前回が最後のクリップと言いながら、まさかの第2章。
今回こそ最終章であることをお約束します。
往生際が悪くてすみません。(笑)
最後はお買い物にもちょこちょこ登場していた家族について。
冒頭の写真。
4年前です。息子4歳、娘2歳。
2歳差育児にやられ、日々、ありとあらゆる穴から血が吹き出すんじゃないかというくらい、叫んでおりました。
息子の幼稚園の入園願書の長所の欄に、何を書いたらいいのか、本当に悩みました。
その欄をさらっと埋められない自分にも心底、嫌気がさしました。
8歳になりました。
家族からのバースデーメッセージを読んでいます。
好奇心旺盛で、想像力豊かで、ユーモアがあって。
知らぬ間に男子に成長して、シャイさも多少滲んできましたが、
「母ちゃんのどこが好き?」と聞くと(好かれてる前提の質問。笑)、
「顔!」と、小さい頃から今もこの答え。(←うれしいけど、ちょっと美的センス大丈夫かな?と、一抹の不安も。でも、好きってだけで、キレイとは言ってないから大丈夫か。笑)
娘、6歳になりました。
食べることが大好きで、空腹だと激おこぷんぷん丸になります。小さい頃から同じ。
乳児の時からLEEのパーティーに参加し、いろいろな方に抱っこしてもらいました。今年のパーティーが中止になったことを私以上に残念がっていました。(笑)
自分は「しゃべるために生まれてきた」と言い、とにかくよくしゃべります。
母ちゃんが好きすぎて、何度も「結婚しよう」と言います。「大きなダイヤの指輪、いる?」って私に聞いてきます。はい、いります。(笑)
10年前にはいなかった2人が、こんなにも日々、笑いと楽しさを我が家に与えてくれます。かわいくて、かわいくて、かわいくて、かわいくて、いらっとして、かわいくて♡(笑)
写真はないですが、夫。
こちらでも時々、彼のやらかしっぷりをご報告してきましたが、今日も元気に生きています!(←説明、雑。笑)
10年前と変わらず、穏やかで、乙女で、ゴシップ大好きです。(笑)
私が、キーーーーーーーっとなり、「あなたのそういうところ、嫌い!!」と言うと、「俺は好きっ!」って答えます。このやりとりが毎度のことなので、何とも思っていませんでしたが、最近この言葉を言われた時、「だから私達はなんとかやってこれたんだ。」と腑に落ちました。(←最近も、喧嘩、というより私が一方的にイラッとしたという出来事があったという事実。笑)
そして、あたぴ。
10年間でたーーーーーーーーーーーーくさんのお買い物をしてきました。今でも、活躍してくれているものもあれば、早々に手放したものもあり。
たくさんお買い物してきたなかのひとつが洋服。
年々、買う回数が減りました。
今は、ファッションに対する心の低迷期。加齢とともに変わってきたもろもろで、似合うものとか着たいものとか、よくわからなくなってます。
この秋冬のクローゼット。
これに、タートルネック2枚と、ニットカーディガンを足したものが全てです。
今年は久々にコートを買い足しました。まだ、手元に届いてないのですが、グレーのロング丈の大人コート。
アイテムが1つ増えことは、新たな風が入ること。わくわくしています。
お天気悪い千葉の今日の足元。
いつも同じコーデです。
10年間、たくさんお買い物をして、たくさん削がれました。
10年。
こちらで10年、お世話になりました。
10年前、主婦1年目。
ご飯を作って、洗濯して掃除して。たまに息抜きして。
そんな私の日常の1つ1つに、楽しみや喜びを見つける方法を教えてくれた、隊員の皆さん。
こんな、レストランみたいなお料理を家で食べてる人がいるの?
こんな、既製服みたいなクオリティを手作りできちゃうの?
こんな、絵に書いたような素敵なお家に住んでいる人がいるの?
ここは、何者の集まり!?
その道のプロではない普通の人々の集まりのはずなのに、「しまった!迷い込んでしまったよ。」と、場違い感を覚えました。『普通の人々』のレベル、高くない?と。
でも、皆さん、上手に日々に楽しみを見つけていて、そうか、そういうプロなのかもしれないと納得。
結局、私は10年活動してどうなんだ?という話ですが、こちらで皆さんの日常を拝見させて頂いたおかげで、『楽しみ上手』にはなれたように思います。
我が家は転勤族なのですが、結婚してから東京→千葉→愛知→千葉と、異動しています。LEEから100人隊への参加のご連絡を頂いたのは、前、千葉にいたときでした。
忘れもしません、引っ越したばかりの千葉で、まだ子供もおらず、レンタルビデオショップで海外ドラマを借りるのが大好きだったあの頃(今と何も変わってない。)、DVDを返しに行ったお店の前で電話が鳴りました。
うれしくうれしくてうれしくて!!
帰り道は、心がふわふわしていたのを覚えています。
100人隊!
全国に100人お友達ができちゃう?
小学1年生の時に習ったあの歌が頭の中に流れました。
行ったことのない県や場所にお友達ができるなんて、わくわくのキラキラでした。
10年経った今。
片手で数えても、指があまるくらいのお友達ができました。
(え?ここ、全然かわいそうがるとこじゃないよ?安心して!!)
私、極度の人見知りでした!!
まさかのダイゴさん!!いや、大誤算!!(笑)
でもね、10年を通して、100人以上の方のお買い物や、お家の話、家族の話、子供の話を読ませて頂いて、全国に、海外にも!100人以上の仲間がいることに気付いたのです。
みんながみんな、同じ趣味でも好みでもありません。
それぞれの場所でそれぞれの日常を生きていて、それぞれの方法で今日という1日が、家族にとって、自分にとって、いい日になればいいなと思いながら生きている。
その中で、少し気分がアガるお買い物や、お料理、手作り、工夫している色々をこちらに綴られていて、そして、たまには心のモヤモヤやちくちくも漏れちゃったりして。
皆、それぞれ違う環境で暮らしているという、ごく当たり前の事実が、いつも私を励ましてくれました。
楽しみや喜びは、どこからかやってくるんじゃなくて、日常の中にあるのだと学びました。
2020年は予想もしなかった日々が突然やってきましたが、何とか日々小さな楽しみを見つけて暮らせていることは、この10年間があってのおかげだと思っています。
LEE編集部より、香川県高松市にある『Lucca』さんのリースとメッセージを頂きました。
10年前、100人隊に選んで下さったこと、10年間も在籍させて頂いたこと、本当にありがとうございました!
それまで何度か目にしてはいましたが、18歳の冬、受験勉強の息抜きに(というか、現実逃避に。)ページを開いたのが、LEEとの出合い。いくつもの雑誌が並んでいた中で、LEEを手にとったのは、表紙からでさえ感じられる温かさを求めていたから。
優しい空気をまとったページに引き込まれました。
それから10数年後に、まさか自分が100人隊としてLEEと関わらせて頂くことになるとは思ってもみませんでした。
20数年経った今も、あの時感じた温かさをまとったままのLEEに安心とうれしさを覚えます。
受験勉強に疲れ、癒やしを求めた少女(当時はね。笑)が本能的に手にした1冊がLEEであったように、これからも誰かが癒やしや楽しみや喜びを見つけられるLEEでありますように♡
そして、今まで読んで下さった皆様、ここまで目の乾燥と闘いながら読んでくださった皆様(私、目、しょぼしょぼ。笑)、今まで本当にありがとうございました。
これまでに頂いたコメント、身に余るほどうれしいものがたくさんで、何度も何度も読み返してはうれしくてニヤニヤしておりました♡
10年間、生活の一部だったものが終わるということに寂しさは拭えませんが、また、いつか、どこかで!
走馬灯のように思い出が蘇る今夜、ありったけの感謝を込めて。
TB PANSY おしまい!
PANSY
40歳/夫・息子(8歳)・娘(6歳)/手づくり部/時間に追われる毎日ですが、その中に小さな楽しみを見つけて暮らしています。
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PANSY