのまま地下鉄を乗り継いで、かの赤門をくぐって参りました。
光の加減で、赤さが取り柄の赤門がなかなか赤く写らず、中途半端な自撮り。私メインでごめんなさい。
さてかの東京大学の中に、素晴らしいカフェがあり、
そこも東京大学を選んだ(←こう書くと志望校のごとき高揚感)大きな理由。
カフェ「厨 菓子 くろぎ」さん。
「料理屋の和菓子」「職人の手仕事」にこだわるという美しい一皿をいただきました。
さっき朝食をとったばかりだというのに、「南瓜ん」という、
みたらしソースと生クリームが優しくも濃厚なかぼちゃのかき氷を。
上に乗った煮かぼちゃも、塩気が絶妙で忘れられない美味しさでした。
奮発して、猿田彦珈琲のセット。
「和菓子に合う日本の珈琲」は不思議とかき氷との相性も抜群でした。
落雁と柴漬けも、お上品で美味でございました。
東京は、11月だというのに、外でかき氷を食べられる温かさ。
備え付けの電気毛布の使用を頑なに断る私に、お店の方が先に折れて下さいました。
不審がられたかな? 北海道から来たって言った方が良かったかな? とドキドキ。
あの、隈研吾氏の手掛けたというこちらの建物も演出たっぷり、体感できて良かったです。
カフェの脇に生えた木も味があり、都会の喧騒の中にあって、
北海道の森の中にいるような安心感がありました。
この後、帝国劇場で予定通りお芝居を観劇し、
先月に続いて同じ作品2度目なのに心から感動し、
夜は雪の影響で1時間遅れの飛行機に乗って極寒の地に帰って参りました。
タミオ
35歳/二人暮らし/心の豊かさを求め、北海道の田舎へ移住して10年以上が経ちました。出張や旅行で国内を飛び回っており、各地の味覚に巡り会うことが元気の源です。仕事中心の日々ですが、おしゃれやお買い物も更に充実させたいです。
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。