こんにちは。ゆめい です。
上海での新しい日常が始まってはや1ヵ月。目まぐるしく過ぎ去っていく毎日を全力で駆け抜けながらも、家族全員元気に過ごしています。
たまにひと息をつくと、先月までの9ヵ月に及ぶ一時帰国は幻だったのでは?と思う瞬間があります。そんな時はLEEでもお馴染み、はまじこと浜島直子さんの「蝶の粉」を読みながら家族のこと、日本での生活のこと、はまじさんとのこと…をゆっくりと思い出します。
浜島直子 初随筆集「蝶の粉」
100人隊の中でも話題になっているこちらの本。エッセイ、ではなく随筆集と書かれたところにこの本の奥深さを感じます。
幼少期の頃の妄想劇、思春期のファッションに纏わるエピソード、そのどれもが「あー、私もそんな事思ってた時期がある!!」の連続で、共感することばかり。なんだか昔の自分に出会う旅のようでした。もしかしたら口には出さないけれど、今の娘たちも同じような事を考えているのかな?と思うと、プププと笑みがこぼれたり。
そしてつい何度も読み返してしまうのは最終章の「花柄のワンピース」。
今年は新型コロナウィルスの影響で突然の一時帰国、行く宛もなく9ヵ月間両親の自宅近くで過ごしていました。うちの両親は昔からどちらかというとドライなタイプで、若い頃は「冷たいなぁ」と感じることも多々あったのですが(笑)、実はものすごく深い愛情を注いでくれていた事に気づいたのは恥ずかしながらも大人になってからでした。一時帰国中も率先して娘たちのサポートをしてくれ、私1人では抱えきれなかった不安を拭ってくれたのでそこまで悲観的にならずに済んだのだと思います。まだまだ元気だとはいえ昔と比べて行動がゆっくりになっていたり、身近にいたからこそ感じてしまった変化に切なくもなりますが、これからゆっくり恩返ししていきたいと思っています。この章では、はまじさんの家族に対する想いと両親への想いがリンクしていつも同じところで涙してしまいます。
はまじさんとの想い出
じつは私がLEE100人隊に応募したきっかけは、はまじさんなのです。
LEEに出会うよりも少し前、実家に帰った際に訪れた公園ではまじさんと暴れ肉団子くんの姿をお見かけしたことがあり♡わ!素敵だなーとすぐさまインスタをフォローし、LEEの専属モデルだということを知り(当時)、すぐにLEEを買いに本屋へ走りました。そこで100人隊の存在を知り、応募に至ったのです。
とはいえ、当時は雲の上の憧れの方だったのでお話するなんて滅相もない…という感じだったのですが、2年前のLEEパーティで直接お話をする機会があり、嬉しいことに(全国のはまじファンの皆さまごめんなさい!)それをきっかけに一時帰国中、公園で会うと時々お話をするように。インスタやこの本での文章からも人柄はじゅうぶん伝わるとは思いますが、はまじさんの周りにはいつも人が集まり、陽だまりのような方でした。まさにこの本そのもののような存在です。
帯に「これは何ら特別ではない、誰にでも起こりうるささやかなこと」とありますが、日常に散らばっているキラキラとした宝物を溢さずにいつまでも大切にしたいな、と改めて思います。
はまじさん、素敵な想い出をありがとうございました。
TB - ゆめい
主婦・パート / 東京都 / LEE100人隊トップブロガー
43歳/夫・娘(12歳・6歳)/手づくり部・料理部・美容部/上海にトータル9年間住んでいましたが娘の進学をきっかけに本帰国しました。ファッションやインテリア、小麦粉をこねることが大好き!ゆっくりしたいのに予定を詰め込みすぎてしまうのを何とかしたいところ。最近は早起きが習慣となり掃除やストレッチ、スイーツやお茶などのひとり時間を楽しんでいます。身長161センチ、イエベオータム。
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