まもなく閉館…原美術館へ。
品川駅から緩やかな坂を登って御殿山にある原美術館へ。
この建物は元々個人の邸宅として使われていたもので築80年ほど、
当時の面影を残す住宅建築と現代美術の組み合わせが魅力的な美術館です。
建物老朽化で年明けに閉館予定のため、これが最後の訪問となります。
企画展「光ー呼吸 時をすくう5人」
(※館内は撮影不可のため写真はご覧頂けません)
企画展は写真と映像を中心に5名のアーティストが参加されていて、
日差しの差し込むサンルームで流れるピアノの演奏が…何とも心地の良い時間。
展示がゆったりと構成されているので、建築空間そのものを楽しむことが出来ました。
元々浴室として使われていた場所を使用した奈良美智さんの常設作品等も見所です。
息子は今回が初訪問ですが、あれこれとコメントしながら真剣に鑑賞していて、
城戸保さんの写真作品をとても気に入り、中々離れようとしませんでした。笑
カフェダールでティータイム
(お料理のみ撮影許可を頂いております)
原美術館と言えば中庭がとても素敵なのですが、息子も中庭に出ると大喜び!
お天気も良く、時折空を見上げながら屋外作品もしっかりと楽しんでおりました。
鑑賞後はお庭に面した美術館内のカフェ「ダール」にてティータイムです。
キッズミルクの可愛い仕掛け
ここで、想定外にとても面白かったのが子供用のミルク!
「何だか、やけに太いな?」と思っていたピンクのストローですが、
中に細かいビーズが入っていて、飲んでいると少しずつ溶け出している!
「いちごミルク」になるという遊び心溢れる仕掛けとなっておりました♪
大人達は「クレームダンジュ」と「木の実のタルト」を頂きましたよ。
こちらのカフェでは企画展の度に作品に合わせた個性的なスイーツが登場し、
週末にはワインとオードブルの入ったピクニックバスケットもあったり。
ガーデンパーティーに参加したこともありますが、とても魅力的な場所です。
最後に。
美術館より「記録ではなく記憶に留めて頂けたら」とのメッセージがありました。
学生時代から何度も足を運んできた場所で、閉館の知らせは悲しいものでしたが、
家族と一緒にこの場所に来れたこと、しっかりと記憶に刻まれたかな。
原美術館は現在、日時指定の予約制となっております。
また、群馬県にある「ハラミュージアムアーク」は今後も続いていくとのこと。
そちらもとても素敵な場所なので、いつかまた訪れたいと思います。
*まあや*
まあや
自営業 / 東京都 /
42歳/夫・息子(4歳)/手づくり部・料理部/学生時代より「おいしい朝ごはん・建築・アート」を巡る旅が好きです。歴史好きの夫、宇宙好きの息子との3人家族。育児と仕事の両立に試行錯誤する日々ですが、シンプルで心地よい暮らしを心がけています。家族で食卓を囲む時が一番しあわせな時間、おいしいごはんと家族の笑顔が私の元気の源です。
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まあや