明けましておめでとうございます☺︎
アメリカに来て以来、1番恋しい時期はいつだって日本の年末年始。年末のちょっと忙しない買い出しの様子、紅白にゆく年くる年、凛とした元旦の空気、お節や日本酒を楽しむ三が日。私は毎年31日が仕事納めで2日始業なので、いつかゆっくり日本で年を越したいなと毎年思います♡
皆さんのとても素敵なお節で日本のお正月を楽しみつつ、私のお節はお恥ずかしい限りなので、器という違う視点からお正月のご報告を。
家族で囲む食卓への憧れ
ずっと実家暮らしだった私はお恥ずかしながら家を出るまで大して料理をしたことはありませんでした。でも何故か自分が家庭を持った時に食卓を豊かにしたい憧れだけはあって、大学生の時から器を見ることが好きでした。
松浦コータローさんの器
もう10年以上前でしょうか。初めて手にした作家さんの器が松浦コータローさんのものでした。今は無骨な雰囲気の器が好きですが、当時は可愛いものも好きで、松浦さんの絵付けの雰囲気が大好きでした。
なんとも愛らしい絵と優しく鮮やかな色味。食卓を華やかにしてくれる気がして、まだお付き合いしている人すら居なかったのに、いつかの旦那さんの為のお茶碗と蕎麦猪口を買いました笑。
お茶碗
蕎麦猪口
お正月の食卓にぴったりな雰囲気。つやつやのお豆をいつだって美味しそうに見せてくれます。
ポテトサラダを盛った器も
食べ終わると鳥さんが出てくるところも♡
松浦さんは昔私が購入した時以上に大人気な作家さんになられていて、今一時帰国で探す程度では出会えなくなってしまいました。大切に大切に使いたいです。
大切な1つ
日本に一時帰国した時は必ず大好きな京都に行くのですが、長女を妊娠中にフラリと入った素敵な器屋さんで、たまたま生まれてくる娘用に松浦さんのお茶碗を探している話になりました。そうしたら店主さんが、「人気作家さんになってしまって、うちでの取り扱いは終わってしまったのだけど、手元に1つだけあるから是非どうぞ。」と。
どうやら店主さんは歴代扱っている作家さんの作品は1つだけ好きな物を手元に残しているようですが、器も使ってもらった方が嬉しいからと。とても頂けないと思いお断りしたのですが、最終的には購入させて頂きました♡素敵なお店だったなぁ。
ちなみに今は使わないお茶碗や小鉢はかごに入れてしまっています。
お正月のテーブル
松浦さんのお皿に華を添えてもらって、元旦も家族で食卓を囲むことが出来ました☺︎
数日前から家族の好きな黒豆、紅白なます、さつま芋きんとん、ポテトサラダ、甘露煮をのんびりと作って、当日は旦那さんの好きな肉豆腐とちらし寿司を。子供達が好きなメニューばかりなので、あっという間に無くなりました。
工房あめつちさんの器
とても可愛い染付けで、100人隊でもお好きな方がいらっしゃるかもしれないですね☺︎九谷焼の流れを汲んでいるので、色味もとても綺麗な染付けが多い工房あめつちさんですが、私はブルーの染付けが好きです。
この小ささ、分かりますか?小さいだけでもう可愛いのですが、薬味を入れたり、お塩を入れたりと重宝します♡写真には無いのですが、元旦は田作りを入れていました☺︎
受けのお皿を箸置きにしても◎
田村文宏さんの器
松浦さんもアジアの古陶の影響を受けているようですが、田村さんも東南アジアの陶器の影響をとても受けていらっしゃるとか。
本当に素敵なんです!おはぎだって糠漬けだってキムチだって受け止めてくれます。
元旦のデザートに大好きなうさぎやのどら焼きを頂きました♡
器は大好きなのですがアメリカに来てからは購入する機会が無いので、昔買った器をご紹介するのは気が引けて、今まではあまり器については触れなかったのですが、任期も最後になったので、今年は好きな器についてたまに書けたら良いなと思っています☺︎
本年も宜しくお願い致します。
きなこ
38歳/夫・娘(5歳、2歳、0歳)/料理部・美容部/横浜生まれ、横浜育ちのはまっこですが、現在はアメリカのテキサス州ダラスに住んでいます。自然に寄り添いながら、日々の暮らしの中に小さな幸せを見つけながら過ごしたいです。最後の年も宜しくお願い致します☆Instagram:@mindful_bluebird
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きなこ