料理部

*銘々膳でいただく年末年始の食卓

  • ほりとも

2021.01.01

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今年は各々お膳スタイルで年末年始の食卓を愉しみました。
夫の実家で長年使われてきた漆器のお膳一式です。これまでお雑煮用のお椀のみを我が家で使っていましたが、このお正月はお膳を使って座卓にしてみようと土蔵の奥から持ってきました。私がお嫁に来た時にお義父さんから聞いた話だと、輪島から牛の背に山のように積まれて売りにきた漆器と米俵を交換に我が家にやって来たようです。日本むかし話のような光景ですよね。正確な時代やどのくらいのお米と交換したのかははっきり聞いていなくて残念なところですがこのお膳セットが土蔵奥に20セットあります。和紙と新聞紙で包まれて仕舞ってあって、その新聞は昭和41年と記してありました。想像するに多分、夫の七五三祝いの時に使ったのが最後かと。当時は冠婚葬祭、子どもの祝い事は盛大に自宅で行うのが普通でこの漆器たちも年に何度かは使われていたと思われます。今年はお料理の取り分けスタイルをやめ、各々距離も取れるお膳スタイルでの食卓を作るのにちょうど良く趣深いこの朱色が明るい気分にしてくれました。

家具のレイアウトを変更して食卓づくり。夫はのどかに昼寝中笑。

 

お年取り

長野県では大晦日の夜を「お年取り」と言って一年の中でも最も豪華な食事を用意します。長野県育ちの私としては普通のことに思っていましたが、これって珍しいそうですね。おせち料理も大晦日の夜に合わせて作ります。とは言っても今年私が用意したのは筑前煮のみ。他は何度かブログにも書かせてもらった松本の絶品フレンチレストラン『レストロリン』さんの”オードブル以上おせち未満”というワイン好きには魅力的な内容のフレンチおせちを予約しました。

朱塗りのお膳に、全くもって洋風なお皿とフレンチ料理ですがとても華やいだ食卓ができました。正座して頂くフレンチ!新しい愉しみ方でした。

 

あけましておめでとうございます

煮干し出汁の醤油ベースのお雑煮で新年を祝います。

今年作ったおせちは筑前煮のみ、なのでちょっと丁寧に盛り付けました。器のおかげで料理が引き立ちます。

家族勢ぞろいとはいかなかったけれどそれぞれにみんな健康で迎えられていることに感謝です。

そして今年も美味しいお酒を飲みますよ〜

ほりとも
【12月トピ 我が家のおせち・お正月のテーブルウェア】

ほりとも

44歳/夫・娘(21歳・18歳)/手づくり部・料理部・美容部/四季をたっぷり感じられるテラスのある家に暮らす日々。ほぼ終えた子育て後のひとり時間、夫婦の時間を愉しみながら自分らしい創造を綴ります。Instagram:@horii.sense

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