上野の森美術館。
原田マハの小説を手にしたきっかけで行ってきました。急きょ休みになり、展は平日しか行かないと決めていたのもあって。
厳選された絵画なので当然かもしれませんが、華やか・鮮やかなものが多く感じられて楽しめました。
大好きなドガやルノアール以外の、ゴッホやセザンヌなんてそれだけの展なら行かなかったので、美術館展はちょっと新鮮。
ゴッホの自画像も、偶然有名人に会ったような気分になるし。
デトロイト美術館のエントランスにある、デトロイトの産業を描いた壁画は、上野の森美術館のエントランスにもあって(レプリカ)、常設展にはない面白さ・自由さ。
ミュージアムショップでは今回、ルノアールとコラボした“あめやえいたろう”の飴を主人へのお土産に。
でもなぜ、あめやえいたろう?
ちなみに左下のルノアールは、私の愛用iphoneケースです。
天気がとても良かったので、平日でも上野は賑やかでした。
パークサイドカフェも混み混みで入れませんでしたー
原田マハ「デトロイト美術館の奇跡」
絵画と小説をコラボしながらの鑑賞がこんなにも深みや味わいを感じられるなんて思わなかった。
たまたま目に止まり、ガイドブック感覚で購入しただけなのに、こういった体験ははじめて。
デトロイト美術館をめぐるそれぞれのストーリーが、最後に一つの絵で繋がって、奇跡を起こす。・・と書いてしまうとドラマチックですが、すごく大人しいお話です。
ただ、その登場人物が実在しているのを、いつもはスルーする年表で気付いたり、この絵をこんな気持ちで鑑賞していた人がいたのか・・なんて、あまり好みではない絵でも何かを感じられたり、とても楽しかったです。
おそらく読まなければ絶対に気に留めなかった、デトロイト美術館エントランスにある壁画のレプリカにも感動しました。
100ページ程なので軽めに読んでしまえる半面、ちょっと物足りないかもしれませんが、絵画好きの方にはおススメできる一冊です。
明日香
35歳/夫/料理部・美容部/北海道出身です。ランニング、美容、美術館巡り、ときどき旅行をしています。相変わらず苦手な料理と整理整頓を今年も目標にしています。Instagram:@kmr28ask
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明日香