出遅れまくっております、エミッコです。新年、あけましておめでとうございます!
年内にあと1本くらいブログを・・・と思って書き始めたのに口数の多さゆえちっとも書き終わらず、気付けばお正月どころか鏡開きでした。
そんな喋り過ぎの私ですが、本年も変わらず(長文に)お付き合いいただけましたらとてもとても嬉しいです。どうぞよろしくお願い申し上げます。
from久留米、スタイリッシュなメイド・イン・ジャパン。
そんなこんなで2021年ブログ初め。LEE2月号の巻頭特集にあやかって、年末にお迎えしてベタ惚れ中のスニーカーをご紹介したく!
昨夏、ふらりと訪れたロフトマン1981さんで「ゑ。ちょっとこれめっちゃ可愛い!絶対可愛いやん!お父さん、これはホンマに良いと思うで。」とお父さん(夫氏)にゲキ推ししたのがこの、久留米のシューズメーカー・ムーンスター社の「SHOES LIKE POTTERY」のキャンバススニーカー。
100人隊でもオシャレな先輩方が履かれているこちら、私はこの時はじめて実物を見たのですが―――
最初にまとめて言っちゃうと、
・足幅はゆったりなのに細身に見える、スマートで美しいシルエット
・トウキャップも黒。アッパーとの素材コントラストが良い!
・ジャパンクオリティ、手仕事のこだわりのディテール
・靴を窯に入れる――? 履き心地の良さと美しさを両立する「ヴァルカナイズ製法」
・で、アンダー1万円!
要するに、スタイリッシュなフォルムで、細部までこだわったデザインで、しかも超絶履き心地が良い。なのにリーズナブル!
ということで。
お父さんが買ってからの半年間、しつこく「良いなあ、それほんま良いわあ~~。」と言い続けた結果、クリスマスにお父さんとのプレゼント交換(?)で買うていただいたので・・・ぜひ半年分の熱量を込めて、ご紹介させてください~。
スマートかつほんのりモードな、シュッとシルエット
何でもかんでも「シュッとしてるわぁ。」の一言で片付けがちな関西人ですが、これこそまさに、シュッとしてる!と言わざるを得ない(というか、他の表現が思いつかない語彙力問題。)、シュッと細長いスマートなフォルム。←しつこい。
ん?ということは細身?足幅広いとキツい?と思ってしまいそうですが、まさかまさか。メイド・イン・ジャパンですもの、ちゃあんと幅広な日本人の足が収まるように設計されています。
それなのに細身に見えるのは・・・なんというか、横に出っ張らない形というか、サイドに無駄がなくて・・・そう・・・だからシュッっと・・もごもごもご
とにかく無駄のない、洗練されたシルエット。なのです。
コンバースと比較してみると、↓
並べると、足幅は同じくらい。
(なんだか横でおままごとを繰り広げていた人が・・・)
なのだけれど、ソールが張り出していないというか、横に凹凸がないというか、とにかくサイドが直線的な感じで。この直線的なシルエットが、シューッと細身に見せてくれるようです。
そしてこのシューッと感が―――スニーカーでありながら、何とも言えないモードな空気感を生んでいて。
初めて実物を見た時、「近年人気のレザー系のボトムスに合わせたらモード可愛い感じになりそう!」と思ったのが、実は最初に惹かれた理由でありました。
トウキャップとアッパーの素材コントラストがすごく素敵
モードなといえば、これこれ!これも。
この「アッパーとトウキャップも黒」というところも、そこはかとなくモードな空気感を生んでいて。
同じ黒でもキャンバス地とゴムでは色合いも表情も全然違う!ので、その素材感によるコントラストがすごーーーく洒落た感じ、かつカジュアル過ぎなくて。
細身なのも相まって、なんというか、パンプスの代わりに持ってきても成立するくらい、綺麗めにも使えそうな感じ。
ちなみに色違いのホワイトは、トウキャップまで真っ白。↓
こちらも、ゴムの鈍いツヤ感とキャンバスのざらっとした質感のコントラストがとっても良い表情。ううう、白も欲しい・・・
(※白も可愛過ぎたため、お店の方に撮影許可をいただいて2足並べて撮らせていただいちゃいました。てへ。)
手仕事ならではの、こだわりディテール
そしてそして、さすがメイド・イン・ジャパン。職人さんの手仕事による、さり気ないけど存在感・大、なディテールの数々もまた惚れ込みポイントです。
ソールににあしらわれているのは、シーリングワックスに見立てたムーンスター社のマーク。
この、モノトーンの中に突如現れる鮮やかなブルーがもうもう・・・差し色になっていてニクい。憎い!(ちなみに超絶うっかりしていて撮り忘れましたが、なんとソールもこれと同じブルー!歩く度に後ろ姿にブルーが差される、その遊び心もたまりまへん!)
さらに、ソールそのものにも縄目模様が。
これもひとつひとつ型押しされたものなんだそう。
こういう手仕事で作られたものって、ただ素敵なだけでなく、とってもスペシャルな感じ。
めちゃくちゃ高価なものではないし、目立つようなタイプの靴でもないし、本当にひたすらシンプルなスニーカーだけれども・・・この手作業だったり、細部までこだわって作られているというところに「ああ、良い物を選んだなあ。私ってば良い物を選べちゃってて、ちょっと大人になったじゃないの~。」と、思わずニンマリしてしまうのです。
靴が窯に入れられるらしい。その履き心地たるや!
このびっくり写真でおわかりいただける(?)通りこの方、こういったタイプのスニーカーにあるまじきソールの返りを誇ります。つまり、すごく歩きやすいということ。
これは日本国内でもわずかな工場でしか出来ない「ヴァルカナイズ製法」の賜物らしく、その製法とはなんと、靴を窯に入れちゃうのだとか。
この製法で作られた靴はとにかくソールがしなやかで柔らかくて、しかも丈夫なのだそう。確かに実際履いて歩いてみると、めちゃくちゃ柔らかくて返りが良いから歩きやすい。しかもすんごーーく軽い。(お父さん談:「靴、履いてないみたいやわ。」)
デザインが良い上にこの履き心地でさらに「丈夫」と言われたらもう・・・ねえ!欲しくならない理由がない、のです。笑
コーデ編に続きます。
ちょっと賢くなった2021年のワタクシ。特大ボリュームになってしまった場合は「コーデ編」を切り分けようと決めました。←今更あぁぁー!
というわけで早速、コーデ編に続きます。―――と言っても、みなさまお気付きの通り何にでも合っちゃうタイプのスニーカーなので・・・コーデ編の必要が、あるのか、ないのか、という(白目
もはや私個人の趣味でしかないですが、もしご興味を持っていただけたら・・・ぜひコーデ編にもお付き合いくださいませ~!
そして最後に、「ブログに載せたい!」と言ったら快く撮影許可をくださり、店内でお写真も撮らせてくださったLOFTMAN1981さん、お父さんも私も接客していただいたスタッフの中さん(←イケメン。)、ありがとうございました!
(男性のスタッフさんは、エミッコ統計的に製品やブランドのウンチクを語って下さる方が多い。そして中さんにもこのスニーカーの魅力ウンチクをたっぷりお聞かせいただいて、すっかりこの通りベタ惚れてしまったのでした。感謝!)
エミッコ
41歳/夫・娘(4歳)/料理部・美容部/人生の7割はファッションのことを考えている気がするファッションラバーです。100人隊を通して「よいものを長く愛する」ということに目覚め、また気候危機の問題を知ったこともあって、現在は“古きよきもの“である古着を今っぽくオシャレに着こなすべく日々研究中。更に今年は「今持っている服を見直し、最大限に楽しく着回す」にチャレンジ予定です。身長158cm。Instagram:@potarina
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エミッコ