クリスマスと盆と正月と誕生日が10年分くらい急にやってきた感じで、コツコツためてきた自分の貯金をはたいて買ってしまいました…。
大物を。
LEEで再会！イースト ウエスト ミニ
まだ子供のいない20代のころ、雑誌BAILAを読んでいたのですが、
「30代からの名品BOOK」という別冊付録あり、そこに載っていたTiffany & Co.の腕時計。
その気品溢れる佇まいに心奪われ、「いつかはこんな素敵な時計が欲しいなぁ」と思っていました。
あれから約5年。先月、再会を果たしました。LEE12月号で！
おそらく、前に見たものと、色や細かいところは違うのですが、憧れのティファニーのイースト ウエスト ミニ。腕時計特集で市川紗椰さんが身につけていました。
確かな自信とときめきをこの手に。
なんと素敵なフレーズなのでしょうか。
初めて見たときから5年、子供を産んでお母さんになり、物にあまり執着心がなくなっていましたが、「やっぱりイースト ウエストは素敵だな」と、誌面に目が釘付けになりました。
ちょうど夫も良い時計を迎えておりまして、すごく大切にしているので、私にもそんな物があっても良いのでは。と思ったのも一つのキッカケです。
頭の中で「思い切って買ってしまおうか。でも身分不相応なのでは…。」という葛藤をくりかえすこと数日。公園で会った、100人隊のぴすけちゃんに相談したりもしました。（ファッションにおいて絶大な信頼！）そうして意を決して、電話で取り置きをしてもらい、冷やかし半分（ごめんなさい）で見に行くことにしました。
憧れ続けた初対面
行く前に、緊張からかお腹が痛くなるという事態になりましたが、ベビーカーで爆睡の娘と無事にお店に到着。取り置きしたときの担当者の方は不在（私がちゃんと行く日を伝えていなかったため）で、腕時計への熱量が高いおじさまに接客をしていただきました。
つけてもらった瞬間、とても不思議なのですが、「あ、これだったんだ」というなんともしっくり来た感じがありました。頭にGの付く、プチプラの服を来ていましたが、まさに格上げされた感じ。お店に入る前に「他のブランドとも検討した方良いかな」と思いましたが、そんな考えは吹き飛んでいました。
そしてなぜか人生の節目がフラッシュバックしました。仕事で辛いことがあり、何度も辞めようと思ったこと、陣痛に耐えて二人の子供を産んだこと、道で泣き喚く息子を抱えながら帰ったこと…。お母ちゃんあるある。
おじさまも、イーストウエストではないのですが、素敵な腕時計をしており、Tiffany & Co.の時計の歴史を丁寧に教えていただきました（ここだけの話、自分の左腕に見惚れていて、話があまり入って来ていませんでした…）
バンドの調整をしてもらい、無事に購入して、普段の、乱雑なママバッグの中に入れました（年季の入ったベビーカーに、ティファニーブルーの紙袋をぶら下げて持って帰ってくるのが、恥ずかしかったため…。）
そして高揚感からか、何か悪いことをしたのではないか…という挙動不審な動き（？）で帰宅しました。
お気に入りポイント
一見読みづらい文字盤なのですが、アラビア数字で、これは古代の人間が使っていた数字と言われていて、人間に非常に馴染みのある字体だそうです（おじさま情報）
そして、数字には金粉が振りかけてあるそうです。いかにもな金ではなく、オレンジっぽい色に見えます。
また、文字盤の白は光に反射しずらいそう。ここがおじさま一押し。
留め具に刻印。
秒針はよく見るとネイビーで、シック。
「カジュアルにもセレモニーでもバッチリですよ。」とお墨付きをいただきました。
クオーツ式（電池駆動）ですが、オーバーホールを避けるため、３年から５年に一度はメンテナスに出すのがマストだそうです。「“オリンピックの年”と記憶しておけば良いですよ。」とわかりやすいアドバイスいただきました。
ちなみにおじさま、箱にリボンを結ぶときに、指の絆創膏が引っかかっていて苦戦していたので「大丈夫ですか？」と聞いたら、アルコールに弱い体質で、昨今の、除菌スプレーの習慣で指がパックリ割れてしまったとのこと。渋い外見なのに、お酒も一滴も飲めないらしい。わたしも同じ理由で指が傷だらけで、下戸なので、すごく親近感（笑）おじさまに接客してもらえて、なんか良かった！
受け継いでもらいたい腕時計
100人隊のブログの中で、素敵な時計を「お母さんから譲り受けた物です」と紹介されている方が何にかいらっしゃいまして、そのエピソードにとても憧れていました。
ちょうど今年、娘を産んだこともありまして、娘が結婚するとき、もしくは子供を産んだ時に譲れたいなという想いもあります。（一生独身かもしれませんが、その場合は良い時期が来たら…）
それまでは大事に大事に母ちゃんが使うね。
たまにはこんな高揚感も良いなと思い、これからも頑張って働きます！（どーでも良い決意表明！）
ちなみに、長いこと（12年！）社会人になって初めてもらったボーナスで買った、シチズンのxCを使っていました。
今は北川景子さんですが、当時は篠原涼子さんがイメージキャラクターでした。シルバー×ピンクがネイビーのスーツの堅い感じを和らげてくれます。
こちらも、これからも大切に使います。
【おまけ】夫の想い入れのある時計
私が、上記に書いたティファニーの時計の購入経緯を夫に語って、「…で、オットさんはなんでこの時計にしたの？」と聞きました。
TUDOR の腕時計です
ファッションのイロハを教わった、亡き伯父さんから初めてもらった腕時計がダイバーウォッチタイプの時計だったとのこと。ダイバーウォッチのようなデザインの文字盤でありながら、ビジネスでも使えそうなシックなデザインにしたそうです。（手首が細いので小さめのフェイスのもの、とも）
想像以上に想い入れのあるモノガタリすぎて、時計置きっぱなしでテーブルを拭く際は大切に扱おうと思いました。「ハカイダー」と呼ばれる妻なので…。
TB - おゆう
事務 / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー
37歳／夫・息子（7歳）・娘（3歳）／手づくり部・料理部・美容部／小学生男子とおてんば娘のワーママです。子どもたちとのお出かけからエンタメ記事（特にテレビドラマが好き）まで幅広く書いています。生活の役に立つモノやハックのシェアしたがり屋。ファッションも大好き。LEEを参考に、平日は通勤でキレイめコーデ、休日はカジュアルコーデを楽しんでいます。LEEマルシェをのぞくのが日課です。身長158cm。2024年は推し活も励みたい！
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TB おゆう