「給料日前でピンチなので、今日はモヤシ炒め~?」
このセリフ、ずっと言いたかったんです。
でも、言ったことない。。。
なぜなら、家計管理が出来ていないので、ピンチかどうか、分からない・・・。
ずっとずっとズボラな自分が嫌でした。
そんなときに見たさおちちゃんのクリップ。
コツコツとダウン貯金をして、ウールリッチのダウンを買ったんですって!
20代の子がコツコツと貯金して上質なものをお迎えしているのに、かなり年上の私ができていないなんてダメすぎる!と、すごく私の心に響いたんですよ。
そんな私が、とうとう貯蓄体質になりました!!!
家計簿が続かない私でもできる、ズボラさん向き家計管理術をご紹介させてください。
その名も1日3000円生活
たまたま図書館で借りた節約ブロガーさんの方法です。
名前の通り、1日3000円で生活するのみ!
私は1日始まりで家計管理をしているので、1日までにその月の日数×3000円分の千円札を用意します。
例)8月は31日あるので、31日×3000円=9万3千円になるので、93枚の千円札が必要
ゆうちょ銀行のATMだと、9万3千円を「93千円」という金額で入力するとすべて千円札で引き出すことができるので、便利!
ただ、お財布には入りきらないし、封筒にも入りきらない量の札束が出てくるので、持ち帰り時にはご注意くださいね。
これを1週間分ごとに袋分けします。
※とにかく枚数が多いので、分割しておくと管理しやすいのです。
最初は1週で1袋、と思って無印良品のクリアケースをTOP画のように5枚用意していましたが、1枚はマスク入れに使っちゃったので、1袋にドン!
この中から毎日1,000円札を3枚出して、お財布に入れています。
毎日ちゃんと取り出すかなー?とも思いましたが、お財布に3,000円増える喜びを知った今、ウキウキしながら朝イチに3,000円を用意しちゃいます♪
現金払いで自分の支出の傾向を知る
ポイント還元率の高いクレジットカードを使っているので、クレカ払いの方がポイントつくし・・・と思って日常のこまごましたものもすべてクレカ払いだった私。
でも、結局使いすぎる金額の方が、ポイントで浮く金額よりも大きいんですよね。
なので、基本3,000円という現金で生活をまわすことにしました。
2月からこの節約生活をしていますが、昨今はコロナの影響でカード払いの方が感染予防になるので、最近はうまくカードも使うようになりましたが、最初の1か月は現金のみで生活をしてみることをオススメします。
自分がどれだけお金を使っているかの傾向は、現金の方が分かりやすいからです。
3,000円という数字
1日に3,000円という金額、あなたは高いと思いますか?安いと思いますか?
私は1日1,000円とかは絶対無理だなーと思ったのですが、3,000円ならいけるんじゃない?と思って始めてみました。
そして、節約ブロガーさんが3,000円と決めたのであれば、この金額を守れば節約できているということでは?とまずは3,000円という金額を信じてやってみました。
そして、最初に9万3千円がお財布に入っていたら、減る一方で「あー、あと●●円しかない・・・。あと何日もつんだろう・・・。」とテンションダダ下がりで続かないので、毎日ちょっとずつお金が増えていくというのがこの節約法の利点だと思っています。
実際にやってみた
もともとお惣菜もテイクアウトもあまり好きではないのと(熱々出来立てが好き♡)、自粛中のため外食は一切しなかったこともあり、基本毎日3食自炊&お弁当持参です。
なので、食材や日用品だけだと1日3,000円生活は楽勝でした!
我が家の食事が質素なのかもしれませんが、八百屋さんや下町価格のスーパーを上手く利用しています。
お財布には毎日3,000円が増えていきますが、買い物に行かず家であるもので済ませたら次の日は6,000円使えるわけですし、そこでまとめ買いしたら、また数日お買い物しなくてよくなるので、その分また使わなかった3,000円が溜まっていく、という状況です。
ただ、3,000円は食費だけではなく日々消費する生活費全般の金額なので、例えば病院に行ったらその日は医療費に1,500円取られてしまったので、残りのお金でやりくりしなければ・・・ということになります。
でも、生活ってそういうことですよね。
私は現在治療中で通院しているので、医療費が結構かかっています。
それに伴い、自分でもサプリやらアロマやら漢方やら試している健康オタクなので、なかなか出費が重なっている状態なのですが、今までだったら「健康のためのお金は別枠!」と思っていて、医療費がかかっても生活水準はあまり変わらず。
でも、何かに出費が増えたら、何かを減らさないと、お金は減る一方なんですよね。
それがわかってから、飲み終わらないうちに新しいサプリに手を出す、なんてことはせず、まとめ買いもしなくなりました。
今日使えるお金の見える化
出費があったら、残りのお金でやりくりする。
これ、私がずっとやりたかったのにできなったことです。
『今日使えるお金は今日お財布に入っているものがすべて。』
ある意味家計簿より明確です。
財布を見れば、何円使えるか分かるのですから。
例えば4,000円の商品が欲しいのに、3,000円しか持っていなかったら、1日待てば買えるんです。
1週間は待てないけれども、1日なら待てますよね。
そのために残りの金額で食費等の必要経費を調整するクセがついてきました。
「お買い物ってお金があって初めてできるものなんだな」とすごーーーく当たり前のことにやっと気付くことができました。
クレジットカードを使いたいときは
それでもやっぱりクレジットカードを使いたい!と思うときやネットでの買い物をすることもあるかと思います。
クレジットカードを使った場合は、レシートや領収書をとっておき、お財布に入れておきます。
※家計簿をつける必要はないので、現金払いのときはレシートは捨てています。
そして、カード払いレシートの金額分のお金をお財布から抜き出して、別に袋分けしておきます。
ポイントはざっくり四捨五入して1,000円単位で袋分けすること。
カードで4,800円使ったら、お財布の中に5,000円が入っている時点で、お財布から抜いて袋分けするのです。
こうやってカード払いはすべて1,000円単位で別に入れておいて、月に1回次月のお金を引き出すタイミングで、銀行に入金します。
毎月クレジットカードの請求金額を見るのが怖かった私ですが、今は「はいはい、もうちゃんと用意してますよー♪」ともう怖くない!
あと、レシートがある=自分のカードに借金している状態なので、お財布からレシートが無くなったときの快感といったら!
ちなみに、ナナコやWAONも使っていますが、お財布に余裕があるときは2~3千円単位でチャージしているので、「今日は現金がもうない・・・」なんてときはナナコやWAONが使えるスーパーであえて買い物してしのぎ、「あの時チャージしていた私、偉い!」と過去の自分にすごーーーーく助けられたりします。
自分のお小遣いは別枠
浪費傾向にある私がいきなり節約ブロガーレベルを目指そうとは思いません。
なので、自分のお小遣いは別枠。
確かその節約ブロガーさんよりも、我が家は子供も多く年齢も大きいため支出が多いはずなのと、フルタイム正社員ということで必要経費も多いと思うので。
そして年齢的に長く使えるものが欲しいと思っているので、プチプラよりも多少高くても質が良いものを買いたい気持ちは大事にしたいと思います。
また、好きなものやお友達との交際費はケチケチしたくないので、自分のお小遣い(定額)から使います。
ただ、家計のお金に結構余裕がある場合は、そちらから援助をいただきます 笑。
その代わり、お財布の中身がカツカツなのに、どうしても生活費が必要な場合は私のお小遣いから出します 涙。
自分のお財布のなかで、生活費とお小遣いが貸し借りしている状態ですね。
でも、生活費もお小遣いも決まった金額内でやっているので、別に問題ありません。
ただ、自分のお小遣いが減らないよう、なるべく生活費から援助がもらえるよう、1日3,000円生活でやりくりしようとする意志が強くなり、結果すごく節約志向になりました 笑。
自分のお小遣いと家計費は1つのお財布で管理しています。
左がお小遣い、右が家計費。
自分のお小遣いはドドンと大きな支出で使ったりカード払いすることが多いので、一万円札でまとめて、あえて出しにくくしているので、どちらが家計費か見れば分かります。
自分ののお小遣いはやや高めの設定かもしれませんが、余ったらこれまた貯蓄して、自分が本当に欲しい特別なものや、家族旅行に使おうと思っているので、そちらも貯蓄を頑張るようになりました。
別枠にしているもの
基本固定費は夫払いが多い我が家ですが、保険料や携帯代などは私も払っています。
今後はここにもメスを入れたいなと思っていますが、まずは流動的な支出を抑えて節約生活をすることを目標としました。
あと、お米代も別。
お米代を入れると3,000円でやりくりするのはちょっと我が家的には厳しいです。
旅行以外の交通費も別。
そこまで遠出しないのと、日々の交通費まで管理すると、ズボラな私は挫折しそうだったのと、交通費をケチることは行動力や出会いをケチることになるので、性に合わないので。
って感じで結構ゆるゆるですが、だからこそ続けられているので、私的にOK。
また、外食したくなったり、どうしても家計がピンチのときは、夫に援助してもらってます。
夫は先取り貯金派で残額をやりくりしているので、私のおねだりが多いと、必然的に夫もやりくりせざるを得ない・・・?
まとめ
文章ばかり長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。
我が家はフルタイムの夫婦共働きなので、「別枠を考えたら結構使ってるじゃん!」と思われるかもしれませんが、「夫婦共働きだから、支出が多くても家計が回る」の典型的なズボラ家計だったので、1日に使える金額の目安が出来たことが大きかったです。
家族構成や家計の収入によって、3千円生活ではなく4千円、2千円と設定するのも良いかと思います。
実際、この家計管理をするようになってから貯金が右肩上がりに増え続け、昨年から予約していた4連休の沖縄旅行のキャンセル代(涙)、私の夏のボーナスはすべて貯金に回したのもあり、定期預金を1つ増やすことができました。
実はもうすぐお洋服100日買わないチャレンジも達成できそうな私。
そのチャレンジも含めて、理想のお金の使い方がわかってきて、老後への不安が老後への目標に変わったので、大きなスレトスが1つ減り、毎日を心地よく過ごす第1歩を踏み出せたような気がします。
どなたかの参考になったら嬉しいです。
マル
会社員 / 東京都 /
44歳/夫・息子(13歳・9歳)/美容部/本とお酒とおいしいものが好きです。家族や友達と笑いあう時間、1人で過ごす時間、どちらも大切に毎日を過ごしています。日々の楽しいこと、役立つこと、胸に響いたことなどを、クリップに綴っていけたらと思っています。LEE100人隊の活動を通して、たくさんの出会いがあればうれしいです。
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マル