「15メートルは足をつかずに泳げるんだけど・・・、
25メートルは足をつくの。でも泳げる・・・。
金曜日の水泳発表会、どっちに出ようか迷っているんだ・・・。」
って、子どもに相談されたら皆さんはなんて答えますか??
41才 じゅんこさんの場合
涙と根性が青春の合言葉で、愛のムチなんてものがまかり通り、
立ち向かわぬものは、逃げに等しい、、、位のなんともガチガチの
体育会系で学生時代を送った私は、時代に沿う子育てにとっても悩んできました。
スポーツをするなら壁は高くとも砕けても頑張らねばならない・・・
という思いがぬぐい切れずなんとも時代錯誤でお恥ずかしい限り。。。
また、個性を生かしたい、突き抜けたってかまわない、と大らかに子育てをしたいと
思いつつも、標準や平均からはみ出すことを恐れたり。
あーーーー、この感じ・・・。あるあるでなくとも、
「私もよ~~」なんて駆け寄ってきてくれる方、、、いて欲しいな(笑)
さて、最初の相談。
つい先日、小4の息子にされたものです。
「当然25メートルでしょ!!足ついてもいいじゃん♪」
と思いつつ・・・、この子には違うのかな??と口にするのを止めました。
「じいじと水泳の練習をしてたから、じいじに相談してみたら?」
と迷った挙句、じいじに丸投げしてみました。
オリンピアンを育てた、現役名将じいじの場合
温泉県鹿児島は、町中の銭湯にプール付きの施設があります。
真っ裸でゴーグル付けてプールで泳ぐ、カオスでしょ?( *´艸`)
でも、大人はゆっくり温泉やサウナに入れて、子どもは楽しくて一挙両得で最高なんです♡
息子は、じいじとこの夏、温泉で何度か水泳の練習をしていました。
我が家のじぃじは、現役体育教師。
オリンピアンを育て、部活のチームを日本1に導いた名将(身内馬鹿ですみません)。
息子が上記の相談をじいじにした所、、、じいじ即答!!!
「それは絶対15メートルがいいよ!!」
私・・・・(;゚Д゚)心の声「じゅうごーーー?( ゚Д゚)なんで?」
じいじ 「15メートルは足をつかないで泳げるもんね。立派な事だよ。
そしたら、その15メートルを早く泳いでごらん。
25メートルは来年がんばるといいよ!」
「泳ぐときは、下にラインがあればラインを見て泳ぐと最短距離だし、
もし15メートル息継ぎをせずに泳げたら、スピードは速いよ。」
息子「ぼく、すごくやる気が出てきた!!!!
15メートルは息継ぎしないで泳げるんだよ!!!
15メートルで1番になる!!!!
25メートルは、来年でいいんだよね。
だったら、来年絶対に泳げるように練習がんばる!」
息子の少し沈んだ顔が一気に晴れた。
名将ォォォーー( ;∀;)!!!!!
出来ることを褒めて、達成感を与え、自信をつけさせる。
具体的なアドバイスをいれ、次につながるやる気まで与え、
周りの第3者の心もうつ的確な即答。
安心したように、これでいいんだと喜ぶ息子を見て、
もうなんだか胸がいっぱいで、「よかったねー」と
よくわからないなんだか泣きたくなるような微笑みを浮かべてしまった
まだまだ勉強中の母ちゃん。
子どもたちや、なにか新しいことを始める時って、
毎日が『新しく出来た!!』の連続なのに、
自分の経験値で『そこまではできるでしょ。』とか
『やっとできるようになったんだ。』とか。
それどころか、『いや、むしろ遅い方でしょ!!』とか思ってしまう
事もある私。猛反省・・・(/ω\)
この短いやり取りで、改めて『伸ばす』声のかけ方を学びました。
半径3メートル以内の本当に身内の話ですが、子育てに悩んでいる方に
届くといいな♡
じゅんこ
40歳/夫・娘(9歳)・息子(7歳)/手づくり部・美容部/大好きなLEEをご縁に巡り合う人や、モノや、風景。今からとてもワクワクしています。LEEからもらう、豊かさや、センス。誌面を通して伝わるLEE100人隊のLEE愛(笑)。今までも、これからも大好きです。私も鹿児島から、声を大に! 文字も大に(笑)! LEE愛をお届けします。Instagram:@juddy052
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