貸してもらえる機会があったので、小説「糸」を読みました。
中島みゆき「糸」をもとにした、菅田将暉くんと小松菜奈ちゃん主演の映画の書き下ろし小説です。
ネタバレはしないように感想文を。
小説「糸」
私は運命って言葉はあまり信用していないけれど(あらかじめ決まっているものとは思いたくなくって)、でも巡りあわせは信じてるんですよ。出会う人・物とか、タイミングとか。
特にタイミングなんてさ、「なんで今なの?」って時もあれば、「今なら!」って時もあって、同じことをしようとしてるのにそれだけで結果が変わってしまうことだってあるよね。
自分がした選択が良かったのか考えちゃう時もある。もしあっちへ行ってたら…?
ぴーんときたらすぐに動けちゃうものだし、それでめでたし!って完結するけど、そうじゃない場合って何を思っても起こってる現在しか正しくなくて。
すれ違って、でも必死に理由を付けて、納得させるように生きてきたこと。
LEE世代ならどこかしら心当たりがあるんじゃないかと思う。
この小説は、平成13~31年の年月を語り手を変えながら進んでいきます。主人公が12歳から30歳になるまでの出来事です。(まさに人生においていろんな出来事が起こりうる期間!)
主人公は痛みを隠しながら抱えながら一生懸命に前を向いてもがいて生きるのだけど、話が進んでいくにつれて「糸」の歌詞がしみじみと伝わってきて。
出会いが折り重なって、自分の一部になる。
今の幸せと、今までの出会い、周りの人をぎゅっと愛したくなるお話でした。
改めてめっちゃいい歌詞だわ。糸。
おまけ:映画感想文「ドラえもん のび太と新恐竜」
うってかわりましてね。
こっちは映画を見て来たよ。テレビで映画が放送されてからハマった娘リクエストにより。
その名のとおりのび太と恐竜が出てくるんですけど、わたし、のび太と恐竜が同じ絵面に出てきた時点で泣いてたよね。←かなり序盤です
ドラえもんって久しく見てないんですけど、映画版って毎回泣けるんですっけ?大号泣!っていうよりじわじわずっと泣いてました。
主題歌のミスチルがまた、泣かせにくるのよ。
そうそう今度「STAND BY MEドラえもん 2」も公開予定なんだとか。いや、それも泣くわ!

TB - ゆかり
主婦 / 岐阜県 / LEE100人隊トップブロガー
45歳/夫・娘(9歳)/手づくり部・料理部・美容部/音楽大好きYUKI部・紙モノ大好き文通クラブもマイペースに活動中。わたわたしている日常の中で、ブログは大切な休憩場所。私なりのスキ・タノシイ・カワイイを目いっぱい綴りたいと思っています。ラストイヤー、ぜひお付き合いいただけたら!普段から割とにやにやしています。声は低め。猫を飼うのが夢。
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