マスク生活を始めてもう何ヶ月でしょうか。
イコール、口紅を塗らなくなってもう何ヶ月でしょうか。という。

ラクチンで良いわ～。とか、節約になるわ～。とか思ったりもするものの、やっぱりちょっとサビシイ。・・・とは言え普通に今までのリップを塗れば、お気に入りのマスクにベッタリ～～は免れないわけで。

うーーーーーん。

とくすぶって（？）いたところに「GRIDのリップペンシルはマスクに色移りしにくい」という情報を得たので、これは！と思って早速試してきました。

恥ずかしながら初めて知りました。の、GRIDさん。

20代の頃はコスメが大好きだったのに、30代からすっかりメイク引きこもり（？）になってしまった私。恥ずかしながら初めて聞くブランドでした、GRIDさん。

調べてみると、「究極の素肌をつくるコスメブランド」とのことで、年齢を重ねてなお「触れてみたい」と思われるような、そんな雰囲気を纏う美しい大人へ・・・というコンセプトなのだとか。
ふむふむ確かに。公式サイトでラインナップを見てみると、素肌を活かす上質そうなベースメイクのアイテムがめちゃくちゃ魅力的で―――サイトを見ただけなのに、ど、どれも試してみたい・・・！と10年振りにコスメ欲が湧いてしまうほど。

あ、違う違う。まずはリップ！リップペンシルがそもそもの目的やった！

ふう。アブナイアブナイ。

でも本当に、サイトでメソッド動画を見ているとその美しい仕上がりと上質な透明感・素肌感に思わず惹き込まれてしまって、「えー！つつつ使ってみたい！」と喉の奥から勝手に手がよじ登ってくる感覚で。←年代的にも我々世代にドンピシャな、なりたて40歳のエミッコ。
着道楽まっしぐらでコスメはプチプラに頼りまくりの私ですが、久しぶりにコスメと肌に手をかけてみたいな、と思わずにはいられませんでした。

GRID ルージュリップペンシル

そんなこんなでベースメイクにかなり心惹かれつつも、今回の目的はリップ！ということで（他のアイテムを見ないように半目で）リップペンシルのもとへ直行。

カラーは3色、ナチュラルなベージュ・華やかなピンク・こっくりしたバーガンディ。
初めてなので冒険せずにベージュかなあ・・・と思ったものの、やっぱりせっかくつけるなら「赤リップ」が好きな関西人。結局バーガンディを選んでしまいました。

唇の地色が赤紫なので何を塗っても品のないヘンなピンクになりがちな私ですが、こちらはとっても綺麗な発色。結構しっかり赤いのだけど彩度が高過ぎなくて、月並みな表現ですが・・・オトナな色です。（恥

こちらも公式サイトに使い方のメソッド動画が掲載されているのですが、それによると「唇の輪郭に点々・・・と優しく丁寧に置いていって、それを綿棒で馴染ませる。」という輪郭だけに使う方法がスタンダードのよう。
ええええ！？輪郭だけ！？真ん中塗らないの！？とビックリしちゃったコスメに疎めの私ですが、仕上がりを見るとふっくらとナチュラルですごくキレイ！はぁ～～、目から鱗です。
（もちろん、全体を塗りつぶす方法もアリだそうです。）

こうして丁寧なメイクを行うこと、その時間をきちんと取って自分に手をかけること自体が「美しい大人」への第一歩なのだろうなあ。と、仕上がりのみならず工程にも「美しさ」を感じてしまうのでした。

GRID クリアグロス

そして、全く購入予定はなかったのですが「このグロスもめっっちゃくちゃ良いんですよ！」と勧められ、「へぇ～。じゃあちょっと試させてもらおかしら。」とチョンチョンと乗せてみたら・・・

え。
何コレ。
何だこの質感。
めっちゃ、良い・・・

と一目惚れならぬ、一塗り惚れ。
完全に予算オーバーなことを忘れて、脳が考えるより前に

「こ、これもください！」

と言ってしまっておりました。今月は何かと予算をオーバーしまくっておりまして、決死の断捨離を行いました。ふーっ、ふーっ。

て、そんなオバチャンの予算事情はどうでも良くてですね、何というか、もう、これぞ「筆舌に尽くしがたい。」としか言いようがない。←つまり全く説明出来ない。
もう、とりあえず、塗ってみてください。としか言えない、なんとも気持ちのいい上質さと心地良さを感じる質感なんです。唇に全く違和感やストレスがないというか。

リップペンシルで輪郭を描いて馴染ませた後に唇全体に塗ると、上品にふっくら。ナチュラルで、人工的なものとは一線を画す、本当に品のあるツヤ感なのです。

ああ、もう、全然説明出来ない。ちょっとぜひ、ぜひ、使ってみて欲しい！あの店員さんがめちゃんこ力説された理由が、ひと塗りで理解出来ましたもん！

そんなこんなで、得意じゃないコスメネタなのに1900文字も書いてしまったほどに感激だったGRIDさん。
正直なところ、プチプラコスメでもなんとかなるわ～！と30代を過ごして来た私にとっては、簡単に手が出るお値段ではありません。―――が、それでも、少しずつ集めてみたいな。これをきっかけに自分の肌と向き合って美しい40代を目指してみたいかも。なんて思ってしまうような、素敵なブランドでした。