先日リンクコーデブログでご紹介した、古着のミッキースウェット2,400円。
もうあの方が、使えて使えて使えて！―――買った本人もビックリ！なくらい使い勝手が良くて、コーデに迷ったら「とりあえずコレ着とこか・・・。」とついつい手が伸びてしまうほど。
娘とリンクコーデした～い♡という目的で買ったはずが、今や母が単体でしょっちゅう着ているので、娘から

「え・・・お母さんそれ着るんやったら、私もミッキーちゃん着たいんやけど。」

と苦情が出るほどです。笑

 

そんな、「2020年、コスパナンバーワン賞」の名を欲しいままにするミッキースウェット。若い方ではなくてLEE世代が着てこそ！の魅力が沢山あると思うので、ぜひ分厚く、暑苦しく、ご紹介させてください。

 

ごくシンプルなスウェットにミッキーのちょこっと+α。
これが着回しパターン無限大のヒケツらしい。

最近、シトウレイさんのYouTubeでオシャレを勉強しているwatashi。
シトウさんの金言―――何を着るかではなく、どう着るか―――がとても胸に響いて、この2400円スウェットも、ひたっすら「どう着るか！」と着回しパターンを考えてみたりするのですが。←この時間が何よりも楽しいわけです。

さて考え始めてみると、この子は本っ当～～～に！優秀！と気付いてしまいました。そう、だって、無限大に着回しパターンが出て来てしまうのです。
なんでこんなにも使えるのか。と冷静に考えてみたところ・・・

 

ベースはごくごくごくごくシンプルなグレーのスウェット。
ベーシックなグレースウェットの着回し力は底知れないものがありますが、でも、形や素材・ディテールなどなど何かに捻りがないと、大人が着た場合「部屋着感」と紙一重なのも事実。

でもでも、そこに！ひとさじのミッキーが入ることで、一気に「こなれ感」に昇格です。ミッキーのおパンツのお陰で赤の差し色が自然に入るのも有難い♡
特にこれは古着なので、良い感じにミッキーがかすれて色褪せていて。この褪せた感じが、キャラものをおばちゃんが着ても「浮かない」ヒケツかと思っています。←あれ？浮かないと思っているのは本人だけかもしれない説。

 

1枚でぱさっと着るだけでも、古着のクッタリ感ゆえにゆるっとこなれて本当に可愛いのですが、

ボーダーロンTを重ねて、スウェットの袖口をたくし上げて少しボーダーを見せてみるのもカワイイ！よりカジュアル感が増して、ボーイズな雰囲気に。

 

白シャツを入れると、さきほどまでのクタっと感はどこへやら。ちょっとお利口さんな雰囲気にも変われます。

 

チェックシャツを入れたご機嫌な感じも良い。おパンツとシャツで赤リンク♡
ちなみにこのシャツは10年前くらいのエキップモン。シルク素材なので、赤チェックでも子供っぽくならず、大人の重ね着になったかな？と自分では思っています。笑
柄物シャツをインする場合は、シルクやとろみのある物を使うと年相応な雰囲気が出せるかなぁ、なんて。

 

そしてこの、おパンツと何かのアイテムを赤でリンク♡―――というコーデが結構好きなのですが、赤いアイテムってそんなに持ってないわけで。
リンクさせるモノがない時は、

靴下で赤！
デニムやスカートの裾からチラリと覗く靴下の赤とリンク。す、好きなんです。

 

というわけで、ではでは！長くなりましたが、ここからもっと長くなります、恒例のコーデ、行ってみます～。

 

シンプル＆カジュアル。
ハットやシルバーアクセでオトナ感プラス（のつもり）。

さっきの重ね着案でもしこたまつけていたシルバーのネックレス、ここでも登場。

このスウェットを購入した古着屋さんの店長さんに、「古着のスウェットって、シルバーアクセを合わせると一気に格上げされますよねえ！」と言われて以来、かなりの確率でシルバーアクセを合わせている単純なオバサン（＝私）。

でも本当に、シルバーの存在感のあるネックレスやピアスを合わせるだけで、ただのカジュアルじゃない「計算した大人のカジュアル」風に！風に！なるんです。これはぜひ、お試しいただきたく・・・！！←力説。

とは言え全身古着のコーデはまだ私には敷居が高いので、ドリスのデニムやボルサリーノ帽・・・という「ちょっと背伸びアイテム」とコラボしていただいて、全身のバランスを取ります。

 

オールインワンの中にねじ込む、という力技。

相変わらず「モト取るでえ～～！」と超ヘビロテしているオールインワン。最近はこの「ミッキースウェットねじ込み」がお気に入りです。

これも古着ゆえのメリット（？）なのですが、前のオーナーがひたすら着ては洗って・・・を繰り返してくれたおかげで、そもそもは「裏起毛のスウェット」だったはずが、現状「若干厚めのロンT」ぐらいの薄さに。笑
なので、見た目はスウェットでありながら、インナーとしてももたつかなくて超優秀！という。
これは現代服ではなかなかない。普通に便利でして、こういうの新品のお洋服でもあったら良いのに～～～。とか思ってしまうほどです。笑

（もちろんその分寒いのですが、ヒートテックがあれば問題ナシです。）

 

ちなみにエコバッグは、キャリモ（karimo）ちゃんが持っていて「それ可愛い！私も欲しい！どこで買えるのー！！」とゴネて教えてもらってその場でポチったナチュラリアのもの。（あさみんも購入して、またもオソロです。えへへ。キャリモちゃん、いっつも真似してゴメン！）

今度はワントーンコーデに。
カーデのインにも難なく着られる薄さ。笑

今からの季節に丁度良いかな？と、着るのを楽しみにしているコーデがコチラです。ワントーンで着ると、ミッキーも更に全然オトナ！（←日本語がめちゃくちゃおかしい。）

上2つのコーデと同じネックレスを巻いていますが、このコーデの時はロングカーデのIラインに便乗してネックレスも縦長にびよ～～んと長くしてみました。

それにしても、ここまで3コーデ、バッグが全てMARROWな件。
ミッキースウェットが「着回しオブザイヤー」の服部門大賞なら、バッグ部門大賞は間違いなくMARROWのピローバッグですなあ。と思うエミッコでした。

 

ちょっとグッドガール風？新鮮！

白シャツIN＋プリーツスカート＋乗馬ブーツ、でグッドガール風コーデ。
厚かましくも「ガール」とか言ってしまった・・・と今気付きましたが、この「グッドガール」というフレーズ自体がなんだかモードな感じがして、どうしても言いたい。ので、どうか許してください・・・。

ちなみにこのブーツ、以前の記事で「グランマから奪って来ようと思います」と言っていたものです。ちゃあんと、奪いました。
このブーツも先ほどのチェックシャツ同様、10年近く前のもの。シンプルで素材が良くてエターナルなデザインのものって、本当に長く使えるんだなあ・・・と改めて実感している今日この頃です。（ミッキースウェット自体も、恐らく80’sのものとのこと。つまりこれもまた、エターナルな定番なのですね。）

 

アラフォーと古着屋さん

ミッキースウェット欲しさに、本当に10年以上ぶりに古着屋さんの門を叩いた（何か違う）今回。

古着屋さんというと、若いお客様やツウな方が多くて、スタッフさんも同様に若い方やマニアな方で、フツーーーーのアラフォーのオバサン（しかも子連れ）にはちょっと入りにくいイメージ。でした。

が。

今回わかったこと。

たまたまなのかもしれませんが、どのお店で声を掛けて下さったスタッフさんもみ～～んな、お若くても丁寧で、朗らかで、オバサンにも2歳児にもとっても親切にして下さる方ばかりでした。それはもう、なんだか拍子抜けするくらいに！笑

お陰様で、古着初心者な上にうるさい小さい人＋デカいベビーカーを携えた私でも肩身の狭い思いをせず、納得のいくお買い物が出来まして。

特にこのミッキースウェットを購入したPANAMA BOYさんという古着屋さんは、私が試着している間もずーーーっと娘と遊んでいて下さりつつ、しかも私が着慣れない古着に対して「こんなコーデには合うかな、あんな合わせは無理かなあ・・・」とひたすら悩み倒していると、ビシー！っとドンピシャな着こなしのアドバイスを下さって。

しかも一度しかお邪魔していないのに、わりと覚えにくい娘の名前まで覚えていて下さったという。販売員の鏡・・・！な接客に感動して、すっかりファンになってしまい。今では毎日SNSの更新を楽しみにしているほどです。笑

 

―――と、何が言いたいねん！な感じになってまいりましたが、ええと、もし、私と同じく、このトシで古着屋さんは・・・慣れてないし入りにくいわ・・・という方がいらっしゃったら、ぜひ勇気を出して（？）トライしていただきたい～！ということでした。

古着ってお値段も買いやすいのでちょっとした挑戦も出来るし、「私が子供の頃からこの子も生きてるのね！？昭和を知ってるのね！？」みたいな感じで、なんだかすごく愛着も湧きますし♡

さあて、そんなこんなで長くなりました（3,600文字超）が、以上、40歳を迎えて新たに開いた扉＝ミッキーと古着。の話でありました。

 

ちょっと熱量が凄過ぎて、またまたえらいボリュームに。ここまで辿り着いて下さった方、本当にありがとうございました！