子供と本屋さんに行った際に、ふと見つけた本。
斎藤孝さんの本はすっきりと心に入ることが多いので見かけると手にとってしまいます。
丁度、子供たちのこれから発生する人間関係の変化について、話していた時だったので、なんとなく読んでみようと思い、斎藤孝さんの語り口が好きなので通勤中にどんどん読み進めました。
対象は中学生以上かな?という感じなのでSNS等に無縁な息子にはまだ早いのですが、それでも人間関係の機微や本質について、改めて頭や思考が整理され、
「正しいと思っていたこと」が、きちんと正しいと書いてあって読んでいて私自身も気持ちよく。
例えば、
気の合う人とは仲を深め、それ以外の人との関係も荒立てない
とか
自分の問題と相手の問題の線引きを明確にする
とか
能動的に一人でいられることの大切さ
とか
空気を読むとはどういうことか
とか
好きなもの、好きなことを共有する
とか。
いじめに遭った時のこと、大人の力を借りるべき時
とか!
などなど!!!
昨年読んで感動したブレイディみかこさんの本の一節や、昔の偉人の言葉も沢山出てくるので、気持ちが耕されます。
そうそう!!!と思うことばかり。
私が40年余り生きていく中で体験の中で得てきたことが、肯定して説明してあるので、これを読んで気持ちを逃していたら、若かりし頃はもう少しラクだったのでは…と思ったり。
社会人になって思いますが、
拗らせない!案外、重要です!!
そして、何より私の視野が狭くなるあまり、ミスリードして子供を追い詰めたくない、そんな気持ちにもなりました。
子供に簡単に話して伝えたい場所には付箋をつけて♡
本棚に並べて、子供にも必要な時に読んで欲しい本です。
そういう私のような大人にも・・・
数年前のことですが、距離を置いた方がいいなと思いながら関わってしまったら、これまで経験したことのないような憎しみを向けられる経験をしました。
それが未だにたまーーに日常生活に影を落とす瞬間があり。
ランドセルクリップにも少し書きましたが、先日、色んなタイミングもあってそれがふつふつと再燃して、心に来てしまったのですが、友人とランチをしてゲラゲラ笑い飛ばしたらすっかり元気に。
後日、この本で「自分の問題と相手の問題の線引きを明確にする」と目にして、頭はでわかっていることですが、「あ、そうだった」とポロリと鱗が落ちました。
視野が狭くなって呼吸が浅くなりそうな瞬間、「間違ってない」と斎藤孝さんの柔らかい語り口で言われると救われます。
大人の私にも効く本でした♡
tiki
42歳/夫・息子(7歳)・娘(5歳)/美容部/子どもたちと遊ぶ時間、食べること、インテリア、料理、器、最近は初心者ながらキャンプ……が大好きです。毎日の暮らしに子どもたちの笑顔と美味しいものと居心地の良い家を目指します!Instagram:@emtikiaki
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tiki