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クッキー創刊20周年と20年前の自分と今の自分

  • マル

2020.07.11

  • 14

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このたびの豪雨災害により被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

被災地域の一日も早い復旧と、被災地の安全をお祈り申し上げます。

 

〇 〇 〇

 

以前も集英社のクッキーを愛読しているクリップをあげましたが、今でもまだまだクッキー愛読中です。

お風呂で半身浴しながら読むのが至福の時間♡

 

以前のクリップ→「ときめきトゥナイトが表紙!のクッキー3月号」

 

そんな大好きなクッキーがこのたび創刊20周年を迎えました!いくえみ綾先生もまだまだ現役で新連載!

(発売日よりだいぶ空いてしまいましたが・・・)

 

えーと、私いつから読んでいるんだっけ?と記憶を遡りましたが、大学生協の自販機でクッキーを買っていた記憶があるので、大学生のときからです。

※大学生協は定価より安く買えるのでよく利用していましたが、クッキーやジャンプはなぜか自販機で売ってました~。

 

あれ、私20年読んでるかも 笑。

ということで、私の少女漫画好きを20年支え続けてくれたクッキーに感謝です!

 

大学生の頃と感覚は違うかなと思いますが、全然違和感なく読めちゃう自分が怖い・・・。

 

でも、深キョンでドラマ化された「初めて恋をした日に読む話」とか、アラフォーでもいけちゃうよね?とか、ときめきに年齢は関係ない!と思っております。

いや、逆にアラフォーにこそときめきは必要だよ。

(つい、太字・・・)

 

漫画とともに成長してきた私は、色々な 漫画の名言に助けられてきましたが、つい最近も「これは!」と思う言葉があったので、ご紹介させてください。

 

クッキーの中でも人気の連載「ハコイリのムスメ」。

脇役のエピソードですが、ネタバレNGの方はご注意ください。

 

****

家業の八百屋を継いでいる結婚願望強めの30代の「美子」はUターン就職したイケメン弁護士「敬一郎」と出会い、恋に落ちます。

 

しかし「敬一郎」は結婚願望がない人なので、「わかる~、私も結婚とかあまり興味ないし。気が合うね、付き合わない?」と、結婚願望がない「面倒くさくない女」を演じてしまうんです。

 

でも本当はすっごい結婚したいのに!!!

 

結果、その気持ちが人づてにバレて、結婚云々じゃなくて、「彼女の本当の結婚観をなぜ本人ではなく人から聞かなきゃいけないのか」と本音が言えない関係が原因で、ふられちゃうんですよね。

 

ものすごく結婚したいときに、理想の彼氏が出来たのに、ミスって破局。

 

フィクションでも想像しただけで辛い?

「自分だったら敬一郎との結婚生活を想像して、一生後悔するかも・・・」なんて思ってました。

 

そんなとき、同じく美子を可愛そうに思っていた主人公に対して、主人公の彼氏が敬さんと結婚しても幸せになるとは限らない、逆に敬さんと結婚しなくても、美子さんがいい人生を歩む可能性なんてアホほどあるというようなことを言ったんです。

 

この言葉、私、刺さりました。

 

****

 

クッキーを買っていた20代大学生のときは、まだまだこれから未来を切り開いていく時でした。

 

あの頃描いていた人生と同じ人生を過ごしている人って、どれだけいるんでしょうね。

 

この年齢になってくると、家族構成や仕事などのライフスタイルが定着してきて、なんとなく、自分の今後の人生はこんな感じなんだろうなぁ、と見えてきます。

 

自分の人生に納得していない訳でなくても、自分が描いていた人生と違う点や、それを叶えている人をみると、「こうだったらもっと幸せだったかな」とよぎることがあるんです。

 

「こんなところに住みたかった」とか、「こんな暮らしがしたかった」、「こんな仕事や働き方をしたかった」、「パートナーがもっとこうだったら」とか、「家族構成がこうだったら」「もっと体調がこうだったら」等、きっと誰しも何かしらあるような気がします。

 

でも、この漫画のこの言葉に出会えて、「ああ、思い描いていた人生とは違うこともあるかもしれないけれど、だからといってそれが幸せでないとは言い切れないんだな」と思うことができました。

 

思い描いていた人生はフィクションだから、そこには不安も不満も悩みもない人生が存在するけれども、もし思い描いていた通りの人生を歩んでいたとしても、リアルに生きていれば、きっと何かしら悩みはあったはず。

 

私は過去の後悔を引きずったり、未来を不安に思うことが多い性格なので、夫から「今できることを精一杯やりなよ」と言われます。

 

過去のことは変えられないから「今」を頑張るしかないし、「今」を頑張ることが未来につながっていくので、いつもどんなに悩んでも「あぁ、結局『今』を頑張るしかないんだなぁ」という答え以上のものがみつからないので、こちらも私にとっての名言のような気がします。

 

といいながら、過去のことをグチグチ言わせてもらうのも、夫婦だからできるってことで、良く思い出話とともに「あの時はあんなこと言ったよね・・・!ひどっ!」とグチグチ言わせていただきますが 笑。

 

当時「ひどっ!」と思ったことを、10年経てばゲラゲラ笑い話にできるなんて、年齢を重ねるのも悪くないなと思えたり。

 

「なんとなく想像できちゃう」と思った人生も、もしかしたらビックリするような嬉しいサプライズが待っているかもしれないので、ちょっぴり期待しつつ、今を大切に過ごしていきたいなと思います。

 

マル

会社員 / 東京都 /

44歳/夫・息子(13歳・9歳)/美容部/本とお酒とおいしいものが好きです。家族や友達と笑いあう時間、1人で過ごす時間、どちらも大切に毎日を過ごしています。日々の楽しいこと、役立つこと、胸に響いたことなどを、クリップに綴っていけたらと思っています。LEE100人隊の活動を通して、たくさんの出会いがあればうれしいです。

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